関東の巨大マーケットに挑む、ゼロから組織を作る関東支社長が描くフツパーの今後の展望と戦略 | Marketing
萩原 啓悟 関東支社長/営業/マーケティング香川県出身。早稲⽥⼤学商部卒業。専攻テーマはITと経営戦略。新卒で日本IBMに入社し、新規顧客開拓営業として主に関西製造業のDXを推進。営業改革、基幹...
https://www.wantedly.com/companies/hutzper/post_articles/476991
中村将大/ビジネス開発本部 東日本営業部
兵庫県出身。高専で電気情報を専攻した後、九州大学に編入し経済工学を学ぶ。新卒でリクルートに入社し、営業開発部で新規事業の検証に従事。2023年3月よりフツパーに参画。
新卒でリクルートに就職し、主にSaaS事業全般を扱う部署で、Airペイなどの「Airビジネスツールズ」のサービスに営業部隊として携わっていました。具体的には、この新規サービスを立ち上げるにあたって検証を行う仕事です。新規サービスとして成り立つかを判断する材料はいくつかあるのですが、そのうちのひとつであるサービスの効果を数字で出すようなことをしていたんですね。最終的には、その部署で約3年間働きました。
前職の同僚からの紹介で、関東支社長でマーケティング部長の萩原さんとお話したのがきっかけです。
関東支社長でマーケティング部長の萩原さんの記事はこちら
前職での新規サービス検証の仕事はやりがいを感じていたんですが、同時にもやもやする気持ちもあり、一度立ち止まって次のキャリアについて考えたいと感じるようになりました。
フツパーに転職する3か月くらい前に、同僚との、今の職場で満足していることは何か、逆にやりきれていないことは何かということを話す機会があったんですよね。周りの方に恵まれていたので会社は楽しかったんですが、仕事という点では、自分で感じている頑張りの割にあまり楽しさを感じられていませんでした。担当していた判断材料となる数字づくりを通して、なかなか自分のやっている仕事の影響力を実感できていなかったんですよ。
そういうもやもやを整理してみると、改めて自分がした仕事の影響力を肌で感じられるようなワクワクが足りていないからじゃないかと感じるようになり、ここではない場所でまだやれることがあるのではないかと気づきました。
働き始めて3年ぐらいすると、今の仕事をこのまま続けていいのかと感じ始める方も多いと思うんですが、その時に、自分が何にやりがいを感じられるのかを一度見つめなおすのが大切だと私は思っています。
私はそうやって見つめ直して、「手触り感」を持ちながら仕事をしたいと思い、動くなら今だと感じ転職を考えたんですよね。この話をしていた同僚から、萩原さんを紹介してもらい、そこでフツパーを初めて知りました。
萩原さん(左)と中村さん(右)のツーショット!
私はもともと高専出身で電気情報専攻だったので、メカやIT系のデバイスなどが好きだったんです。フツパーはAIやソフトだけではなく、ハードも含めてしっかり構築しますということだったので、まずそこが自分に合っていると感じました。
また、フツパーはベンチャー企業独特の勢いはありつつも、働いている人たちからは落ち着いた雰囲気も感じて、両方を兼ね備えた会社だと感じたのを覚えています。
何よりフツパーで働いている人たちに会った時に、皆さんが楽しそうに仕事をしている姿が印象的でした。どうしてこれだけの人がひとつの会社に集まってきたのだろうと思うほど優秀な人たちがたくさんいらっしゃることにも驚きましたね。どこでも活躍できるような方ばかりだなと思ったんですが、それでも彼らがフツパーを選んだという点に非常に興味を惹かれ、なぜフツパーを選んだのか、シンプルにその理由がとても気になりました。
やはり、欲しかったのは「手触り感」ですね。
自分が携わった仕事の影響を直接感じることができる環境を求めていたので、フツパーの現場にこだわったプロダクトなら、それを感じられると思いました。
その現場も、多くの人が働く大規模な工場などが多いので、そういうところの課題を解決できるプロダクトに届けられる点にも期待がありましたね。関東支社には、私が入社した当時はまだ10人ほどしかメンバーがいなかったので、その少数精鋭の中の一員として挑戦していって、多くの機会を得ることができるのではないかとも考えていました。
営業の経験はあったものの、商材が全然違うので、初めはなかなか一人ではうまくいかないことがたくさんありました。今思い返せばもっとこうできたのにと思うこともあります。
入社当初に担当していたあるプロジェクトでのことなんですが、お客様から、並行して話を聞いていた別の会社にお願いすると言われてしまったことがありました。でも、その時の提案状況では、自分なりにやりきったと言える状態ではなかったので、諦められなかったんですよ。
