株式会社イマジナでは、企業のブランディングや人材育成を通じて、組織とそこで働く人の成長を支援しています。
私たちが仕事をする上で大切にしているのは、知識やスキルだけではありません。
「自分自身と向き合うこと」
「相手の立場に立って考えること」
「自ら問いを立て、行動すること」
こうした、人として成果を生み出すための土台となる力を、私たちは「EQ(Emotional Intelligence)」という観点から大切にしています。
その考え方を次世代を担う若者にも届けるため、2026年7月20日から3泊4日で、24歳以下の若手人材を対象としたU24山梨知事アンバサダー「ビジネスEQ合宿」を山梨県で実施しました。
参加したのは、これから社会や組織の中で活躍していく13人の若者たち。
4日間、ごまかしのきかない環境で自分自身の弱さや思考のクセと向き合い、仲間と本気で高め合いました。
「さらけ出す」ことから始まった4日間
合宿初日のテーマは、自分自身を「さらけ出す」こと。
成長するためには、できている自分を見せることよりも、まずは自分の弱さや課題を認めることが必要です。
参加者たちは、
「自分は何を恐れているのか」
「なぜ一歩踏み出せないのか」
「本当はどうなりたいのか」
といった問いを通して、自分自身と向き合っていきました。
さらに、課題解決の出発点となる「問いを立てる力」をテーマにしたワークショップや、山梨県庁職員によるメディアリテラシー講義も実施。
ただ話を聞くだけではなく、自分で考え、発言し、行動することが求められるプログラムです。
学びを「受け取る」だけで終わらせない
今回の合宿では、独自のツール「テイクアウェイノート」を活用しました。
研修で聞いたことをそのまま書き留めるのではなく、
「自分はここから何を持ち帰るのか」
を常に考えながら学びを言語化します。
また、チームディスカッションやチーム対抗のポイント制度なども取り入れ、参加者同士が刺激し合いながら成長できる環境をつくりました。
学びは日中の研修だけでは終わりません。
夕食では、その日に得た気づきを自分なりの価値に変えて発表する「テイクアウェイバリュー(TAV)」を実施。
夜の懇親会では、仕事や将来、同世代だからこそ抱える悩みについて語り合いました。
4日間を共に過ごす中で、少しずつ表面的な関係ではなく、本音で向き合える仲間へと変わっていきました。
集大成は、山梨県知事への「1分間プレゼン」
そして最終日。
参加者13人が立ったのは、山梨県・長崎幸太郎知事の前でした。
課されたのは、わずか1分間のプレゼンテーション。
テーマは、この合宿を通して自分がどう変わったのか。そして、これから会社や社会の中でどう行動していくのか。
「どうすれば、自分たちの想いが知事に届くのか」
前日の夜には、発表内容だけでなく、誰がどの順番で発表するのかまで参加者自身で議論しました。
誰かに答えを教えてもらうのではなく、自分たちで考え、自分たちで決める。
最後まで妥協することなく準備を重ねました。
本番直前には、13人全員で円陣。
緊張感が漂う中、それぞれが覚悟を決めて知事の前に立ちました。
そして1分間という限られた時間の中で、自分自身の変化と、これからの決意を自分の言葉で伝えました。
「一人一人から、強い主体性を感じた」
13人の発表を受け、長崎知事からも参加者へ言葉が贈られました。
一人ひとりの発表から強い主体性を感じたこと、そして、今回出会った仲間とのつながりが、これからも互いに刺激を与える存在になることについてお話しいただきました。
その後、参加者一人ひとりへ知事から感謝状が手渡されました。
プログラムの最後には、4日間を共にした仲間へ感謝を伝えながら、自分がこれからどう行動するのかを一人ずつ宣言。
13人は、それぞれの場所へ戻ってから新たな一歩を踏み出していきます。
4日間で参加者に起きた変化
今回の合宿で特に大きかったのは、知識が増えたことではありません。
物事に向き合う「姿勢」が変わったことです。
「誰かを変える」から、「まず自分が変わる」へ
会社や上司、環境に対して「こうしてほしい」と求めるだけでは、状況は変わりません。
「自分だったら何ができるのか」
「自分が変えられることは何なのか」
自分を起点に考える主体性を、多くの参加者が身につけました。
当たり前だと思っていた環境への感謝
研修を受けることも、誰かに教えてもらうことも、本来は当たり前ではありません。
自分がどれだけ周囲から時間や機会を与えてもらっているのかに気づき、
「今度は自分が周囲に価値を与えられる人になりたい」
と話す参加者も多くいました。
失敗を恐れず、100%を出し切る
「間違えたくない」
「弱い自分を見せたくない」
「失敗したら恥ずかしい」
そんな気持ちは、誰にでもあります。
しかし、それを守っているだけでは成長することはできません。
自分自身をさらけ出し、仲間と議論し、最後のプレゼンまで妥協せず準備する。
その経験を通して参加者たちは、失敗を恐れるよりも、自分の100%を出し切ることの大切さを体感しました。
運営する私たち自身にとっても、大きな学びの4日間
今回のビジネスEQ合宿は、参加した13人だけの成長の場ではありませんでした。
プログラムを企画し、運営するイマジナのメンバーにとっても、若者たちが悩み、葛藤し、少しずつ変化していく姿を間近で見ることは、大きな学びとなりました。
人が変わるきっかけをつくること。
一人ひとりと向き合い、その人自身が答えを見つけるまで伴走すること。
それは、私たちが普段、企業のブランディングや人材育成の支援で向き合っている仕事そのものでもあります。
イマジナでは、年齢や社歴に関係なく、若いうちからさまざまな企業や人と向き合い、人や組織が変わる瞬間に関わる機会があります。
単に与えられた仕事をこなすのではなく、
「相手のために何ができるのか」
「自分だったらどうするのか」
を考え続ける。
そんな仕事に挑戦したい方にとって、イマジナには大きく成長できる環境があります。
私たち自身も、まだまだ成長の途中です。
だからこそ、一緒に考え、一緒に挑戦し、一緒に成長していける仲間と出会えることを楽しみにしています。