カンム、小学生向けの夏休み金融セミナー「夏休み!親子で学ぶ、マネーリテラシー学校」を開催!【8月22日(火)13時〜14時半】
株式会社カンムのプレスリリース(2023年8月9日 08時50分)カンム、小学生向けの夏休み金融セミナー[夏休み!親子で学ぶ、マネーリテラシー学校]を開催! 8月22日(火)13時~14時半
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000012797.html
Photo by Ivan Aleksic on Unsplash
こんにちは、株式会社カンム 広報の宮本です。今回は8月22日(火)に、初開催したお子さま向けの金融セミナー「夏休み!親子で学ぶ、マネーリテラシー学校」の様子をお届けします。
今回のテーマは「電子マネー」。外部講師(キッズマネースクール認定講師)をお招きし、クレジットカードや○○ペイなどの電子決済に関して 「見えるお金と見えないお金」の違いを知ってお金を正しく使う知識を楽しく学べるセミナーとなりました。
昨今、小学生のお子さまが「電子マネーで、お金の感覚が分からず使ってしまう」などの事例が報道されています。「直接手に触れられない電子マネーのお金の価値をどう教えるか」という課題感が浮き彫りになっている状況です。
Visaプリペイドカード「バンドルカード」を提供する当社では、未成年の方がご利用になる場合には保護者さまの同意を得た上でご利用いただく仕様にしていますが、金融サービスを提供する事業者として「電子マネーや金融サービスの正しい知識を身につけてもらいたい」と考えています。
また、「お金との付き合い方を学ぶことで、金融は怖くないことを認識してもらい、その上で将来お金にまつわる適切な判断ができるきっかけづくり」の場を提供したいと考え、今回の開催を決めました。
▼詳しいプログラム内容はこちら
▲外部講師(キッズマネースクール認定講師)の方々
ーー「わぁ!すごい!なんでも買える!」。亀を助けた浦島太郎は、竜宮城に行った帰りにお土産にもらった“りゅうぐうカード(電子マネー)”を手に、お店でおにぎりやハンバーガー、欲しかった服などをたくさん買いました。何度お店に行っても、何度使っても、ずっと使えるカードで買い物を続けること3回。“りゅうぐうカード”は使えなくなってしまいます。突然、店員さんから「残高不足しております」と言われ、電子マネーは無限に使えるわけではないことを知る浦島太郎は呆然と立ち尽くす。
という、まさかのバッドエンドに、参加した小学生も驚いた様子。中には呆然としている子も。
しかし、現実では昔話やおとぎ話のようにハッピーエンドではありません。使ってしまったお金は戻って来ないことや、電子マネーは無限に使える“うちでのこづち”ではないことを知る良い機会となったはずです。
その後、小学生には仮想の遊園地に行き、観覧車に乗れる券やアイスなど好きなものを“りゅうぐうカード”で買って、お金が足りなくなったらチャージする体験を何度か繰り返してもらいました。実際にチャリーン♪とチャージ音がするまでカードを近づけるのも本格的。
このほか、お金の重みが伝わるように、現金1000円分の1円玉を持ってもらうコンテンツもご用意しました。実際に持ってみると「重たい!」とびっくりして落としそうになる場面も。デジタルネイティブと呼ばれる世代にとって、現金を扱う機会も少なくなる中、あえて現金に触れる体験をすることで、将来的に電子マネーを使う場面が来たときに“現金”を思い浮かべ、価値を知った上で使ってもらえることを願っています。
▲参加してくださったお子さまたちの感想を抜粋しています
今回の金融セミナーでは、電子マネーやお金の「便利さ」をメインで伝えたかったわけではありません。むしろ、使い方によってはリスクがあることを分かりやすくお伝えするようにプログラムを構成しました。お子さまたちの感想を読んでいると、一定「お金は無限に出るわけではない」「電子マネーも使い方によってはトラブルになる」ことが伝わっていることがわかりました。
▲親御さまにお配りしたご家庭でのルールメイキング参考事例
電子マネーは無限にお金が出てくる“うちでのこづち”ではない、とお子さまがお金の価値や電子マネーの特性について理解が深まったら、次に必要なことはご家庭でのルールメイキングの番です。
セミナー当日は親御さま向けに、ご家庭でのルールメイキング参考事例をお配りした上で、講師の方から「お子さまが知らず知らずのうちにご家庭のクレジットカードを使ってしまった事例」など含めて具体的に共有させていただきました。お子さまだけでなく、親御さまにとっても学びの機会を提供できておりましたら幸いです。
当社は、今後もお子さまや親御さまをはじめとする皆さまが安心して電子マネーをお使いいただけるよう、啓蒙活動を含めて取り組んでまいります。
▼当セミナーは日経新聞でも掲載されました。