昨年秋に新設されたばかりの部署であるアニメ事業部。
HIKEはアニメスタジオ100studio(ワンダブルオースタジオ)を保有し、オリジナル劇場作品やTVシリーズなど多くの作品を手掛けてきましたが、本部隊とは別となるアニメ事業部の責任者である吉田さんにご自身のこと、事業部のこと、今後の展望など今の想いをお話し頂きました。
吉田さん/アニメ事業部長
Q:まずは吉田さんについて教えてください。
A:元々映画が大好きで映画関係の仕事に携わりたいと思って就活しました。ただ当時は就職氷河期で新卒採用しているのが超大手の映画会社のみ。狭き門だったこともありますがまずは色々な経験をつめそうなテレビ番組制作会社に入りAD(アシスタントディレクター)として社会人生活が始まります。
その後実写映画や劇場用アニメなどの企画・製作・幹事・権利窓口運用を行う会社に転職。小さい会社だったので企画だけでなく資金集めから窓口運用、細かいところで言えば契約書作成なども含め、1から10まで全てのフローを1人で行う必要がありました。
当時はとにかく大変だったけど、20代の自分が他社の決定権を持った年上の人たちに混じって会議に参加したことは大きな力になったし、ふと気がつくと同世代よりもできる業務の幅は広がっていました。
その後、歴史のあるアニメ制作会社にてマーチャンダイジングを中心としたライセンス運用を1から学びます。そういった経験もあり24年にライセンスを取得しグッズを企画製造するHIKEの商品化・ライセンス事業部(現MD・ライセンス課)にジョインしました。
Q:現在はMD・ライセンス課も含むアニメ事業部の事業責任者として日々駆け回っていますが、アニメ事業部について詳しく教えてください。
A:会社が2025年9月から新体制となりHIKEのアニメ事業は、アニメ制作本部が管轄するアニメスタジオ(100studio)と企画プロデュース本部が管轄するアニメ事業部との2軸にわかれることになりました。アニメスタジオでは実際に作る部隊として、アニメ事業部はアニメの企画・製作・出資・運用まで。一連の業務に携わるので自ずと多くのことにコミットするポジションとなり非常に重要な立ち位置になります。
Q:実際にどういった業務を行うのですか?
アニメ事業部ではいわゆるプロデューサー業を行います。
①立ち上げ(企画) ②作り(製作) ③運用する という3フェーズが大まかな仕事となりますがもう少し具体的に落とし込んでいくと、 ①立ち上げるためのネタを探し予算組みや出資営業、関係各所への調整・合意など土台を作り、 ②実際に作品を制作し全体をハンドリング ③公開後は売上を分析した上で広報・宣伝・追加施策の実行など作品のPR最大化に向けて走ります。
作品が世に出るまでに3-4年ほどかかるので、プロデューサーは複数の作品を同時並行で進めている状態です。
Q:HIKEのアニメ事業部の魅力を教えてください。
A:HIKEはアニメスタジオ(アニメ制作本部/100studio)を保有しているので自社で制作できるのは本当に強みだと思います。どの会社も企画はできても制作するスタジオを確保することが難しくなってきているので、自社に制作ラインがあるのは非常に大きいです。
それに加え、自社内で商品化・舞台化・ゲーム化・Web漫画化・催事展開などクロスメディア展開ができるのも強みですね。ここまで多岐にわたる機能を持っている会社はなかなかないので面白い施策ができるんじゃないかな。
あとは会社としてまだ決まったカラーがないのでジャンルに縛りなくさまざまな作品に携われることや、判断が早く短期間で承認決定できる組織体制なのでそのスピード感も強みだと思います。
Q:ズバリ!アニメ事業部で活躍できる人はどんな人だと思いますか?
プロデューサーの仕事は関わる人たちのさまざまな想いを組みとり成功に導いていくことだと思っています。そういう意味で自分の想いが強すぎる人より、人の想いを組みとりそれを繋げられる人の方が向いているんじゃないかなと。
もちろん僕にも想いはあります。ただ僕のやりたいことを達成するということではなく、原作をお借りするのであればその作品をより良い状態で皆さんに伝えたいし、作り手たちの想いものせたいという気持ち、どちらも必要になります。
あとは何事にもトラブルはつきものなので(笑)何かあったときに逃げ出さず踏ん張れる力、最後までやり抜く力は絶対に必要。
必ずしもアニメに詳しい必要はないので他業界でも大歓迎ですよ。
Q:最後に、吉田さんの目標を教えてください。
良い作品を世の中に提供していきたいという目標は大前提として、新しいビジネススキームを生み出していきたい。世に出る作品にとって本当に良い状態は何か、既存のビジネススキームを超え新しいビジネスの可能性を広げたいと思っています。
今アニメは世界中で注目されていて、日本で作ったものが当たり前に地球の裏側でも見られています。自分がプロデュースしたものが世界に届けられるってそれだけでも本当に素敵なことですよね。
エンタメって生活に絶対に必要かって言われるとそうじゃないかもしれないけど、人生を豊かにするものだと思っています。生活必需品じゃないものが老若男女・人種関係なく世界中の人々に影響を与えることができるものだと信じているので人生を豊かにできるエンターテイメントを提供したいと思っています。
アニメ事業部 吉田さん・清水さん インタビューありがとうございました!
関連記事:
https://www.wantedly.com/companies/hike/post_articles/1040291