こんにちは!株式会社IDOM採用担当です。
本日は、中途営業採用ユニットの佐藤さんにインタビューをしてまいりました。
未経験から店長を経験し、現在は人事を担当されている佐藤さん。
今回は、現場での経験を土台に“IDOMで成長できる理由”や、“未経験でも活躍できる環境”についてお話を伺いました。
中途営業採用ユニット 佐藤さんプロフィール
中国料理店にて6年間ホールスタッフとして勤務。店長代理として売上管理、在庫発注、シフト作成、商品開発など幅広い店舗運営を経験。
2011年、IDOMに営業として入社。2014年に店長ライセンスを取得し副店長に就任。都内小規模店舗でプレイングマネージャーを務めたのち、2015年より店長として約10年間にわたり店舗運営を担う。
2024年より本部営業スタッフとして中途営業採用を担当。
ー長年、飲食業界にいた佐藤さん。なぜ転職しようと思ったのですか?
営業というフィールドで、自分の力を数字で証明したかったからです。
ずっと野球をやってきたこともあり、勝敗や打率といった“数字で評価される世界”が自分にはしっくりきていました。前職でもある程度の数字は求められましたが、年功序列が強く、どれだけ成果を出しても昇進には限界がありました。
だったら、実力がそのまま評価につながる環境で、真正面から勝負してみたい――そう思って転職を決めたんです。
ーIDOMを選んだのはなぜでしょうか?
まず、反響営業だったことが大きかったですね。こちらから売り込むのではなく、ニーズのあるお客様に対して、期待を超える提案をする――それこそが営業の醍醐味だと思っていたんです。
あとは、高額商材の中でも、専門的な資格がいらない点もポイントでした。たとえば、不動産や保険の営業の場合、不動産なら「宅建が必要かな…」とか、保険だと「無形商材かつ未経験は難しい…」とか、ハードルが高く感じました。
その点、クルマは有形商材だし、資格も必要ない。営業として、純粋に自分のコミュニケーション力で勝負できる。いくつかオファーをもらっていた中で、IDOMが一番フィットすると感じましたね。
ーもともと自動車には興味があったのですか?
正直、28歳まで免許も持ってなかったですし、車には全然興味なかったんです(笑)
当時、飲食の経験しかなかったので、転職活動でもやっぱり飲食業界からのオファーが多くて。でも、それが怖かったんですよね。「このままだと一生、飲食しかできない人になっちゃうかも」って。だから、20代後半で思い切って、まったく違う世界に飛び込もうと決めました。
むしろ、車と関わりがなかったからこそ、「ここで関わっておかないと、一生縁がないままかも…」と思ったんです。どうせ挑戦するなら、未知の業界がいいなと。
あと実は、自動車会社に勤めたら、妻に「車を買う口実になるかな」って(笑)。品川に住んでると車ってあんまり必要ないんですよ。ただ、人生で一度は“車を買う”っていう経験をしておきたかった。そんな動機も、ちょっとだけありましたね。
ー未経験での挑戦に、不安はありませんでしたか?
もちろん、ありましたよ!
でも、逆にそのほうが面白そうだなとも思いました。知ってると先入観も出てくるけど、自分にはそれがなかったから、まっさらな状態で飛び込むのがむしろ良いなと。
未知の世界にゼロから挑戦するって、怖いけどワクワクしますよね。
ー成果が評価される環境を求めて入社されましたが、実際はどうでしたか?
報酬を重視して入社したわけではなかったんですが、正直、思っていた以上にもらえました。1年目で前職の年収を超えたときは、「ちゃんと成果が評価されるんだな」と実感しましたね。
でも、それ以上に嬉しかったのは、成長の機会が圧倒的に多かったことです。
「Growing Together」という理念の通り、IDOMではいろんな世代や立場の人と関わる機会が多くて、自分の親世代や、若い世代、さらには経営者のような方々と日常的に話せるんです。そんな環境、今までなかったですね。
何気ない商談の一言とか、日々のちょっとしたやりとりの中にも、気づきや学びがすごく多くて。「共に成長する」って、こういうことかって、実感できたんです。
私は29歳で入社したんですけど、新卒の子たちを見てると、「この環境に22歳からいられるって、めちゃくちゃ羨ましいな」と。正直、もっと早くIDOMに入っておけばよかったと思いますね。
ー入社して大変だったことはなんでしょうか?
