2018年、明けましておめでとうございます!「最高のコミュニケーションを追求することで活気あふれる社会をつくる」というミッションのもと、事業を展開している『株式会社インターゾーン』。当社には、約7年の歳月をかけてつくり上げた企業理念があります。今回は当社の鏡山社長へのインタビューを通して、企業理念に秘められた想いをお伝えしていきます!
インターゾーンの企業理念 http://www.inter-zone.jp/vision/
―まず初めに、ミッションやコアバリューにある「最高のコミュニケーション」という言葉に込められている想いを改めて教えていただけますか?
【コミュニケーション】=【共有】により、組織を最高の状態に。
まず「コミュニケーション」という言葉の語源なのですが、これはラテン語の「コミュニカーレ」からきていて、『共有する』という意味があります。日本語だと「伝える」などという意味で使われることが多いですが、より深い意味があるのです。
「場の共有」「体験の共有」「感情の共有」など様々な共有がありますが、この共有がうまくできていればお互いが自分のことをオープンに伝え合えていている時。とても心地の良い状態です。逆にうまくいっていない時は、『共有』が根本原因であることが多いと思うのです。例として、忙しさのあまり社内のコミュニケーションが希薄になっていると、「なんであの人はこんなやり方をするんだろうか…」「どうしてこれをやってくれないのかな」という不満がでてきたりします。自分と他人では立場も状況も違うため、いつも同じ景色が見えているわけではありません。自分と相手の違いを認識し、常にコミュニケーションをとりながらベクトルを合わせる努力が必要です。そして、全社員が同じ方向を向いて仕事をすることで仕事に対するやる気が生まれ、力を発揮できる組織になると考えています。
― 「コミュニケーション」というのは、一方通行の「伝える」という意味ではなく、「共有」という理解し合うことを意味しているのですね。続いて、どのように企業理念ができたのかを教えてください!
きっかけは、創業時におこなっていた事業から得た気付き
創業時は地域情報のメール配信サービスをおこなっており、事業を軌道に乗せるまでは少人数で必死に働く日々でした。その中で、情報の発信者と受信者に大きなギャップがあることに気付いたのです。発信者であるお店や会社は「商品を売りたい、知ってほしい」。でも受信者である一般ユーザーは「生活に役立つ情報がほしい」と思っています。このギャップを埋めるために試行錯誤していった結果、プッシュ型で情報を送るのではなく「ユーザーとの心理の共有」が重要だということに辿り着きました。セール情報だけを配信するのをやめ、店長日記から始まるメルマガやユーザー参加型のイベント・キャンペーンにより店舗のファンを増やすことに成功。【コミュニケーション】=【共有すること】であると学んだのです。
その後、創業3年目から順調に売上が伸びるようになり、少しずつ社員数も増えていきました。ただ、9期目にして売上が停滞、収益が減少するという厳しい時期がありました。何とか立て直そうと、京セラの創業者である稲盛さんが設立した盛和塾で経営哲学・思想を学び、自社での実践を幾度も試みましたが、これがことごとく失敗するんですね。。。苦笑 うまくいかないことで稲盛さんの考え方や経営哲学を深く深く学ぶことになるのですが、その中で「自分の覚悟が足りないのだ」と感じたことが企業理念づくりのスタートでした。メンバー全員が心の底から信じることができるものになるまで、何度も何度も練り直し、7年の月日をかけて企業理念をつくりあげました。
【コミュニケーション】=【共有すること】はクライアントやエンドユーザーとの関係だけでなく、社内においても大変重要です。そのため、ミッション・コアバリューに「最高のコミュニケーション」という言葉を含め、インターゾーンでは『共有体験』をとても大切にしています。
―企業理念ができたストーリーから、鏡山社長の想いやお考えも感じることができました!確かに、インターゾーンは数々の社内イベントやユニークな制度があり、コミュニケーションを取る機会が多いなと感じています。社内のコミュニケーションを意識して取り組まれていることがありますか?
自然とコミュニケーションが生まれる環境を整えることが私の仕事
取り組んでいることは複数ありますが1つ例をあげると、4半期毎の【経営会議&締め会】があります。当社にはセールス、マーケター、デザイナー、エンジニア、コールセンターのオペレーターなど様々な職種のスタッフがそれぞれの働き方で働いているので、普段は部署・職種が違うとなかなか接点がなかったりします。ただ、この日は職種・雇用形態などに関わらず、全社員が大集合!
まずは収支実績や重点テーマの共有からスタート。社員に対して経営状況をオープンにしていることもインターゾーンの特徴です。続いて、企業理念を体現している社員を公募で選び、称える『理念体現賞』の表彰!さらに前回受賞者から、受賞の経緯や自身の変化についてのスピーチもあり!熱のこもったスピーチや心にジーンと響くスピーチで、会場の熱気が増す一番の山場でもあります。経営会議終了後は、交流を目的とした食事・ドリンクありの締め会に突入!数名の幹事が自由に企画していて、前回はメンバーにまつわるクイズで大盛り上がりでしたね。顔の一部で社員を当てるというユニークな問題から、仲間の意外な一面を知れるクイズなどがありました(笑)。このように自然と社員同士のコミュニケーションが活発になるような仕組みづくり、環境整備が私の役目だと思っています。
鏡山社長、ありがとうございました!サービスづくりのもとになったり、迷った時の判断基準となる企業理念。7年もの年月をかけてつくられ、企業理念をもとに様々な取り組みを積み重ねることで、インターゾーンのカルチャーが根付いてきたのだと感じました!
また、新たに入社された方全員に、自らの言葉で理念を伝える時間をつくっている鏡山社長。社員数が120名ほどになった今も、アルバイトの方も含めた全員の方と理念についての時間を設けています。
企業風土、理念に共感してくれる仲間求む!
私たちが目指しているのは、最高のコミュニケーションがとれている組織。風通しの良さが自慢のインターゾーンで、心地良く働きませんか?あなたの可能性を最大限引き出せるよう、オープンポジションでの募集もおこなっています!少しでも「面白そう!」と思ってくださった方、まずは一度フランクにお話しませんか?