- 人事労務
- CGプロデューサー
- レコーディングエンジニア
- Other occupations (14)
- Development
- Business
- Other
こんにちはHIKE広報チームです。
今回のテーマは、昨年の東京ゲームショウ2023で配布した「アクアプラス新聞」について!
「アクアプラス新聞」とは、その名のとおり、HIKEの子会社であるゲーム制作会社「アクアプラス」をテーマにしています。
なぜアクアプラス新聞を制作することになったのか?
反響はいかほどだったのか?
当時の打ち合わせで資料に書かれていた内容や実際の制作物なども見ながら掘り下げていきます。
■なぜアクアプラス新聞を制作することになったか
アクアプラスは、2024年11月で設立30周年を迎えます。来たるべき節目を前に、TGS2023でどのようなコンテンツを展開するべきかが、大きな課題のひとつでした。
ご存知のとおり、TGSには多くのゲームが好きな方々が訪れます。その中でアクアプラスに関して、「すでにアクアプラスのファンになってくれている人」、まだ「アクアプラスのファンではない人」に分けられます。
このどちらの層にも効果的な施策はないか。そこで企画されたのが“新聞”でした。以下は、ミーティング時の資料にある内容です。
===================
●アクアプラス新聞の目的
【これまでアクアプラスを応援してくださってきている方に向けて】
会社、作品の歴史を一目で振り返ってもらうことで、さらにアクアプラスのことを知ってほしい/好きになってほしい。
【まだアクアプラスを知らない方に向けて】
どんなことをしてきた会社なのか、どういう作品があるのかを周知して、ファンになってもらうきっかけを作りたい。
===================
次に取り掛かったのは、紙面内容のアイディア出しです。
その中で出てきた課題は、
目的を成し得るためにどのような紙面にするべきか。アクアプラスが誇るクリエイターによるイラストはもちろん、新聞というからには読み物としての側面も欲しい・・・。
これに対して制作ミーティングで提案されたアイディアが、アクアプラス作品の歴史を網羅した年表でした。さらに、時系列の作品表示に加え、アクアプラスのメンバーが販売タイトルの中でも特に印象に残ったエピソードも記載することに。それは、すでにアクアプラスを応援してくださっている方、まだアクアプラスを知らない方のいずれにも「こういう内情があったのか」という新しい視点を持ってもらいたかったからです。
■完成したアクアプラス新聞
では、実際にTGS2023で配布した「アクアプラス新聞」のサンプル画像を、プレスリリースから引用します。
第一面には『うたわれるもの』のクオンとアンジュをメインにしたイラスト、中面では『WHITE ALBUM2』の小木曽雪菜と冬馬かずさの見開きイラストを掲載。そして裏一面にレイアウトしたのがアクアプラス作品年表です。
このストーリーでは特別に、作品年表に記載されているタイトルとコメントを一部ご紹介します。
●WHITE ALBUM2 -closing chapter-
●うたわれるもの 散りゆく者への子守唄
●うたわれるもの ロストフラグ
※『うたわれるもの ロストフラグ』は2023年11月26日に4周年を迎えました。
■最終日の序盤で配布終了
アクアプラスの歴史と魅力が詰まった新聞は、まさに飛ぶように配られていきました。TGS2023最終日の序盤に予定量5,000部が配布終了。SNSには新聞を入手した人の喜び、手に入れられなかった人の惜しむ声も散見されました。
(ご来場者様の中にはアクアプラス新聞をもらうことだけを目的に来場された方も)
ちなみに、2023年12月に開催された「WHITE ALBUM2学園祭 2023 〜reunion〜」の会場にはパネル化した巨大アクアプラス新聞を展示。こちらも、多くの来場者が写真に収めていました。
さて、ここまでアクアプラス新聞がいかにして制作されたかを振り返ってきました。最後に、新聞に記載されているアクアプラスからファンの皆さんに向けたメッセージもご紹介します。時系列は昨年9月時点となっておりますので、その点ご了承ください。
ご挨拶
来年、30周年を迎えます!
ここまでの長い年月を弊社が歩んでこれたのは
ひとえに応援いただいた皆さんのおかげであります。
本当にありがとうございます!
これからも皆さんに
面白い作品をお届けしていきたいと思いますので、
応援よろしくお願いします!
迎えた2024年!
11月9日(土)・10日(日)には横浜BUNTAIで「大アクアプラス祭 30th Anniversary-」を開催します。そのほかにも様々な新情報発表やキャンペーンなどを企画中なので、これからのアクアプラスにご期待ください!