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IoTの次はIoF  食べる通信から生まれたkakaxiがSXSWでも注目

毎年3月にアメリカのオースティンで開催される「サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)」に、東北食べる通信が産み落とした『kakaxi(http://kakaxi.jp/)』が参戦。現地でも大きな注目を集めています。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/030800043/031500009/?ST=trnmobile&P=3

kakaxiは、農場用のデバイスと消費者向けのスマホアプリがセットとなったサービスです。農場用のデバイスは、カメラや日照計、雨量計などに加えて3Gの通信機能も内蔵しており、タイムラプス(一定間隔での連続撮影)動画の撮影も可能。このデバイスで集めたデータや写真、動画を消費者のアプリにリアルタイムで配信し、「生産者と消費者の心理的な距離を縮める」のが狙いです。

アメリカのkakaxi社CEOの大塚泰造、CVOの高橋博之を含むメンバーの一部は、東日本大震災後の13年7月にスタートした「東北食べる通信(発行元:NPO東北開墾)」に携わるメンバーでもあります。東北食べる通信は、取材を基に生産者の声を伝える紙媒体と食材がセットになった、サブスクリプション(定期購入型)のサービスです。

現在では約1500人の会員が集まり、会員募集をストップする時期もあるほど好評をいただいております。1500人に上限を設定したのは、生産者と消費者が交流するコミュニティサービスとして適正な規模があると考えたからです。このモデルを全国各地にライセンス方式で広げ、30地域で「食べる通信」が創刊されています。

しかし、綿密な取材活動と編集作業、印刷工程を必要とするため、大きな社会的インパクトを出すには限界があります。そこで、デバイスとアプリを使い、生産者と消費者を直接つなぐことを考えたのが、このkakaxiです。これならデバイスの数さえ確保すれば、生産者やユーザーがどれだけ増えても、常に畑の生の姿、生の声を伝えることができます。

私たち東北開墾は、新たに株式会社を立ち上げ、消費者が生産者からダイレクトに旬の食材を購入できるフリマアプリを開発中です。このサービスに、kakaxiも投入されます。日本の食の未来を変える、この新しい事業の立ち上げに参画してくれる仲間を募集しています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。https://www.wantedly.com/projects/47403

東北開墾代表 高橋博之

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