それで、どうすればお客様に再検討してもらえるか萩原さんに相談して、それまでに出てきていた情報をもう一度整理し直して、それにもとづいてフツパーのプロダクトの優位性をもう一度分析し直して、改めてお客様にお伝えした結果、再検討していただくことができました。
当時は、進行しているプロジェクトを断られてしまったショックで思わず萩原さんに相談してしまいましたが、もっと冷静に分析して対策を考えていれば、一人でできたはずだと思っています。
そのためにはプロダクトの深いところの知識や強みの理解がもっと必要だったんですが、当時は十分ではなかったんですよね。
こんな感じで、最初の方は萩原さんをはじめとした多くの方に助けてもらいながら、少しずつ自信をつけて慣れていったという感じでした。
当時は人数が少なかったこともありますし、入ってくる方の経験やバックグラウンドもバラバラだったので、画一的な研修がなく、本当にどんどん失敗してアドバイスをもらってキャッチアップしていくという感じでしたが、今はプロダクトの研修があり、メンター制度も導入されているので、自信を持って自社プロダクトの優位性をお伝えできるような下地のキャッチアップは自分の時よりしやすくなっているのかなと思いますね。
はい!自分の働きが具体的にお客様にどのような影響を与えているのかを、期待以上に実感することができています。
お客様自身が、抱えている課題の本質やどうすれば解決できるのかについて、最初からはっきりわかったうえでお話できるケースばかりではないので、お客様と一緒に課題について真剣に考えて理解していく必要があります。その過程は確かに難しいんですが、だからこそ面白さも感じるんですよね。
お客様とのコミュニケーションを通じて、お客様自身も気づいていなかった真のニーズが出てきたり、どういう課題を解決すればそのニーズに応えられるのかというのがわかってくると、それに応じた解決策を提案できるので、こういうやり方は自分にとってすごくやりがいがあります。
関東支社ならではのやりがいとしては、チームとしての連携が強く感じられるところですかね。
営業に関していうと、大阪本社と関東支社で、ある種競い合えるような関係になってきたのではないかなと感じます。関東支社の立ち上げから2年足らずで、本社に勝負を挑めると思えるようなところまで成長したんですよね。ここから関東支社一丸となって本社を追い抜いていくぞという気持ちももちろん持っていて、やりがいに繋がっています。
一方で、本社支社関係なく、自分たちがフツパーをリードしていくんだという意志を全員が持っているというのもいい環境だと思いますね。
関東支社では、オフィスフロアが拡張したり、新入社員が入ってきたりと、どんどん規模が大きくなっていることを実感しているので、この成長を止めないように、他のメンバーとも力を合わせて、自分も負けじと売上に貢献していきたいです。
関東支社増床の記事はこちら
実は、日常生活に変化がありました!食品系のクライアントの提案をしているときは、昼食や夕食でそのクライアントの商品をよく買うようになったんですよね。
また、これはたぶん職業病なんですが、なにか物を見るときに「これはどうやったら検査できるかな」とか、「包装だとどうやってみるかなー」「ラインで流すとしたらこうかなー」とか考えるようにもなりました。
この職業病に関してはフツパーではあるあるなんです!
社員のお土産やお客様からのいただきものを見た時に、「これ検査できるかな?」と社員が包装やお菓子をしげしげと見つめる光景はよく見かけます(笑)。
日によって結構バラバラですね。あまり決まったルーティンがないので、その日の予定に合わせて出退勤しています。
フレックスなので、早い日は8:00、遅くても10:00ごろに出社し、出社後はメールチェックをして、だいたい1日2~4件の商談があり、夕方は資料作成などもします。退勤時間も、予定に合わせて変えていますね。
フレックスとリモートで働く時間は自由に組めるので、自分でスケジュールを管理し、柔軟に進めていくことができます。その分、自分の組んだ時間で成果が十分出せるかというところの責任もついてきますが。
この1年で得た知識やノウハウを自分の中でどんどん蓄積していって、自分のものにして、他のメンバーにシェアしていきたいですね。そうすることでさらに成長できると思っています。
また、担当する案件数をもっと増やしていきたいと思っています。
ある程度担当案件の数が増えてくると、初回商談のようなお客様とのファーストコンタクトの数が減りがちになるんですが、きちんとそこのアクションの数をキープすることを意識して、そのうえできっちり最後まで伴走する案件数も増やしていきたいと思っています。