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代表が語る、新卒採用。自身の新卒1期生の経験から、今新卒生に求めるものとは

国内最大級のデータプラットフォーム「IM-DMP」を提供しているインティメート・マージャー。これまで中途のみで採用活動を行っていた中、新たに新卒社員を受け入れるべく会社全体が動き出しました。なぜこのタイミングなのか、代表を務める簗島 亮次に、新卒採用や新卒社員に向けた想いを語ってもらいました。

挑戦を応援したい──。新たなステージへ、新卒採用をはじめたワケ

インティメート・マージャーは2013年に設立され、2019年10月に上場を果たすまで、中途採用のみを受け入れていました。しかし、このタイミングで新卒採用を始めることを決めた簗島。なぜこのタイミングだったのでしょうか。当時をこう振り返ります。

簗島 「新しい風が必要だと思ったんです。うちは2019年10月に上場を果たし、戦っていくステージが変わりました。そして僕自身も会社を創業して7年目。会社として新たな挑戦をしていくいいタイミングだなと。新卒採用はその一環です」

変化という大きな山を乗り越えていくタイミング。そう話す簗島は、新卒採用に特別な想いがあります。その理由は、簗島自身のファーストキャリアでの経験がありました。

簗島が新卒として選んだ会社は当時、一人頭の営業利益率が日本で一番高かったグリー。新卒1期生としての入社でした。やりたいことができる会社であったと語る1社目で社会人生活をスタートします。

簗島 「入社の決め手は、一人頭の営業利益率が高かったことですね。それってきっと効率的な価値提供ができているんだなって思いました。昔から、効率的な価値提供は僕のやりたいことだったんで」

入社当時100人規模だったグリーは、2年半後には2,500人規模にまで成長。そのころには簗島もシニアマネージャーにまで昇り詰めていましたが、次のステップへと進むべく退社を決意します。

簗島 「もともと3年で新卒の会社は辞めようと思ってたんですよ。起業のタイミングや年齢的な部分を考えていたからです。振り返ると、新卒時代ってすごくつらかったけど、それと同時に仕事がすごく楽しかったんですよね。朝起きたとき、今日は何をしようって考えて、会社から帰るときは明日、何をしようって考えて。それってきっと新卒社員ながらに、いろんなことに挑戦できる環境で過ごすことができたからなんだろうなって思います」

簗島自身の新卒1期生としてのこの経験が、彼の新卒採用に対する想いにつながっています。

簗島 「新卒って中途と違って、最初の3年間の伸び率で今後の成長率が変わってくると思うんですよね。どれだけこの期間に急角度で伸びていくか。だからインティメート・マージャーでは新卒社員に、経験よりも挑戦をさせてあげたい。変化に対して強い気持ちを持って、前向きに挑戦してくれる子が入社してくれたら嬉しいですね」

データが日本の課題を解決する


▲新卒時代は仕事が楽しくて砂浜でも仕事をしていました

新卒採用を始めて、学生と話すことが増えた簗島。簗島は学生に、データの会社で働く魅力をこう話します。

簗島 「学生と話していると、うちの会社のイメージって、ザ・ベンチャーのような最先端のビジネスをしていると思っている子がかなり多くいることに気付きました。けど実際は少し違って、僕たちは堅実に、今起きている世の中の課題解決につながるビジネスをしているんです。皆さんが思っている以上にデータビジネスって、実は身近で、社会貢献につながるビジネスなんです」

データビジネスが社会貢献につながる。簗島がその理由のひとつにあげたのは、日本の少子高齢化問題でした。

簗島 「少子高齢化問題って、現段階では改善の見込みが立っていないじゃないですか。そしてこの問題って20~30年で解決する問題でもないですよね。つまりこれから日本は労働人口がどんどん減少していくことが確実なんです。だからこそ、その中で求められてくるビジネスってなんだって考えたとき、効率的な働き方をサポートできるものなんじゃないかって思って、そこに旗を立てました」

効率的な働き方=作業効率を上げる。それにはAIやデータビジネスが求められてくるのではないかと考えた簗島。

簗島 「データによる意思決定を行えば、シンプルかつ確実な方法で作業効率を上げることにつながる。そうすれば労働人口をカバーできる。世界には、人間の仕事がAIに奪われるという論調により、AIが受け入れられない世の中になっている国もある。日本でも同様の意見はあるが、日本だったら少子高齢化社会ということもあって、作業効率を上げる手段として、確実にAIやデータビジネスが受け入れざるを得ない環境にある」

