こんにちは!インヴァスト株式会社の採用広報担当です。
今回は、当社の完全子会社として、2024年4月1日に設立した「ボーディングスクールコンサルティング株式会社」(以下BSC)の新メンバー2名にお話を伺いました。
なぜBSCを選んだのか・留学コンサルタントの業務はどのようなものなのか・BSCのカルチャーはどのようなものなのか等、たくさんお話いただきましたので、ぜひご覧ください!
バンコクでの小学校教諭とディズニーキャスト、スポーツメーカーでの貿易業務経験を経て入社
ーお二人のプロフィールをご紹介いただけますか?
工藤
工藤 愛子と申します。出身は、東京都江戸川区です。立教大学を卒業後、バンコク日本人学校に赴任し小学校教諭を務めておりました。その後は、株式会社オリエンタルランドにてディズニーキャストを経験した後、大学生の就活支援会社にて海外渡航型サマーインターンの企画・運営の業務を経て、2024年6月にインヴァストに入社すると同時に、BSCに在籍出向いたしました。
佐藤
佐藤 迅と申します。出身は、兵庫県西宮市です。関西学院大学を卒業後、スポーツメーカーの商品営業及び貿易関連の業務を担当しておりました。2024年5月のインヴァスト入社以降、工藤さんと同じくBSCに在籍出向しています。
ーお二人とも、語学力を活かした業務に携わってこられましたね。その経緯や背景について、お聞かせいただけますか?
工藤
小学生の時にロンドンに住んでいた時の経験が背景にあります。小学校2年生の時に、父親の転勤に伴い、家族でロンドンに移住するという出来事がありました。当時の私は、アルファベットしか分からない状態でしたが、英語のみの環境だったので必死に英語に慣れていきました。
初めのうちは何も分からず苦しい時間でしたが、半年ぐらい経ったある日から少しずつ先生や友達の言っていることが分かるようになり、そこからは聞いた言葉と書いてある文字が結び付くようになり、自分で話した言葉が相手に聞き取ってもらえるようになり、会話ができるようになっていきました。
この経験を経たことで、私にとって英語でのコミュニケーションが当たり前となっていたため、働く環境もその当たり前の環境を求めて選択をしてきました。
佐藤
英語に憧れを持ったきっかけは、私が幼い頃に母から言われた「リンゴの塗り絵を見て、赤に塗らなくていい」という言葉です。リンゴ=(イコール)赤色の既成概念から抜け出して、紫に塗ろうが、虹色に塗ろうが、その「自分」を尊重できる、そして尊重してくれる環境を思い浮かべた時に、いずれにも共通していたのが「英語」を使う環境でした。
この考えが自分の軸になった背景もあり、英語を使った環境で働くことを選びました。
「サポート対象の広さ」「サポート期間の長さ」がBSCの強み
ー転職先として、なぜBSCを選択されたのでしょうか?
工藤
留学期間中だけでなく、その後の大学受験や職業選択も含めて包括的に支援をしていきたいという横山社長の想いと、実際にそれを行えるBSCのサポート体制に魅力を感じたためです。
私の場合は留学には該当しませんが、小学生の時に約2年半海外での学習経験を積ませていただきました。そして、この経験が自分の人格形成や将来の選択肢の幅を広げてくれるということを身をもって感じております。
そのため「どんな子どもにも大人になるまでの間に海外経験を積む機会を与えたい。出来ることなら、私がそのサポートをさせていただきたい。」と考えておりました。
そんな想いを持った中でBSCの面接を受けたところ、横山社長より、BSCは小学生から高校生までがサポート対象であることや、留学期間中だけでなくその後の大学受験や職業選択も視野に入れて包括的に支援を行うことが出来るというお話を受けました。BSCは、私がやりたいと思っていたことと合致すると感じたため「ここしかない!」と入社を決意しました。
佐藤
私がBSCを選んだ理由は、大きく分けて2つです。
1つ目は「留学×教育」業界への興味。2つ目は僕の転職活動の軸である「ワクワク出来るかどうか」をBSCでなら満たせると確信できたことです。
1つ目の「留学×教育」業界への興味が湧いたのは、私のバックグラウンドが強く影響しています。僕は中高をインターナショナルスクールで過ごし、高校1年の夏から1年間、アメリカへの留学も経験しています。インターナショナルスクールという国内での学習経験と、海外での留学経験の中で自分の価値観や市民性を育むことができたのが、どれほど貴重で価値のある事かを深く理解していますし、また、この経験が自分の人生をどれだけ支えてくれているのかを実感しています。そのため、子供達が海外で学習する経験を積むためのサポートをしたいと考えており「留学×教育」業界を魅力的に感じていました。
2つ目に関しては、私は「ワクワク出来る環境=自分の能力を最大限発揮し、やりがいを感じる環境」という考えを持っています。そのため、転職活動の際は、人生を振り返って「ワクワク」した瞬間の共通項を洗い出し、それを実現出来る会社を選ぼうと考えておりました。
そこで、人生を振り返って思い浮かんだのが、大学時代に留学生をサポートするボランティア団体に所属していた時の瞬間です。具体的には、留学生を海外に送り出す瞬間です。私が実際に留学生活を通して体験した経験を、これから海外に行く学生がそれぞれの視点から新しい学び・考え・価値観を体感し、成長して帰ってくることを考えると、私自身とても「ワクワク」していました。
「サポート対象の幅広さ」「サポート期間の長さ」が強みのBSCであれば、同じような「ワクワク」する瞬間を実現出来るだろうと考え、BSCに入社することに決めました。
学力だけでなく性格や環境等も含めた複合的な視点で学生を捉え、個々人にとってのベストを考えられるコンサルタントになりたい
ー現在はどのような業務を担当しているのですか?
