社会を歩んでいくうえで、支えになってくれたり想像力を広げてくれたりする本の存在って大事だよね、ということで、活動を通してご縁のある”かっこよく働くおとな”の皆さんに一冊をお贈りいただき、「あおぞら図書館」というブースを作ってみたグリーンフェス☔
その準備過程で、職場実習に来ていたメンバーと看板をつくりながら話していた時に、「自分は本は読まないけど、映画が好きで、かなり影響受けてきた」という話を聴き、結構図書館でえいが会開催している所も多いのだということを知り、読書会ならぬえいが会をやってみようということになりました。
そして、日光街道の縁ある所で開催できればということで宮代町の進修館が思い浮かび、ヨソモノながら団体登録させてもらって、まずは「ゼロ回目」実施に至ったのでした。
スタートで取り上げた題材は、医師・中村哲さんのドキュメンタリー『働くということ』。
中村哲さんのアフガニスタンでの取り組みを知っていた人、強く関心をもっていた人、聴いたことはあるという人、初めて知るという人等々、それぞれの立ち位置から映画と向き合いました。
高校生メンバーにアフガニスタンのことを調べまとめてもらい、皆で事前学習。そして、いつも楽しく活動をご一緒させていただいているキャリアコンサルタント土谷さんにお力いただき、対話型鑑賞的にワークの時間を設けました。
「行動力」「意志」「命の輝き」「土地の声」等々、さまざまな気づきの言葉を重ね合い、他者の視点や感じかた・捉えかたを自分の中に取り込みながら、観える世界を広げる機会となりました。