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PyCon JP 2019に参加してきました。

Photo by PyCon JP 2019

※本記事はアイリッジDevelopers Blogを転載したものです。
元記事はこちら

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こんにちは、アイリッジのPyCon JP 2019ブース担当の鈴木です。 普段はPythonDjangoを使ってスマートフォンアプリのバックエンドサーバーの開発を行なっています。 今回は、アイリッジがブース展示をするまでに社内で何を行なっていたのかを概ね時系列的に書いていこうと思います。 来年、スポンサーしたい、ブースを出してみたいという方の参考になれば幸いです。

スポンサー応募まで

アイリッジのPyCon JP 2019の取り組みは2019年4月ごろから開始しました。 まずはスポンサープランの決定を行います。 決して安い金額ではなく、また自分だけでは決定できない金額であるため、上長や役員を巻き込んで決める必要があります。 スポンサープランなどの情報はPyCon JPの公式ブログに掲載されるので、常日頃チェックしておきましょう。 ベースプランやオプション、内容やその金額を精査してバランスの良いプランを模索しました。 その結果、Goldスポンサーで行こうという結論となりました。 今年は先着順ではなく抽選ということでドキドキしながら待っていましたが、無事Goldスポンサーになることができました。

アイリッジでは、2013年からPyCon JPのスポンサーを行なってきましたので、2019年現在ではスポンサーするかどうかという論点が発生することはありません。 初めてスポンサーをする際は上長や役員にその価値を説明する何かが必要になるでしょう。 それが不要であるのが担当者にとって幸運であり、よい文化を残してくれた先人の担当者に感謝したいです。

チラシとノベルティを考える

PyCon JP 2019のGoldスポンサーの特典の1つに、チラシとノベルティを全参加者に配布できる、があります。 チラシは前回のをベースに最新の情報にアップデートしました。 popinfoがFANSHIPに発展するなど1年の変化を感じました。 ノベルティであるシールは前回の「Zen of Python」が好評だったため、それを上回る、どこかに貼りたいと思っていただけるシールを作ろうと議論を重ねました。

「アイリッジ完全に理解した」は私のお気に入りの謎フレーズです。

ブース企画を考える

アイリッジがブースを出す目的は、アイリッジという会社を知ってもらいたいからです。 まずは社名だけでも知ってもらいたい。 そして、参加者のみなさんはどれだけアイリッジを知っているのか。 それを知るための企画として前回に引き続きアンケート企画を行いました。 アンケートはGoogle Formを活用して、回答も集計も簡単に行えるようにしました。 今年の工夫として、タブレット端末を用意して事前にフォーム画面を開いておくことで参加者の手間をかけさせずに回答していただける仕組みを導入しました。 その結果、QRコードを読むためにスマートフォンを取り出す手間が省けて、スムーズに回答していただける環境ができました。 多くの方にお答えいただき、本当にありがとうございます。 「アイリッジ完全に理解した」となっていただければ幸いです。

当日

当日の様子はPyCon JPのスタッフが撮影してくださった写真を引用します。

Photo by PyCon JP 2019

Photo by PyCon JP 2019

Photo by PyCon JP 2019

ここで、当日実施したアンケートを振り返ります。

ご職業について、当初こちらが用意したカテゴリでは収まらず、参加者の多様性を強く感じました。

Pythonの使い方について、やはりデータサイエンスや機械学習をやるためにPythonを選択している方が多いです。 一方で、Web系の方も多く、Pythonの汎用性の高さを感じます。

Pythonの技量について、これはノベルティのシールと関連した質問です。 「ワタシハパイソンチョットデキル」はインターネット上のスラングをもじった質問なのですが、文字通り「ちょっとできる」と解釈した方が多かったです。

果たしてアイリッジという会社は世間に知られているのか、という質問を毎年投げかけています。 昨年と比較して「知っている」という方の割合が減ってしまったのですが、知らない方にリーチできたということでしょうか。 また、「どこで知ったか」というのを自由記述形式で書いていただきましたが、昨年のPyCon JPで知ったという方が大勢いらっしゃいました。 この調子で徐々に知名度を上げていきたいです。

振り返り

後日、振り返りを実施しました。 ノベルティのシールの評判が良かったこと、タブレット端末でアンケート回答がスムーズにできたことが次回にも続けたいこととして数多く意見がありました。 また、アイリッジという社名を知ってもらうことに加えて一体何の会社なのか(会社Webサイトをご覧になってください)を伝えていきたいという課題が上がりました。 「次世代O2Oのリーディングカンパニー」とありますが、まずO2Oとは何か(Online to Offlineの略、Webから実店舗などへの行動を促進する施策)から説明する必要がありました。 我々が当たり前に使っている言葉が決して当たり前ではないことを痛感しました。

最後に

株式会社アイリッジのブースに訪問してくださった方、アンケートにご協力してくださった方、本当にありがとうございました。 また、素晴らしい環境を提供してくださったPyCon JP 2019のスタッフのみなさまに感謝します。 来年もまた、気の利いたノベルティとブースを用意できるように準備して参ります。

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