工藤
主に、横山社長が担当している学生に関するサポート業務の一部に関わらせていただいております。
具体的には、学生との面談同席・成績表や学校からの配布物の和訳および送付・渡航前書類の準備等です。それ以外にも、佐藤さんと共にホームページの作成・説明会準備・11月のボーディングスクール訪問出張準備等、幅広い業務を担っております。
ー出社後の一日のスケジュールを教えてください。
佐藤
フレックス制度があるため、毎日9:30頃に出社しています。
出社後は、学生との面談やボーディングスクール担当者との打ち合わせをベースに、業務スケジュールを立てております。上記のボーディングスクール担当者との打ち合わせは、先方の時刻に合わせる必要があるので、21時頃に行うこともあります。そのような場合は、一度帰宅し、リモートにて打ち合わせを実施するような柔軟性もあります。
工藤
私も佐藤さんと同じようなスケジュールですね。
まだ入社したばかりですので、困った時にすぐに相談出来るよう、なるべく業務時間を合わせているという感じです。
ー入社前と入社後とでは、業務イメージにギャップはありましたか?
工藤
業務内容は、想像とほぼ相違ないです。ただ、入社3日目から学生との面談に同席させていただいたり、保護者の方に会わせていただいたりといったことから、実践の中で学んでいくスタイルであることを認識しました。
佐藤
学生をサポートするコンサルタントとしての業務に関しては、認識に相違ありませんでした。ただ、私が想像していた以上に、学生と同じ視点に立ち、パーソナライズされたサポートを提供することが大切だと感じる場面が多く、ポジティブな意味でギャップを感じました。
ー入社後に、印象に残っているエピソードはありますか?
工藤
今年の5月にイギリスのボーディングスクールを退学し、同年9月からアメリカのボーディングスクールに入学することを決めた学生との関わりが一番印象に残っています。
ボーディングスクールへの入学には通常、約1年間の準備期間を要します。ですが、その学生はそれを約1ヶ月で行い、第一志望校からの合格を手にしました。この学生のサポートをさせていただいたことにより、私達は約1年を要して経るプロセスを短期間で経験させていただきました。
このような学生をサポートさせていただいたことで、学生や保護者と関わるやりがいと責任を体感するとともに、ボーディングスクール入学までのプロセスを一通り経験することができたため、非常に印象に残っています。
佐藤
私達は、今年の11月に予定されている横山社長のアメリカ出張に同行させていただくのですが、それに関するミーティングが印象的でした。
出張の概要としては、期間は2週間、目的は学校訪問です。私と工藤さんは1週間ずつに分かれて横山社長に同行させていただくという内容です。私が印象に残ったのは、この1週間の分担を決めるミーティングでの話です。同行する期間が異なる=(イコール)訪問する学校が異なるということになるのですが、その分担の決定における背景を、横山社長が忖度なくお伝えしてくださったのです。
具体的には、入社以降、私たちの業務を見てきた中で横山社長が感じたそれぞれの強みや弱みをお話いただきました。そして、私たちが学校訪問において、どうすれば各々が持っている強みを昇華し、コンサルタントとして今後に活かすことができるのかをご説明いただきました。
私は、横山社長の観察眼と個々人にとっての最善を考える力に驚きを覚えたと同時に「コンサルタント」とはこういうものなのだな、ということを実感しました。この経験は、私自身がコンサルされる側に立ったことにより、一人一人の個性、特徴や希望を受け止めた上で、相手にとっての最善を選択するコンサルする側のあるべき姿を実感できた経験であるため、印象に残っています。
名前で呼び合う程に距離は近いが、馴れ合いではなく、互いの考えをストレートに伝え合う。
ー最後に、BSCのカルチャーを教えてください
工藤
仕事はもちろん、プライベートなことも話しやすい雰囲気です。
お昼を一緒に食べに行ったり、月次アクティビティや暑気払いなどのイベントで話をしながら、今後取り組んでいきたいことなどアイデアが湧いてきます。また、浮かんできたアイデアが目標達成において有効とあれば、すぐに実行出来るので毎日ワクワクしながら働くことが出来ています。
佐藤
風通しがいいです!社員は全員下の名前で呼び合っています!(入社時に、好きな呼ばれ方を横山社長に聞かれました笑)
インタビュー内では「横山社長」「工藤さん」とお呼びしてますが、通常は「英治さん」「愛子さん」と呼んでいます。横山社長も工藤さんも、柔軟性がある上にそれぞれの考えもしっかりとあるので、意見をたくさん言えますし、間違っているところはストレートにご指摘をいただけるので、成長ができる環境だと思います!
”0(ゼロ)”から作り上げる会社は、既成概念に囚われることなく、無限の可能性や選択肢があると思うので、そのような環境で何がBSCにとって、学生にとって、ご家族にとって最適かを多角的な視点で議論するのが楽しいですし、それが叶う環境だと思います。