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What we do

学校給食を開始。子どもたちの学力が向上し、卒業試験に全員が合格できた(ブルキナファソ)
環境と健康にやさしい有機農業を推進。安心で安全な野菜類を収穫できるようになった(バングラデシュ)
ハンガー・フリー・ワールドは、飢餓のない世界を創るために活動する国際協力NGOです。 世界には十分な食べ物があるのに、今も9人に1人が、“慢性的な栄養不足”=“飢餓”に苦しんでいます。 ハンガー・フリー・ワールドは次の4つの活動を行うことで、飢餓に苦しむ地域の自立を支援し、根本的に飢餓を解決していこうとしています。 1、地域をつくる(地域開発)   栄養改善、教育、保健衛生、収入創出、ジェンダー平等、環境の6分野から、地域が必要とする支援を選び、住民とともに取り組みます。 2、しくみを変える(アドボカシー)   食料価格高騰や地球温暖化など、飢餓の原因となる課題解決に必要な制作や国際ルールが整備されるよう、政府機関などに提言活動を行っています。 3、気づきをつくる(啓発活動)   日本の暮らしと飢餓とのつながりを伝え、解決するために考え、行動することを促します。海外では住民自身が主役であることを伝えます。 4、青少年育成  ハンガー・フリー・ワールドの青少年組織であるユース・エンディング・ハンガー(YEH)を支援。若者が主体となり、チャリティイベントや啓発活動、地域開発などを行っています。 すべての人々が活動的で健康な生活を送るのに十分な食料を、経済的・物理的に常時入手できることは、世界中の誰もが生まれながらにして持つ権利です。この権利を実現させるために、ハンガー・フリー・ワールドは 大勢の人々とともにビジョンを創作し協力して働く“共創協働”の理念を大切にしながら、日本、バングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダの5ヵ国で活動しています。

Why we do

乳幼児の栄養状態を確認。栄養不良児には必要な措置を講じる(ブルキナファソ)
井戸の建設前は、汚れた池の水が飲料水だった(ウガンダ)
世界には十分な食料が生産されているのにもかかわらず、8億500万人もの人が飢餓に苦しんでいます。先進国で大量に食料ロス・廃棄が生み出されている一方、開発途上国に住む貧しい人々は、1日1食か2食、それもご飯と調味料だけ、という内容のこともあります。 なかでも5歳未満児は飢餓の影響を受けやすく、その死亡の原因の約半分に栄養不足が関係していると言われています。慢性的な栄養不足は、緊急支援が必要な突発的な飢饉などと比較して、世界からの注目が集まりにくく、解決が後回しにされがちです。 ハンガー・フリー・ワールドは、現地の住民が将来にわたって自分たちで食料を手に入れることができるように、活動地の自立を支援。特定の地域で集中して活動してモデルケースを作り、その成果を行政、他NGO、国際機関に広め他地域に波及させることによって、世界から飢餓をなくすことをめざしています。

How we do

本部職員。大勢のボランティアやインターンとも一緒に活動する
ブルキナファソ支部でのミーティング
日本本部職員は現在13人。一人ひとりがそれぞれ専門担当分野を持ち、責任をもって任務を遂行しています。海外支部担当は日本での勤務が中心ですが、年2回各1~2ヵ月強現地へ出張し、事業の進捗確認や会計監査など事業のサポートとチェックをします。現地の事業は現地の住民が中心になって担うので、現地職員と密にコミュニケーションを図りながら進めていきます。