こんにちは!
株式会社ヒトノテの広報担当の安井です。
今回のストーリーは、メンバーインタビュー!ヒトノテで働くメンバーのリアルをお届けします。今後、定期的に様々なメンバーをご紹介していきますのでお楽しみに!
記念すべき第1回は、コンテンツマーケティングチームのリーダーを務める、ヒトノテの社員4人目(!)、矢田のインタビューを公開!
矢田の今までのバックグラウンド、過去の失敗談、リーダーになった当初の苦労話など、これでもか!というぐらい赤裸々にいろいろお話いただきました!!
-ヒトノテに入社するまでのキャリアを教えてください!
大学卒業後、菓子の製造メーカーへ企画営業として入社しました。商品パッケージの制作やメディア対応、販売職など色々な業務を1年半程していました。
その後編集プロダクションで新規営業を経験し、その次の会社でIT業界デビューです。そこからWEBディレクターを経験し(途中割愛、笑)今ヒトノテ、というキャリアです。1年〜2年半のスパンで転職してきました(笑)。
-ヒトノテに入社する前は短いスパンで転職されていたんですね!
理由って聞いても大丈夫ですか??(笑)
これだけ転職してたら気になりますよね(笑)。赤裸々にお話しします。
新卒で入社した菓子メーカーで制作業務をお任せいただく機会があって、制作の仕事をしたい!と思うようになりました。当時はデザイナー志望でデザイン会社を20社くらい受けたんですけど、スキル不足で全部落ちました(笑)。それでも制作の仕事がしたくて、やっと内定をいただけたのが2社目の編集プロダクションです。でもデザイナーではなくて新規営業の仕事でした。
テレアポと飛び込み営業が中心で全く受注できず…それはそれは大変でした(笑)。でも半年経った頃、新人のフレッシュさを理由に大型案件を受注できました。そこから段々と案件受注できるようになりましたが、どうしても制作がやりたいという思いを諦められず、1年で転職を決意してしまいます。
当時、ちょうどコンテンツの媒体として紙がWEBに置き換わっていた頃だったので、今度はWEBディレクターの求人を片っ端から20社ぐらい受けました(笑)。そこで採用していただけたのが脱毛クリニックの集客をしていた3社目です。ここでやっとIT業界デビューですが、社会人になって3年目くらいだったと記憶しています(もう曖昧)。
ここではWEBディレクションのほか、オウンドメディアのコンテンツ制作も任せていただいていました。初めてのIT業界だったので覚えることがたくさんあり、念願の制作の仕事だったので毎日とても楽しかったです。
その後、ある程度業務に慣れてきたタイミングで、もっと短いスパンで自分の作ったものの成果が見たい!と思うようになり、そこも2年半で転職を決意しました。
-そうだったんですね!
前職からヒトノテに転職したきっかけって、何だったんでしょうか?
今までの転職では、恥ずかしながら「自分のやりたい仕事ができるかどうか」しか頭になくて…(笑)。でも、ヒトノテのCOサイトを見て、坪さん(弊社代表)の企業理念に共感したんですよね。
実は学生の頃ゼミでフランス文化を学んでいて、「外国の文化を学ぶ以前に、日本の文化のこと全然知らないなぁ」と、卒業論文では日本の文化をテーマに執筆しました。読書は苦手だし文章も得意ではないのですが、その論文で意外にも優秀賞をいただきました。これは大学時代唯一の自慢です(笑)。
1社目の菓子メーカーへの就職も、論文執筆時に「就職先は日本のものづくりに携われるところにしよう」と決めました。
話は戻りまして、当時ヒトノテでは日本の伝統文化を配信する自社メディア「ワゴコロ」のディレクターを募集していて。ヒトノテの企業ビジョンへの共感、興味のある日本文化メディアのディレクターということで、これまでの経験も活かせそう!と思い即応募しました。
-今のコンテンツディレクター職の募集で応募したわけではなかったんですね!
当時はまだコンテンツマーケティングのチームというのはなくて。
面接で坪さんに「コンテンツ制作のチームの立ち上げ考えてるんだけど、興味ない?」って声をかけていただいたんです。やらせていただけるならぜひ!とお返事したのを覚えてます。
入社当時は、立ち上げたばかりのコンテンツチームでコンテンツ制作をする傍ら、ワゴコロで職人さんへの取材記事の作成を担当していました。職人さんへの取材、本当に楽しかったな〜。すごくいい経験をさせていただきました。
そんな感じで1年半くらい経った時にコンテンツ制作の売上が増えてきて、リーダーを任せていただくようになりました。
-そのタイミングでリーダーに!リーダーになって変わった事はありましたか?
