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リアルに異文化×多様性マネジメントの力を高められる【比べてみよう!日本と海外の働き方・生活 #3】

日本と海外での働き方、生活の違いは、実際にやってみないとなかなかわからないもの。
というわけで、ICONICの海外拠点で活躍するメンバーに聞いてみました!

「海外サイコー!」な部分はもちろん、「ここは日本のほうがいいかも…」なところまで、忖度は一切なし!海外、グローバルに興味をお持ちの方は、ぜひ、ご覧ください。

海老名 杏奈
ICONIC Indonesia,人材紹介コンサルタント
入社3年目、前職は外資系メーカーの法人営業

【日本とインドネシアを比較】「働き方」の違い

〇インドネシアで働くのは、ここがよい!

・多様性のある人材マネジメントを学ぶのにもってこいの環境
インドネシアの人々の9割はイスラム教徒です。政教分離の日本とは異なり、インドネシアでは政治と宗教が密接に関わっています。そのため、お祈りの時間やハラルフード(食べることが許された食品)、ラマダン(断食)など、宗教の規範に則って生活・就業している同僚たちへの配慮が欠かせません。
(ジャカルタ近郊では非イスラム教徒や外国人も多く、異なる宗教の人たちが同じ職場で働いています)

・自分の成長と組織の成長がダイレクトにつながる
ICONICインドネシアは約10名のコンパクトな組織のため、良くも悪くも、各人の組織への貢献度合いがはっきりと見えます。やればやるだけ成果に繋がるのを実感できるのは、とても楽しいです。

〇インドネシアで働くのは、ここが難しい!

・国民性を意識した対応が必要
インドネシアの人々は、日本人と比べて、未来の計画を立てる、決めたことにコミットする、正確な作業を行う、時間や納期を守る、聞かれたことに率直に答えるということが、苦手なように感じます。これを放置するのではなく、バッファーを持って依頼したり、予定が変わることがデフォルトだと理解しておくと、ストレスは減らせます。多少の手間はかかりますが、マネジメントの特訓だと割り切ると、自身の成長につながると思います。

【日本とインドネシアを比較】「生活」の違い

インドネシアでの暮らしは、ここがよい!

・日本と変わらない快適な生活が送れる
生活に必要な食品や衣料、日用品、コスメティクスなどは、だいたい入手可能です。また、ジャカルタ首都圏には日本人在住者が多く、日本のレストランや食材が豊富で、コミュニティも複数あります。フリーペーパーが充実しており、情報へのアクセスも良好。フィットネスジムからヨガスタジオ、屋外競技場、格闘技ジムまで、運動するための施設がたくさんあるのも助かっています。

・郊外都市でも治安が良い
ジム帰り(21時過ぎ)に一人で歩いたりバイクタクシーに乗ったりしますが、3年間住んでいて今まで怖い思いをしたことは一度もありません(もちろん最低限の警戒はしています)。また、ハウスキーパーさんには、留守中に家に入って掃除などしてもらっていますが、何かを盗まれたりしたこともありません。

インドネシアでの暮らしは、ここがいまいち!

・自ら意識的な健康管理が必要
インドネシアにおいては、以下の理由から、より意識的に健康管理をする必要があるように思います。

食事:インドネシア料理は美味しく、低価格である一方、塩分・砂糖・油の摂取が多くなりがち

運動:移動はほとんど車。加えて、道路が整備されていない、大気汚染もあるといった状況のため、屋外を歩いたり、走ったり、自転車に乗ったりすることには向いていません。そのため、日本の生活と比べて歩く機会が減ってしまうと思います。

その他:公衆衛生のレベルが低い。特に、水質があまりよくないので、気を付ける必要があります。

インドネシアで働くのが向いているのは、どんな人?

・「なぜ」が明確な人
海外でキャリアを積みたい明確な理由を持っていることが、重要だと思います。私自身は、「いつでもどこでも誰とでも働けるビジネスパーソン」を目指していて、そのためには海外に身を置いて働く経験が必要と思い、海外での就職を選択しました。依って立つ信念や思い返すことのできる初心を持っていると、海外で働いているからこその悩みや難しさを乗り越えるのに必要な心の強度がアップすると思います。

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