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【技術書紹介】エンジニアが読んだ技術書3選【オブジェクト指向・WEB開発・クラウドサービスの設計指針・SEのための図解、文章技術】
みなさんこんにちは!
株式会社ヒプスター 採用チームです!
今回は弊社のエンジニアが読んだ4冊の技術書を紹介したいと思います!
技術書を読んだ感想も聞いてきたので、
是非最後までご覧ください!
【一冊目】オブジェクト指向でなぜつくるのか
わかりやすいオブジェクト指向入門書としておすすめ!難解なOOP解説本に打ちのめされた人にはこの本を!!
オブジェクト指向が現実世界をうまく表現できるという「理想的な視点」を現場で使える「現実的な視点」に落とすというコンセプトがOOP入門者などにとっては実用的で良いとおもいます。
概念的な話はあまり出てこず、オブジェクト指向はどんな仕組みなのか、OOPはどんなプログラム技術なのか、といった切り口の解説が多く、良くも悪くもプログラマ向きの本です。
メモリの使われ方やモデリングについても言及しているので、基礎知識から軽い応用まで体系的に学べるメリットがあります。
また、応用編でAOPや関数型言語の特徴に触れているため、関数型言語の存在を知らない入門者の方には、一度読んでみるといいと思います。
【二冊目】Webを支える技術
こちらは、Web開発に携わるものなら基本として知っておくべきWebの技術・思想が丁寧に解説されています!
REST API設計には欠かせないHTTP周りの内容が多く含まれており、Web周りをよく知らないプログラミング学習者が読むと得られるものが多いのではないでしょうか。
少し難しめですが、HTML仕様・リソース設計等大事なところがよくまとめられています。
コンセプトに「WebサービスをいかにWebらしく設計するか」というところがあり、Webサービス開発者なら誰が読んでもメリットのある内容の本だと思います。
【三冊目】クラウドネイティブ・アーキテクチャ
この本では、クラウドサービスを利用する際の前提となる設計指針について学ぶことができます!
コンテナ・サーバーレス・マイクロサービスの特徴や違い、スケーラブルの何が優れているのか、このあたりの理解に自信が無いエンジニアにとっては一読の価値があります。
しかし、対象読者が「回復性とスケーラビリティ、高可用性を備えた、クラウドネイティブなアプリケーションの設計に意欲的に取り組むソフトウェア・アーキテクト」となっているが、そこまでに専門家向けの内容では無いと思いました。
前半の内容は、特定のクラウドベンダーに依存しない内容となっているので、クラウドでの構築を前提としたアプリケーション設計についてどんなアプローチが求められるのか理解に集中できます。また、モノリシックからマイクロサービスまでの設計パターンの仕組みについて、どのような課題があって進化を遂げたのかという観点で解説されているので、なぜそれが重要なのかを理解しやすいです。
後半は、AWS・Azure・GCPでの設計手法について書かれているので、不要な人には不要かもしれません。ただ、クラウド全般における設計について体系的に学べる教材は多くないので、経験が薄いなどでそもそも何を基準に設計・最適化すればいいのか分からない人には有用な本だと思います。
【四冊目】SEのための図解の技術、文章の技術
こちらの本は汎用性が高く、SE以外にもおすすめしたくなる内容でした!
SE向けとなっていますが、ユーザー/顧客に提示する文書をメインに書かれているので、文書作成について一般的に必要な表現を学ぶことができます。
「分は一つの事柄だけを表現する。」「分は事実だけを表現する。」というようなドキュメントにおける日本語の使い方としては当たり前だけれども重要なところについて丁寧に解説されており、ドキュメントを書くための様々な表現技術についてまとめられていました。
また、フローチャート、ER図、ユースケース図などSEが主に扱う図の多くを紹介しており、初級SEなどはこれを読むことで知識が広がると思います。
弊社のエンジニアが読んだ4冊の技術書を紹介させていただきました!
ご参考になれば幸いです♪
最後までご覧いただきありがとうございました!
弊社は福利厚生として業務に係る技術書は買い放題となっています。
ご興味を持たれた方はぜひ話を聞きにきてください♪