ワークスイッチコンサルティングのこと、もっと知ってほしくて。【第1回】ワークスイッチにおける、業務コンサルタントのお仕事とは

候補者様や社員からよく聞かれる、「ワークスイッチのコンサルタントって実際何やってるの？」という声に対してお答えすべく、今回より第3回にわたりお届けいたします！

本連載ではワークスイッチコンサルティングの仕事内容について、実際にフロントで働いているコンサルタント達の生の声に乗せてご紹介します。

記念すべき第1回は業務コンサルタント職に注目！
BIツール（tableau）の導入PJTにて大活躍中の2015年入社の堀部沙織さんと共にご紹介します！

堀部沙織（2015年新卒入社）

◆経験PJT◆
・マイナンバー対応PJT
担当役割：ヒアリング、業務フロー作成等

・ERP導入PJT
担当役割：ヒアリング、業務整理、ドキュメント作成等

・CS、ES調査
担当役割：現状調査、設問設計、調査実施、結果分析等

2016年11月より現在のBIツール導入案件にジョイン。BIツールに触れるのは今回が初めて、BIツールって何？というところから開始し、今ではチームの要となり活躍しています。

PJT概要

PJT発足背景：2020年までに業務工数を大幅に削減する方法としてBIツールを導入したい

顧客：大手メーカー

開始時期：2016年11月~現在

PJT人数：3名

体制：2チーム体制（各PM1名、メンバー1名）

勤務形態：客先常駐

堀部　各部署でデータの取扱い分析をしていたのですが、作成~分析まで属人化しており、かつ負荷がとても高かったのです。そこで業務の可視化→効率化をするためにコンサルとして支援することになりました。

おおまかな業務の流れとしては、対象部署に対してデータ定義（どのシステムからどのように引き出し、分析をしているのか）をヒアリングし、tableauというBIツールで実現可能なto beを提案するために開発、そしてベンダへ納品という流れです。

佐藤　堀部さんが今までご提案してきた部署は何部署ありますか？

堀部　5部署（総務購買、調達等の管理部署）ですね。1部署に対する期間は最短で2か月くらいで、長いものだと2016年11月の稼働開始からまだ続いている部署もあります。

佐藤　案件を回す上で苦労することはなんですか？

堀部　お客様がtableauを知らないことですね。Excelと同じものというイメージの方が多いです。
「結局データがないと何もできないんだね。」と言われることもしばしば。
新しいもの好きのお客様とそうでない方へのアプローチが全く異なるので大変ですね。。
ですが、何よりも大変なのはベンダとのやりとりですね。英語のみのコミュニケーションのため齟齬が生まれやすく、手戻りも発生してしまう。前提の食い違いも起きるのでなかなか案件が進まないことも多いです。

佐藤　そうなんですね…！お客様と会話することが多いような印象ですが、作業とコミュニケーションの比率はどれくらいですか？

堀部　作業8：コミュニケーション2くらいですかね！説明資料をベースに会話をするので、コミュニケーション回数は限られます。説明資料の作成やデモ画面作成、開発作業などが業務の大半を占めている感覚ですね。

佐藤　なるほど…。少ないコミュニケーション機会でお客様へ新しいツールをご提案するとはなかなか難易度高いですよね。堀部さんはこの案件で何を学んだと思いますか。

堀部　お客さんの要望に対して改良していくことでより良い成果物にすることができることを学びました。また、何よりインプットの大切さが改めてわかりました。コンサルは顧客が知らないこと、気づいていないことを提案する必要があります。今まではお客様もなんとなく想像のつくto beに対する改善だったため、インプットの重要性に気づきづらかったなあと。

既存のものや想像できる範囲を改善するだけであればすんなりお客様も提案を受け入れてくれるけど未知のものに対してはアレルギー反応が起きやすいです。未知のツール導入なんてアレルギー反応の最たるものです。なので私自身がお客様の業務とtableauを誰よりも理解し、納得のいくご説明をする必要があるということを学びましたね。

佐藤　確かに、知らないものを受け入れるのは誰でも少なからず抵抗がありますもんね。一方で新しい、お客様にとってより良いものをご提案できる仕事はとても魅力的ですね！

堀部　そうですね！ワークスイッチはツール屋さんではないのでtableauありきの提案、改善ではなく、お客様の求める形、方法でご提案できるように今後は案件の幅を広げていきたいと思っています。