こんにちは!常光 採用チームです。
本企画では、社員の1日に密着。1日に沿って、職場の雰囲気や業務内容をお伝えします。
今回密着するのは、医療機器 開発部のG.Hさん。始業から終業までの流れ、そしてチームの雰囲気について教えてもらいました。
※本記事の内容は、2025年12月公開時点のものです。
目次
メンテナンスから電子回路・制御ソフトの設計まで―スキルの幅が広がる開発部の仕事
🔽G.Hさんのとある1日
【1日の業務】週の行動計画をベースに日々の業務を柔軟に変える
【休憩】お昼の時間で午後の集中力を高める準備を
【外勤】展示会への参加や外部機関との連携も欠かせない取り組み
【業務終了】好きなことが待っているから仕事も頑張れる
自分のやりたいことを組織が後押ししてくれる
メンテナンスから電子回路・制御ソフトの設計まで―スキルの幅が広がる開発部の仕事
ーーまずは、現在の所属部署や業務内容について教えてください。
私は現在、医療機器開発部の電子回路設計グループに所属しています。2021年に入社して以降、主に電子回路の設計を中心に担当してきましたが、ここ1年ほどはソフトウェア設計にも挑戦中です。
現在は既存装置の電子回路まわりのメンテナンス対応などをしつつ、自身がつくった基盤の制御ソフトの設計プロジェクトに軸足を置いています。電子回路とソフトウェアでは業務内容が大きく異なる部分もありますが、学びながら取り組んでいるところです。
🔽G.Hさんのとある1日
【1日の業務】週の行動計画をベースに日々の業務を柔軟に変える
ーー出社後、どのように業務をスタートされるのでしょうか?
まず、その日の業務全体をざっと見直すところからスタートします。週の行動計画をベースに「今日一番に取り組むことは何か」「前日終わらなかったタスクや、逆に早く終えられたものがあったか」などを再確認して、1日の流れを整理するようにしているんです。
メールや会社のグループウェアに投稿されている新着のお知らせに目を通したら、その後はチームの朝礼に参加。その日の予定を簡単に共有して、情報を整えてから各自の業務に入っていきます。
ーー日によっても異なると思いますが、直近はどのような取り組みをされているんですか?
本当に日によってさまざまなので、一律にこうとは言い難いのですが、直近は装置の不具合対応に時間を使っていましたね。私が担当している装置にトラブルがあったので、状態を確認したり、必要に応じて修理したりといったメンテナンス業務を行いました。
通常はソフト設計業務を中心に進めていますが、自社装置のメンテナンスは自分たちで責任を持って行う必要があるので、状況によってはそちらが中心になる時期もあります。
また、装置ごとにプロジェクトチームがあるため、それぞれの状況共有や課題整理を行うミーティングに参加することも多いです。
月次や週次の定例のほか、デザインレビューと呼ばれる会議もあり、開発部だけでなく、営業サービス部や製造部など、他部署の視点も開発に取り入れています。 加えて、最近は海外製品の販売代理業務も始まり、海外製品を常光で販売するための書類作成プロジェクトも始まりました。書類には技術理解が求められる項目が多く、開発部が主体となって対応する必要があるので、こうした事務的なプロジェクトを進めることもあるんです。
このように、装置の技術対応から設計業務、ミーティング対応、書類作成まで、その時期ごとに取り組む内容も変わります。
【休憩】お昼の時間で午後の集中力を高める準備を
ーーランチの時間はどのように過ごしているんですか?
基本的には、一人でゆっくり過ごすことが多いです。ランチを食べた後は、外の空気を吸いに外出することもあれば、休憩スペースで他のメンバーと雑談することもあります。開発部には、良い意味で“各自自由に過ごす”スタイルの人が多いので、自分のコンディションに合わせて過ごしやすい雰囲気がありますね。
ーー休憩後、すぐに仕事に集中するコツはありますか?
毎日そうしているわけではないのですが、ときには10〜15分程度の仮眠を取るようにしています。時間的に目を瞑る程度しかできませんが、それでも体と頭が休まり、午後の集中力が高まるんです。
【外勤】展示会への参加や外部機関との連携も欠かせない取り組み
ーー午後も同様にその日ごとに計画を立てて業務をされていると思いますが、オフィス外での業務もあるのでしょうか?
そうですね。頻度は高くありませんが、オフィスの外に出ることもありますね。たとえば、外部の試験機関を利用して評価を行う場合は、装置を持ち込んで試験を実施することがあります。社内だけではできない検証も多いので、これは定期的に発生する業務です。
また、学会に参加し、営業メンバーと一緒に医療機器の展示ブースに立って自社製品をご紹介したり、医師の方々の発表を聴講して最新情報をキャッチアップしたりすることもあります。
ほかにも、部品関連の展示会にも足を運ぶこともありますね。部品や技術関連の知見は、日々の設計にも活きてくるので、広くアンテナを張るようにしています。
【業務終了】好きなことが待っているから仕事も頑張れる
ーー業務終了後、オンオフの切り替えはどのようにされているのでしょうか?
業務終了前に「今日は何ができて、何ができなかったのか」ということを日報に残し、翌日は何から手をつけるかを整理しておきます。あまりオンオフの切り替えは意識しておらず、仕事にひと区切りがついた段階で自然とオンオフが切り替えられている気がしますね。
ーー自然とメリハリがついているんですね。仕事終わりはどのように過ごすことが多いんですか?
趣味のダーツをしに行くことが多いですね。「ダーツの練習をしたいから、頑張って定時で仕事を終わらせよう」という感覚もあるかもしれません(笑)。好きなことがあると、それが仕事を頑張る原動力にもなるので、良いバランスで続けられていると思います。
自分のやりたいことを組織が後押ししてくれる
ーー最後に、開発部が気になっている方にメッセージをお願いします!
多岐にわたる仕事ができるのは、当社の開発部の大きな魅力のひとつだと思います。私自身も電子回路設計グループに所属しながら、ソフトウェア設計の領域も横断的に任せていただき、幅広い分野に触れて成長できていると感じています。
私がソフトウェア設計に挑戦できたのは、もともとソフトウェア設計にも興味があることを上長に伝えていたことがきっかけです。組織として、やりたいことや興味を前向きに受け止めてくれる文化があるのも良いところだと思います。
開発の1から10まで幅広く携わってみたい方、専門領域にとらわれず「いろんなことをやってみたい」という好奇心のある方は、ぜひ応募してみてください。