就職活動に対して何かしらの不安の種がある学生の皆さんこんにちは。
今回はよく大学の後輩と話をしているときにでてくる
「就活に役に立つ経験がしたくて・・・・」という話題を取り上げてみようと思います。
1:定義(就活に役に立つ経験ってどういう意味か)
2:社会で必要な3つのスキル
3:そのスキルの獲得のための行動基準
4:完全に余談
1:定義
就活に役に立つ経験とは一体なんでしょうか。
みなさんは何だとおもいますか?
具体的に答えることができないけど、
・周りよりもすごいことをしたこと=就活で役に立つ内容
・部活動=就活で役に
・学生団体でのリーダー経験=就活d・・
・ビジコン=しゅうかt・・・
・留学=しゅ・・・
※順不同かつどれに対しても価値の程度に対しての意図はありません。(念のため記載)
以上のような内容でしょうか。
さて、本題にもどりましょう。
就活に役に立つ経験=
新卒採用または中途採用にて企業が掲げたマインド、スキル、キャリアの構成からなる
人材要件に合致する、またはそれらに対してのポテンシャル(伸びしろ)があると判断されるに値する経験
新卒採用に関しては基本的にポテンシャル採用ですから、後者の方が多いでしょう。
(たまにエンジニア経験ありをマスト要件にしている企業もありますね、あとは英語、TOEIC何点以上とか)
本当に行きたい企業があるのであれば、その企業の分析をしてどんな人材を求めているのかを掘り下げて考えて見ることが一番近道なのですが、どうも社会一般的に通ずる企業が求めている人材像を学生は探しているようです。
2:社会人(企業で働く一般社員)に必要な3つのスキルから考えてみる
1:専門的スキル(テクニカルな内容、エンジニアスキルや英語力、マーケティングスキル等)
業務を遂行する上で必要な能力
2:人間力(人格)
人と共同して作業をする際に必要となる能力(交渉力や人から好かれる能力とか)
3:概念的理解能力(メタ認知)
人や業務を超えた概念的なフィールドで思考する能力
以上が主に社会人として必要になってくる要素です。
<余談
最近ではこれに付け加えて、発見力、実験力、質問力、といった
顕在化していない課題や問題、企業発展の種を見つけ、解決まで推進していく能力を必要としている企業も
多数あるようです。
(個人的な意見としてはこれは成長企業、競合がたくさんいる企業には必要な人材だと思います。世界的大企業等では普通にこの要素を求めてきたりします。(本社採用の場合))
余談終わり>
これらの能力があると企業は判断する際にどのような質問をしてくるのでしょうか。
2:人間力
・あなたは周りの人からどのような人だと言われますか。
・あなたの長所と短所を教えてください。
・今までにリーダーシップをとって周りをリードして何かを達成した経験について教えてください。
・あなたの一番近しい友人の特徴を教えて下さい(命名:類友理論)
3:概念的理解能力
・あなたが社長であれば、この企業の問題点をどのように分析し、何を提案しますか。
・あなたはA社の新支社の社長に来月からなることに決まりました。新規の拠点先を選ぶこともあなたの判断に委ねられています。あなたであればどんな根拠をもとに拠点先を選びますか。理由を3つあげて下さい。(業態等の具体的なレベルについては不問)
以上のような質問が基本的に上げることができます。
人間力と概念的理解能力を高めるオススメの方法
人間力
・自分の発言や行動が周りの人にどう影響を与えているのか考えてみる
・尊敬できる人がどのような行動や発言をしているのか観察する
・観察した言動を自分で実践してみる
・必ず習慣化して自分のものにする
概念的理解能力
・10人以上の組織をまとめる経験をする
・組織の中にいても、自分がもしもリーダーだったらどうするかを思考する
・思考した内容を提案し、自分の思考の結果が正解なのか判断して反省する
以上のような行動を取り続ける場として留学やら、インターンやらの機会に参加するということを選択する必要があります。
なにかの機会に参加すれば、役に立つ経験ができるというのは順序が逆です。
内定者のESや内定王みたいな話の中にある表面的な経験に振り回されるのではなく、
何を学ぶ必要があるのかを重視して機会を選択するようにしましょう。
<完全に余談
4:そもそも必要か?
これらは社会人として求められるスキルやマインドですが、
自分が求めることを優先して突き抜けた方が楽しいという人生の選択肢もあります。
(世界の偉人たちを見ても、別に全ての人たちが協調性がある人たちじゃないですよね)
その場合も結局のところ、自分はどんなことを学ぶ必要があってどんな経験をする必要があるかは考えることは必須です。
就職活動という小さな枠ではなく、人生の分岐点として選択をすることを意識していくことが
まずは大切なことだと感じます。
余談終わり>