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こんにちは。人事部の臼井です。
ホープには成長機会を掴むための制度がたくさんあります。
そのうちのひとつに「ジョブローテーション制度」があります。
このジョブローテーションがついに今月実施となりましたので、その様子を速報でご紹介します!
ホープのジョブローテーション制度は、年1回、社員が働きたい部署を第一希望から第三希望まで希望として提出する制度で、毎年全社員に提出してもらっています。
もちろん、前提となるグループ全体としての目的は人財の「最適配置」ですので、必ずしも希望した中から配属先が決定するわけではありません。しかし、個人の意思を踏まえて経営陣が翌期の配属を決定することで、パフォーマンスの最大化やモチベーションの向上を図るために実施をしています。
この制度の面白いポイントは、「全社員が」「異動希望の有無にかかわらず」提出する点です。
異動を希望する人はもちろん、今の部署を引き続き希望する人も、「なぜその部署を希望するのか」を書いて提出しています。
ここまでは、ホープのホームページ「サステナビリティ」にも掲載されている内容ですが、ホープのジョブローテーション制度は「ただ希望する部署を書いて提出する制度」ではないんです。
このブログでは、そんなホープのジョブローテーション制度で実際にどんな動きをしているのかをご紹介します。
【全員参加の部署プレゼン】
社員が希望を提出する前に、社員全員が参加する全体朝礼で約1時間かけて、各部署の部長や代表者がプレゼンテーションを実施します。
どの部署も、「自部署のことを知ってほしい」「自部署で働くイメージを持ってほしい」という思いから、自部署の仕事内容や求める人物像について語る様子は、まさに「社内版・合同企業説明会」。
【もっと詳しく知りたい人は個別の説明会へ】
全体朝礼でのプレゼンテーションの持ち時間は、各部署5分から10分程度。この時間では足りない!
ということで、もっと詳しく知りたい人向けに、各部署がそれぞれに個別説明会も実施します。
社員の参加は任意。詳しく知りたいと思った部署の個別説明会に参加して、「具体的にどんな業務をしている?」「異動したらどんな力が身につく?」など、部署への理解を深める機会にしています。
【ジョブローテーション制度は、社員が意思決定をする機会】
各部署のプレゼンテーションを聞いた上で、働きたい部署に希望を提出するこのジョブローテーション制度ですが、実際に社員はこの制度をどう捉え、どのような覚悟を持って意思決定に臨んでいるのでしょうか。
以下、社員たちの思いをいくつかご紹介します。
●今回、初めてジョブローテーション制度に触れる社員 (中途入社1年目/企画職)
ジョブローテーション制度は、「今の自分の居場所」を俯瞰して見直す機会でもあり、会社全体の動き・流れの中で自分の役割を再定義できる場。そういう意味で、この与えられた平等な機会を活かすかどうかは自分次第なのだなと感じました。
ジョブローテーション制度は「チャレンジを応援する風土」が言葉だけでなく制度で存在している文化だなと思います。「部署」を主語にすると、手塩にかけて育てた人を手放すのはきっと惜しいはず。それでもなお、組織全体として「チャレンジを応援する」「成長の機会を広げる」という文化があるからこそ成立している。ここにホープの理念への体現度というか、強さを感じました。
●部下を持つ社員(中途入社9年目/管理職)
現部署へ希望を出すにしろ、他部署への異動希望を出すにしろ、「慣れた環境にいるほうが楽だから残りたい」とか「今のしんどさから離れたい」といった“逃げ”だけの気持ちを基準に選んでほしくないと思っています。
「どの環境が自分の成長につながるか」
「自分がどこで最も力を発揮できるか」
「どの部署なら会社の成長につながるか」
といった“前向きな基準”で考えてほしいです。
現部署のままでも、他部署でも、十分チャレンジできると思っています。
社員の皆さんには、しっかり向き合って、ポジティブな選択をしてほしいなと思います。
●実際にジョブローテーション制度を活用して異動を経験したことがある社員
(新卒入社2年目/バックオフィス)
この制度はあくまで「会社が最適配置をするための制度」であって、「希望を出せば絶対叶えてくれる制度」ではないということは前提として理解しておく必要があるなと感じています。
その上で、社員にとっての制度の価値は、意思表示ができることであり、その過程で自分のキャリアや、今の場所でやり切ったと言えるんだっけ?ということを見つめ直す機会になっていることだと思っています。
会社が決定する配置は、「来期はこの布陣で戦うぞ!」みたいな会社の意志が表れていて、それぞれの配置には必ず何かしらの意図があるはずなので、それを活かすかどうかは社員側の捉え方次第。
私も自分の配置を自分で正解にしていきたいなと思います。
冒頭でホープのジョブローテーション制度は「ただ希望する部署を書いて提出する制度」ではない、と紹介したのは、社員たちの話にあるように、自らの意思でキャリアを選択しているという認識を各人が持てるからです。
今の部署でやり切ったと言えるのか、どこで働くのが一番力を発揮できるのか、今後どんな人生やキャリアを歩みたいのか。年に1回、自分と向き合い、内省し、そして意思決定をする機会として活用してもらっています。
自分のキャリアを自分で決めるという真剣な意思決定とその意思表示があるからこそ、社員の業務へのコミットメントは最大限に高まる、と考えています。これは、ホープが個人の力を最大限に活かし、組織全体のパフォーマンス最大化を追求するための、重要な仕組みです。
会社及び従業員の成長を追求するホープの文化を象徴する一つの制度が、このジョブローテーション制度です。