1
/
5

大学の授業とサッカー部とも並立できる楽しいアルバイト

小松研貴さん  1997年2月1日生
小学1年生の秋から小学6年生まで世田谷校に通う。サッカーは幼稚園年中から始めた。大学時代は体育会サッカー部に所属。この春から社会人となる。

仕事場

クーバー・コーチング・サッカースクール世田谷校

ーーアルバイトをはじめたのはいつからですか?

大学3年の11月からです。週1回(金曜日)からはじめました。

ーー大学の授業とサッカー部の活動と、アルバイトの並立できているのですね。

はい。サッカー部の練習は朝と決まっていました。短時間で、集中して行う方針があり、6時30分から8時ころまでです。それから着替えて、9時から授業を受けます。昼または、昼すぎに終え、そこからは自由な時間でした。

4年になると、授業数が減り、アルバイトの日数を週3~5回に増やしていきました。やっていて、たのしいので、増やした感じです。

ーーお仕事の流れを教えてください。

スクール会場の近くにある事務所に、14時30分に集まります。まずは、用具の準備からです。洗濯されたビブスをたたみ、コーンやクーラーボックスといっしょに持ち出します。

グランドについたら、やることは以下です。

・倉庫からボールをグランドに運ぶ
・「クーバー・コーチング・サッカースクール」の横断幕を張る
・駐車禁止の区域にバーを置く
・メインコーチとのトレーニングメニューの打ち合わせをする

子どもが来たら、スクールが始まるまで、いっしょにボールをけったりしています。保護者から「通う曜日を変えたいのですが?」と尋ねられたら、スクールマスターやサブマスターに申し送りをしています。仕事に慣れてきた、最近になり、できるようになったことですが。当初は、どう応じればいいか、アルバイトの先輩に聞きながら、仕事をおぼえていきました。

ーースクール中、どのようなことを心がけていますか?

つぎの練習に、すぐに移れるよう、コーチみんなでマーカーやコーンを、急いで拾いあげることを心がけています。

幼児や小学低学年には、元気よく接するのがモットーです。いいところを見つけて、たくさん、ほめてあげています。つねに声を出すって感じです。うまくできていない子がいたら「ゆっくりやろうね」「歩きながらでいいよ」とか、できていたら「うまくできているね。もっとできるんじゃない?」と問いかけるようにしています。どんどんうまくなってほしいですから。

小学3年生より上の子は、からだも大きくなり、いろいろなことが、できるようになります。こころの面、つまり意識や意図をもって取り組んでもらえるような声をかけています。「ドリブルでマーカーを回る」というトレーニングをやるとき、できていない子がいたら「まわらなきゃいけないんじゃないのかな?」と発問し、「ああそうだった」と子どもが気づけるようになるのが理想です。

ーーお仕事をしていて、うれしいことは何ですか?

レッスンが終わったあと、子どもとお母さんが話かけてきてくれることです。「小松コーチは、この子に、いつも声をかけてくれていますね。なにが足りないか、教えてくださいよ」とアドバイスを求められると、うれしくなります。

左サイドにポジションをとっていたとき、ゴールに体を向けずに、ボールを受けてしまい、得点チャンスを逃したことがありました。「いまの、左足でコントロールしたほうがシュート打ちやすいんじゃない? やってごらん」と伝えてあげたところ、「やってみよう」という気になってくれたのでしょうか。そのプレーにチャレンジしてくれたことがありました。そんな様子を見ると、うれしくなり、褒める声も大きくなっていきます。「この仕事たのしい」と思える瞬間です。


ーー為になったこと、これからも役に立ちそうなことはありましたか?

人間関係をつくることの大切さです。子どもや保護者、アルバイトスタッフの仲間それぞれの考えがあります。考え方のちがいに、ひっかかりを覚えることもありますが、「思ったこと」を言い合うと、いい関係が築かれていくものだなあと、実感しました。

メインコーチが作る練習メニューの意図を聞いて、「自分は別の発想をするなあ」というときと「同じような見方をするだろうな」というときがあります。子どもの発言に対し「たしかにそうだ」「いや、違うんなんじゃない」と反応することもあります。子どもから、新鮮なアイデアを聞かされ、おどろくこともあります。

相手と言葉を突き合わせると、自分の意見を整理できますし、幅も広がっていくのです。社会人になってからも、この経験を生かしていきたいと思っています。

アルバイトの同僚とも同じように、「思ったこと」を表に出しあうようにしています。仕事が終わったあととかに「食事どう?」と自分から声かけて、よく行きますね。仲が、めちゃくちゃいいんですよ。15名いるスタッフみんなと行きました。子どもの様子を共有するいい機会です。グランド上ではなく、食事の場だから言えることもあるのではないでしょうか。

同僚の声

アルバイトに入った初日、最初に話かけてくれたのが、小松コーチでした。彼は明るい性格で、いつも笑わしてくれています。おかげで緊張がほぐれました。子どもからも人気があります。いっしょに遊ぶところと、教えるところとのメリハリがあるのが、その一因なのでしょう。(楠田コーチ)
アルバイトをはじめたばかりのころ、仕事の仕方を教えてくれたり、フォローしてくれたりしました。普段は、おもしろいことばかり言っていますが、じつはまじめな性格で、気をきかせてくれます。(大場コーチ)
株式会社クーバー・コーチング・ジャパン's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 柿本 達郎's Story
Let 柿本 達郎's company know you're interested in their content