やっぱり、車に関する知識をイチから覚えるのが大変でした。入社してすぐ車の本を買ってひたすら読み込みました。
中でも苦労したのが輸入車です。日本車はグレードごとに装備がある程度決まっていますが、輸入車は“裸”の状態から細かくオプションをつけていくスタイル。知識がないとお客様への説明が難しく、他社に負けてしまうこともありました。
「同じ車でも、輸入車はまったく別モノ」と割り切って、文献を漁って必死に覚えましたね。もちろん成果が思うように出ない時期もありましたが、そのたびに先輩や店長がフォローしてくれて、すごく助けられました。
振り返ると、苦労よりも得られたものの方が大きいので、あまり覚えてないくらいですね。
ースタッフ同士の連携や人間関係はいかがですか?
入社前は、営業会社ってもっとドライでギスギスしているのかと思っていたんですが、IDOMはまったく逆でした。
面倒見のいい先輩が多く、成果が出たときには「おめでとう!」と声をかけてくれるし、困っているときには自然とフォローが入る。人情味のある、温かい職場だと感じています。
同じ立場同士も、ライバルでありながらしっかり支え合える関係性がありますし、店長になってからもスーパーバイザーが横の立場でしっかり見てくれる。「困っていたら、みんなで助けよう!」という文化が、ちゃんと根づいている会社なんです。
ー研修や教育制度で、特に学びの多かったものはなんでしょうか?
「ソーシャルスタイル」という研修が印象的でした。人の行動パターンや特性をタイプ別に理解することで、相手との関わり方や伝え方の工夫が身につく内容で、現場でのコミュニケーションにもかなり活きています。
また、スタッフ時代に優秀者として選ばれた際、会社から2万円支給されて
「その金額でどんなサービスを受けるか」「受けてどう感じたか」を考える研修もありました。サービスとは何か、価値とは何かを体感ベースで学べたのはすごく新鮮で、今でも印象に残っています。
ーどのようなサポート体制がありましたか?
店長って、どうしても孤独になりがちなんですよ。でもIDOMでは、スーパーバイザーが横の立場でしっかりサポートしてくれるんです。
「数字が上がってないから、これをやれ」というトップダウンではなくて、「今のお店の状況を見たら、こういう理由で数字が伸びてないんじゃない?」と、一緒に原因を探ってくれる。そして「だったら、ここをこう改善していこうか」と、具体的な提案もしてくれるんです。
数字だけを見るんじゃなくて、人員面や現場の空気感まで含めて親身に相談に乗ってくれる。孤立せずにやっていける、安心感のあるサポート体制でしたね。
ーこれからIDOMを目指す未経験者に向けて、どんな準備をしておくといいでしょうか?
特別な準備はなくて大丈夫です。
強いて言うなら、最低限の車の知識があるとスムーズですね。実際、新卒がよく苦しむのが、「メーカー名と車種名が一致しない」といったところ。私もそうでした。なので、そのあたりは少し予習しておくと、だいぶ楽にスタートできます。
最終的に大事なのは、やっぱりコミュニケーション力。正直、それさえあればなんとかなります。
仮に自信がなくても大丈夫です。IDOMにはコミュ力の高い人が多いので、日々関わっているうちに自然と身につきます。実際、最初は「ちょっと苦手かな?」というスタッフも、1年経つ頃にはびっくりするくらい変わってたりしますから。
ーIDOMでは業界未経験でも活躍している方が多いのはなぜだと思いますか?
やっぱり、資格や特別なスキルがなくてもスタートできる環境があることですね。
それに、扱っている商材が他社と比べても圧倒的に強いんです。在庫が豊富で新しい車も揃ってるし、保証も充実している。提案する側としても、自信を持っておすすめできる環境があるんですよね。
実際、自分も未経験で入社して、ここまでやってこれています。「未経験でも活躍できる」ということを、自分自身が少しでも体現できていたら嬉しいですね。
ーこれからの目標や挑戦したいことを教えてください。
私自身、未経験からスタートして、ほぼコミュニケーション力一本でここまでやってこれたので、対人対応力や伝え方の部分を若手にしっかり伝えていきたいと思っています。
最近特に印象に残っているのが、2023年4月に入社した新卒の女性スタッフのことです。
いわゆる“ギャルタイプ”の子で、最初のうちは弱音を吐くことも多く、正直ちょっと心配していました。
でも、8月頃から少しずつ相談してくれるようになって、9月には本人のスイッチが入り、10月には中型店ながら全国の新卒で月間粗利1位になったんです。その姿を見て、恥ずかしながら泣いてしまいました。
今は自分が成果を出すことよりも、誰かが成長していく姿や、成功する瞬間を見られることの方がずっと嬉しいんです。そんな育成のよろこびを、これからも大事にしていきたいですね!