こんにちは。カイロスマーケティングの代表の佐宗（さそう）です。

今日も１人、昨日も１人、一緒に「マーケティングをもっと身近なものに」することを目指していただける新しい仲間が当社に入社しました。これから一緒に事業を大きくしていこう！日本をMARKETING JAPANにしよう！と思うと、とてもワクワクします。

一緒に働いていただける仲間には、今後も急速に発展し続けるデジタル時代に必要なスキルを、当社の事業を通じて、磨いていただきたいと思っています。

わたし達、これまで1,000社以上のお客さまと接触してきました。振り返ってみると、デジタルマーケティングで成功するご担当者がもているスキルや技能って、共通する点があることが見えてきました。

そのスキルや技能について、現時点で感じていることを共有したいと思います。

Software Eats the World（デジタルが世界を飲み込む）という時代の流れ

まずは少し余談を。

このタイトルの「Software Eats the World（デジタルが世界を飲み込む）」。ちょっと過激な表現ですね。これはウォールストリートジャーナル誌に2011年に投稿されたマーク・アンドリーセン氏の論文のタイトルです。

多くの人がスマホやパソコンでWebから情報を得ている。インフラコストが安くなり、SaaSなどのデジタルサービスの起業コストが下がりました。

その結果、書店、音楽、映画、ゲーム、電話、リクルーティング、などあらゆる分野で、デジタルサービス（ソフトウエア）が既存のビジネスモデルを次々と飲み込んでいる現状があります。

と、いうあたりが、本論文の「Software Eats the World」の趣旨です。現在だけでなく、今後もこの方向性は続くと考えることが妥当であると思っています。

こうした時代の中で、やはりこれから紹介する２つのスキルや技能の重要性が今後、どんどん高くなると感じています。

1.既存のビジネスを置き換えるようなサービスを作るプログラミングスキル

1つは既存のビジネスモデルを置き換えるようなデジタルサービスを立上げるためのプログラミングスキルです。単純にプログラムを書く技術的な能力だけでなく、ビジネスの視点、市場を読む視点も必要であると思っています。

プログラムを書くだけのスキルではなくて、既存のビジネスモデルを覆すような創造的なサービスを作るためのプログラムを書く。ビジネスとプログラミングの両方のスキルが必要です。

プログラムの仕様書をきっちりと書いてから、サービスを立ち上げる。そんな悠長な時間など、会社を立ち上げるときにはありません。Time To Market。これに尽きます。

わたしはビジネス側の仕事だから、プログラミングは関係ない。いや、そんなことはありません。プログラマーでなくても、プログラミングの基本的なスキルがなければ、知見に富んだ素晴らしいビジネスモデルは描けません。

2.インターネット上で自社の顧客を探すスキル

みなさんも何かを買おうと思ったら、インターネットで調べることが多くありませんか？個人の買い物でも、法人の購入でも、インターネットで情報収集することが当たり前になってきました。

このような購買行動をしている自社のお客さまをインターネットで探し出すスキルが今後、ますます必要であり、かつ、価値の高いスキルになると思っています。

インターネット、つまりデジタル領域には営業マンが入り込めません。何せデジタルですからね。

デジタル領域で自社のお客さまを探すためにはツールが必要です。それが「マーケティングオートメーション」なのです。

マーケティングオートメーションを巧みに操って自社の顧客をデジタル領域から探し出すスキル。これが、プログラミングのスキルと並んで必要になることはほぼ間違いないでしょう。

マーケティングオートメーションについては、当社の以下のブログ記事が参考になると思います。

今回紹介したスキルは、わたしたちが５年以上の歳月をかけて気づき、そして実践してきたことです

当社が提供するツール「Kairos3」は、完全の自社開発です。通常、メール配信部分など外部のサービスを利用するのですが、当社は全て自社で開発しました。マーケティングオートメーションという、その当時はなかったビジネスモデルを、一から自社で作り上げ、日本のマーケティングオートメーション市場を作ってきました。

そして、当社は５年半前の創業時から、ほとんど広告費用を使っていません。広告費用なしで、およそ６００のお客さまを探してきました。

６００のお客さまを「マーケティングオートメーション」を巧みに操作して、自社の顧客をデジタル領域から探してきたのです。

こんな当社にご興味のある方は、お気軽にご連絡くださいませ。