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ホンネ不動産の取締役会長である角名達矢氏と、代表取締役の中野由妃絵氏。かつて同じ会社で働いていた二人は、一度は別々の道を歩みながらも、2023年6月に事業を統合し、現在共にホンネ不動産を牽引しています。
今回は、それぞれ別々に会社を経営していた二人が、なぜ「事業統合」という決断に至ったのか。その真意と、不動産業界にかける熱い思いを対談形式で伺いました。
ーー中野さんはご自身で立ち上げた会社(サービス名:ichikari)を軌道に乗せていらっしゃいましたが、そこからなぜ角名さんと事業統合することになったのでしょうか?
中野氏: 私が独立して会社を作った後も、恩師である角名さんとは何度か飲みに行く機会があり、その度に仕事に対しての思いをお互いに語り合っていたんです。最初はお互い冗談交じりで話していた部分もあったのですが、話せば話すほど、向かっていきたい方向性や、やっている事業内容がとても似ていると強く感じるようになりました。
角名氏: 中野さんがやっていたサービスの内容を聞くと、私たちがホンネ不動産でやっていることと全く同じだったんですよね。
中野氏: ええ。従来と同じような手法で不動産屋をやることもできましたが、私はシンプルにそういうやり方はしたくなくて、お客様に喜ばれるような社会のためになるサービスをやりたいと思っていました。角名さんと話しているうちに、これだけ向かっている方向が同じなら、「一緒にやれば、より事業をスケールできるんじゃないか」と思うようになったんです。そして、私の方から「一緒にまたやりませんか?」と打診させていただきました。
ーー角名さんは、中野さんから「一緒にやりたい」と打診された時、どう思われましたか?
角名氏: 正直、めちゃくちゃ嬉しかったです。というのも、私はずっと前からこの不動産業界に対して強い違和感を抱えていたのですが、「1人では何もできない」という歯がゆさも同時に感じていました。私はとにかく、この業界を変えるための「同志」を増やしたかったんです。
ーー「同志」ですか。
角名氏: はい。不動産業界には、本当は悪い物件なのに、上司から「いいように言って決めてこい」と言われてしまうような環境があります。私は絶対にそんなエージェントを輩出したくありません。お客様に正しい情報を与え、悪いところは「悪い」とちゃんと言えるエージェントを増やしたいと心から思っていたので、中野さんと一緒にやれば、その目標に絶対に早く到達できると確信したんです。
ーーお互いの事業は順調だったとのことですが、別々に会社を続けていても成長できたのではないでしょうか?
中野氏: おっしゃる通りで、正直なところ、お互い別々に会社を続けていたとしても事業の成長はできたと思います。でも、私は本気で「お客様の課題」と「働く人の課題」の両方を解決できるサービスで、この不動産業界を変えていきたいと思っていました。 だからこそ、別々にやるよりも**「一緒にやることで、より業界を変えるスピードを加速できる」と考えたんです。そして何より、「同じ志を持った熱い人たちと本気の仕事がしたい」**という強い思いがありました。これが統合を決めた最大の理由ですね。
角名氏: 中野さんがそういう思いで連絡をくれたこと自体が嬉しかったですし、仮に一緒にやらないという選択になったとしても、その気持ちだけで十分に嬉しかったですね。結果的にこうして一緒にやることになったからには、私たちはお互いにもっと大きな存在になっていかなければならないと、強く責任を感じています。
ーーそこからどのようにして統合へと至ったのでしょうか。
中野氏: そこから話し合いを重ね、2023年6月に事業を統合し、不動産事業をホンネ不動産の方へ移行することになりました。それに伴い、私が代表取締役に就任し、角名さんには取締役会長になっていただきました。
同じ志を持つ仲間たちと力を合わせることで、お客様の視点に立って本音で提案できるエージェントを増やし、「正直者が勝つ時代」を私たちで作っていきたいと本気で思っています。
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