当社Wantedlyストーリーでは、働く社員にフォーカスし、インタビュー記事を展開します。今回は高卒入社5年目、八千代工場 商品価値創造部 技術研究・メンテナンスグループの狩野さんからお話を聞きました。
今のお仕事内容について教えてください。
部署名のとおり機械のメンテナンスをする役割です。対象は主に充填機(ミートボールなどを袋に詰める機械)で、たとえば包材を持ち上げるときに、うまく持ち上がらないといった不具合が起きます。これはちょっとした高さの違いで生じるものなのですが、こうしたときに部品の交換などで対処します。
昔から細かい作業をするのが好きで、小学生の頃は折り紙に熱中していました。なので今の仕事は向いていると感じます。
工場現場以外ですと、「若手研修」というPCの使い方などを学ぶ機会があり私も受講していた側なのですが今度は後輩に教える立場になっています。
入社してこれまでのキャリアについても教えてください。
ソース職場(ミートボールやハンバーグに使用するソースを作る)で4年間勤めていました。2~3年目には後輩も入ってきて仕事を教えるようになりましたが、4年目にはソース職場全体の仕事ができるようになりました。そんな折、工場長との定期面談で今後どういうキャリアを目指しているかを問われ、面談を繰り返す中でメンテナンスグループに異動することとなりました。
工場外の活動としては、年度初めにある全社集会で司会を経験したり、本社で開催される「株主ミーティング」にスタッフとして参加しました。また、年末は石井食品の恒例行事でもある「おせちの催事」で販売スタッフを経験しました。普段工場では直接お客様と接する機会がなかったのですが、対面で「美味しいですね」と言っていただき嬉しかったです。また、自分自身も商品をじっくり味わうことで改めて「私たちは美味しいものを作っているんだ」と、石井食品の強みを実感しました。
仕事の中でどんなときにやりがいを感じますか?
MGRとの面談では自身の仕事にきちんとフィードバックしてもらえますし、工場長との面談でも自分のことをきちんと見てくれているなと感じています。初めは工場長との面談があることにびっくりして、初めてのときは「自分何かやらかして呼び出されたのか・・」と構えてしまいました(笑)
社内の複数プロジェクトにも関わってきましたが、終わった後には達成感があり、やりがいにつながっています。印象に残っているのは前述の全社集会の司会、本社で社内の役員を目の前にとっても緊張したのですが無事に終えることができ良い経験となりました。
仕事において大変なことは何ですか?
現場は夏は暑く、冬は寒いので体力は必要だと思います。
そのため、効率的な動き方を意識するようになりました。具体的には歩数を減らすために今いる場所で何をやろうかを考えながら行動しています。身体だけでなく頭も使って仕事しています。
今持っている目標があれば教えてください。
今メンテナンスグループでは研修中なので、ひとり立ち出来るようになることが目標です。そのためには「このトラブルにはこの対処を」という知識経験を増やす、溶接や加工技術の技術を身につけていきたいです。将来的には新しいラインを組む時に改善、提案ができるようになりたいですし、何より工場を「楽に作業できる職場」にしたいと思っています。
どんな人が石井食品に合うと思いますか?未来の後輩になる方にメッセージをお願いします。
第一に向上心がある人が合うと思います。工場なので大変なことが多いですが、向上心があれば多くのことは乗り越えられます。また、若いうちからたくさんのことを経験させてもらえますが、そうした環境の中で柔軟性や適応力を持てる方が向いているかと思います。
工場は単純作業に思われがちなのですが、本当に奥が深いですし、様々なことを経験できます。またキャリアにおいてはマネジメントを目指すのか、専門性を高めるスペシャリストになるのか、自分の希望を持ちながら働くことができます。
あとは、社員の方々は皆さん優しい人が多いです。とにかくたくさんの人に話しかけてみるという積極性があると上手くいくと思います。一見怖そうに見える人もいるのですが(笑)、話してみると優しい方が多いのでそこは勇気を持って声をかけてください!
インタビューは以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。