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コードを書くだけじゃもう物足りない! プロダクト作りにかける想い

Kaizen Platform入社前は何してたの?

プログラミングを始めたのは高専生時代で、きっかけはMinecraftのMOD(改造パッチ)を作るために覚えたJavaでした。当時はまだMOD開発に関する日本語のドキュメントがほぼ皆無で、ソースコードを読んだり海外のフォーラムに潜ったりして集めたノウハウを日本のフォーラムに投稿する、というのを繰り返していました。今にして思えばあれが初めての開発者コミュニティへのコントリビューションで、今の自分の原点のような気がします。

2015年に高専の専攻科を修了したあと、株式会社トップゲートに入社しました。トップゲートでは主にGoogle App Engine/Goでのバックエンドの開発やAngularJS/TypeScriptでのフロントエンドの開発をやっていました。
同時期くらいから勉強会やイベントでの登壇、執筆などの活動を行うようになり、Webフロントエンドのコミュニティでつながりが増えていきました。Angular日本ユーザー会(ng-japan)の代表を務めることになったことや、フロントエンドエンジニアとしてKaizen Platformに入社するきっかけをくれたaxrossと出会ったことも、コミュニティ活動を続けてきた結果です。


今は何してるの?

2017年7月から株式会社Kaizen Platformの東京オフィスで働いています。基本的にはフロントエンドエンジニアなのですが、サービスにとって必要ならフロントエンドにとらわれずやれることをやりたい、ということでCTOの渡部から言われた「アプリケーションエンジニア」という肩書きが気に入っています。

今の仕事はKaizen Platformのメインプロダクトの開発が中心で、AngularJS 1.5系とCoffeeScriptで書かれたそれなりに大きくそれなりにレガシーなアプリケーションと向き合っています。新規の機能を開発しつつ、隙あらばパフォーマンス改善やリファクタリングを差し込むために虎視眈々とタイミングを狙っています。レガシーなコードに触れるのは苦労も多いですが、そういったアプリケーションは往々にして大きな価値を発揮し続けている稼ぎ頭ですので、既存のコードに敬意を払いながらできることをできるだけやっていこうと思っている今日このごろです。

Kaizen Platformってどんな会社?

Kaizen Platformは「良い組織」を作るための仕組みがある会社だと思っています。

自分がKaizen Platformに入社して一番驚いたのはミーティングの多さでした。全社ミーティング、プロダクトごとのミーティング、エンジニアチームでのミーティングなど、さまざまなスコープで区切られたメンバーでの定期ミーティングが開かれます。そこでは自分たちが何のために何をしているのかという現状の確認と、そして次にやらなくてはならない目標の共有などの「同期作業」が行われます。当然のことのようにも思えますが、その「当然」の維持を徹底しているのがKaizen Platformという会社です。コミュニケーションが疎な状態でも正しく同期が取られていればメンバーを信頼して自分の仕事を全うできます。「リモートワークで自由な働き方」という印象からは想像しにくいかもしれませんが、これこそが「当たり前なリモートワーク」を支えるための最重要な要素だと思っています。

組織が組織として成り立つには、メンバー全員が同じ方向を目指して進むことが必要です。Kaizen Platformではメンバーひとりひとりが持つ情報、意識の同期を徹底することによって、どこで仕事をしていても一体感をもって会社を前に進めていくことができているのだと思っています。


今後チャレンジしていきたいことは?

ひとりのWebフロントエンドエンジニアとしては、日本のWebを盛り上げていくためのコミュニティ活動にこれまで以上に力をかけていくつもりです。Angular日本ユーザー会だけでなく、他のコミュニティとも協力して一緒に盛り上げていけたらいいと思っています。

Kaizen Platformのメンバーとしては、ぜひともメインプロダクトのレガシー脱却を推し進めたいところです。Angularのエキスパートとしての自分の価値も生かしつつ、エンジニアの自己満足で終わらないよう注意しながらよりよいプロダクトになるように最新の技術を取り入れていきたいと思っています。
コードを書くだけのプログラマではなく、サービス・プロダクトの価値を高めるための仕事をするエンジニアとして、信頼できる仲間とともに世界を改善していきたいです。

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