学生のイメージとは違い、今現在の課題解決にしっかりと焦点を当て、未来につながるビジネスをしているインティメート・マージャー。

世の中の課題解決につながるデータビジネスに、ひとりでも興味を持ってくれたら嬉しいと簗島は話します。

新卒社員1期生を迎える想い


▲忘年会で社員と楽しむ簗島

新卒採用を始めるということは、社会人経験者だけの中に社会人未経験者の人が入社をすることになる。簗島は現在の社内の体制をこう話します。

簗島 「実はうちの会社ってとても新卒生を受け入れやすい体制なんですよ。なぜなら、今までの社員を見ても入社時点でデータの専門家だった人はいないから。全員ほぼ更地の状態からスタートしてるんです」

中途採用のみを受け入れていたインティメート・マージャー。学生の多くが不安に感じる、即戦力として活躍できるかどうかという問題にも、簗島は気にしなくて大丈夫と言います。

簗島 「今までも、入社時点で専門的な知識を持った人がいない分、みんなで一緒に進めてきました。なので、うちのビジネスに興味がある学生であれば、ぜひうちの新卒採用にチャレンジしてもらって、一緒に働ければと思います」

簗島が新卒時代に感じた、何事も前向きに挑戦し続けることの大切さ。その経験をぜひうちで感じてほしいと簗島は言います。

簗島 「うちは今まで中途採用のみを受け入れてきたので、社内は今までさまざま経験をしてきた人ばかりです。その環境で働くって新卒社員にとってもプラスになると思う。その環境で多くのことを学んでもらって、いずれは他者から評価される人間に成長してくれたら嬉しいです」

ビジネスは行動してこそ価値がある。AIではなく人間だからできること


インティメート・マージャーのサービスは、経験と年齢が劇的なインパクトを与えるサービスではない。だからこそ一人ひとりが何を考え、何ができるかが大事になってくる。

簗島 「僕たちって普段データの価値のすばらしさを伝えているけど、僕自身実は、ただデータのみを売りたいとは考えてないんですよね。その理由は、データっていうのは手段に過ぎないから。データはとても貴重だし価値があるけど、使い方がわからないと世の中の課題解決にはつながらない。どんなに正確なデータを取るかも大事だけど、一番大事なことは、そのデータをどのように使うかだと思っています」

データをどう活用していくか、どう世の中の課題解決につなげるか、それを人間が頑張って考えていくことがポイントだと簗島は話します。

簗島 「とくにインティメート・マージャーではデータは手段のひとつとして考えているので、そのデータをいかに課題解決のために活用できるかをみんなで考えています。だからこそ入社してくれたら、データというサービスを最大限に活用して、自分なりにどんどん開発していってほしいと思っています」

簗島のこの想いに、会社全体が共感しているからこそ、サービス開発力はインティメート・マージャーの強みであると言えますし、他社と差別化を図れている部分であるとも言えます。

簗島 「ビジネスは行動してこそ価値があると思っています。大学のころはアイデアマンで終わる子が多いと思うんですけど、社会人はそれだけではいけない。だから新卒社員にはアイデアを実行できる人になってほしいと思います。うちに入社したら、企画だけ、提案だけで終わらず、企画、提案、営業ができる人に成長していってほしいです」

新卒社員だけに言えることではないが、インティメート・マージャーで失敗も成功も経験してほしい。適度な失敗や成功を一年目のときに経験できる環境の中で、挑戦を続けるのは大事だから。

そう考える簗島が、自身の新卒時代の経験を踏まえ、新卒社員1期生を迎えるにあたって最後に答えてくれたのは、意外なものでした。

簗島 「今までいろいろ難しく聞こえるようなことを言ってきましたが、正直まとめると、僕が学生に求めているのは、素直で明るくてポジティブな子です!(笑)失敗を恐れずに何事も自分からチャレンジしてくれる子であればデータビジネスの発展を一緒に担えると思います」

社員一人ひとりの可能性に期待を寄せている簗島。簗島自身の経験と熱い想いが、世の中の課題解決をしたいというインティメート・マージャーのミッションにつながっています。

そしてそんな想いから始まった、インティメート・マージャーの新卒採用。変革期を迎え、今いるメンバーだけではなく、今から一緒に仕事をしていくことになるメンバーとともに、この会社をさらにパワーアップしていきます。

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