今までリーダー経験はなくて。しかも向いてないと思っていて、実感がないまま日々が過ぎていきました(笑)。そもそも当初は、チームメンバーに“仕事を任せる”っていうことができなかったんですよね。
コンテンツマーケティングチームはインターンのメンバーが多くて。学生さんだから学業第一だし、いずれは卒業してしまうので、思い切って業務をお任せするのが怖かったんですよね。納期に間に合わなかったらどうしようと考えてしまったりして。
結果、自分で仕事を抱え込んでしまい、インターンメンバーには出社と同時に都度「今日はこれをお願いします」って仕事の一部を切り渡すというやり方をしていました。でも、そんな仕事の任され方つまらないですよね。今ならわかるのですが(笑)当時はみんな数ヶ月で辞めてしまってました。
基本ヒトノテにくるインターンメンバーは、やりたい事を明確に持ってる方ばかりです。社会人を何年もやっているこちらが驚くような将来のビジョンを持っている方もいます。それなのに、自分の行っている業務が全体の業務の流れのどの部分で、どう貢献しているのかが全く見えない状態だったので…モチベーションを維持できなかったんだろうなと、申し訳なく思います。
流石にこんなに退職が相次いでは色々な意味でしんどいな、とチームメンバーで話し合い、思い切ってやり方を変えました。私は本当に最後のチェックしかせず、あとはインターン生とディレクターに完全にお任せ方式です。
それで気づいたのですが、お任せしてからのチームメンバーは物凄いスピードで進化していきました。売上も伸び続けていますし、完全にお任せしてもみんな全然大丈夫じゃん!どうしてもっと早くできなかったの!といい意味で落ち込みましたね(笑)。
例えば、最初はあまり自信のなかったメンバーも、今ではコンテンツマーケティングのどの業務もできるようになり、自信を持って大活躍しています。そんな成長を見ていて本当に感動しますね。なんてありがたい仕事なんだろうかと思うようになりました。
元々リーダーシップのない人間なので、優秀なメンバーの皆さんのおかげでリーダーっぽくなれた…?リーダーにしていただいたという感覚です。
-ヒトノテでは、今までにない程の変化を経験されていますね!
現在入社して3年半と、過去の会社に比べても永く勤められてる理由はどこにあると思いますか?
環境と、今の仕事が向いているからだと思います。
環境は、ヒトノテの「人」たちです。社内の人間が言うと胡散臭いのですが(笑)いい意味で学校みたいな雰囲気だなと感じることがあります。同僚なんだけど友達のような。それから、かなり自由に物事を決断したり、進めさせていただいてます。そんな今の環境に、とてもやりがいを感じられます。
そして仕事が向いていると感じた部分についてはちょっとしたエピソードがありまして…
ヒトノテに入社してから、取材記事を月に何本も作りまくるという案件がありました。当時の私は取材記事を作った経験がほぼ無いのに、インタビュー対象者が一流企業の管理職の方ばかりで。ものすごく緊張する日々でした。お客様は私がインタビュー初心者という事は知らないので、とにかくそれっぽく見えるように…って意識してたんですけど(笑)。
そしたら取材の様子を見ていたお客様から「矢田さん前にもこの仕事してたの?すごいよかったよ!」と嬉しいお言葉をいただけて。作った記事も、しっかり上位表示させることができたのが本当に嬉しかったです。
こういった客観的に仕事ぶりを見てくださった方からの評価や、実際に作ったものの成果が出たことで「自分はこの仕事が向いてるのか」と実感できたんです。
文章を作ることは全然向いてないと思っていましたし、ずっとWEBディレクターになりたくてやってきました。が、不思議なことに今は全く想定していなかったコンテンツディレクターをしている…自分がやりたいことと、向いてることってイコールとは限らないんだな、と。それがわかっただけでも、転職を繰り返していた過去の自分も救われました(笑)。
そんなこんなで、前は自分が「こうなりたい!」だったのが、今は「与えられたミッションを確実にこなしていこう」になりました。何年先のビジョンとか考えられなくなっちゃって。でもそのほうが自分には向いてるって思えたんですよね。
そんな日々が刺激で、自分の成長にも繋がってる実感もあって。だから永く勤められるんだなって思います!
-実際に矢田さんがヒトノテで働いている中で、どういう人がヒトノテに合ってると思いますか?
えーーー!そうですねえ。強いていうなら素直な方でしょうか。
ヒトノテって本当に素直な方が多いんですよね。例えばわからないこととか、知らないことがあればすかさず「分からないので教えてください」って言いますし、知りたいことや質問があればガンガン確認する人が多いかなと思います。分からないまま進めたり、曖昧なままやらないというか。そういう方にはとても居心地の良い会社じゃないかと思います。自分も引き続き、そうでありたいです。
矢田さん、赤裸々にいろいろお話いただいてありがとうございました!
ヒトノテは、様々なバックグラウンドを持ったメンバーが集まっているので皆のストーリーが楽しくて仕方ないです!これからも定期的にメンバーインタビューを更新していきますので、今後の更新も楽しみにお待ちいただけたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます!