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ジラフ社は2030年のスタンダードとして何を目指しているか

Photo by Matt Drenth on Unsplash

株式会社ジラフの経営理念として、「2030年のスタンダードをつくる」という言葉を掲げています。掲げたのは2017年ごろでしたが、2022年で5年も経過する中で改めてこの件について記しておきたいと思います。

ジラフとしては「10年スパンで実際にどんな未来を実現していくのか」、「2030年までに何を成し遂げるのか」という具体的な目標を検証するサイクルを回していく、という「経営理念の運用自体でPDCAサイクルを回していこう」というのが理念作成時の考え方・経営スタンスとなっています。

スタンダードという言葉は少しわかりづらいですが、ジラフとして創造した産物(モノ・コト・サービス→事業→事業からの波及効果)、アウトプットであり、世の中がそれを基盤にアップデートされていくような根本のレールのようなものを意味して使用しています。レールの上に何がつくられていくか、それは世の中次第ですが、その方向付けをするような存在を意味し、スタンダードと呼んでいます。

では具体的に2030年にどんなスタンダードを作っていくのか。当社が展開するリユース領域の事業の中でも作っていきたいスタンダードはそれぞれ複数存在します。特に事業として1つに絞る必要もないと思っています。

買取比較サイト「ヒカカク!」→売る時に比較することを当たり前にする、買取相場を可視化する、売って良かったと思える快適な体験ユーザーを増やす、売ることを前提としてリセールバリューを期待できる買い物をする、具体的なアイテムで言えば時計やブランドバッグ、美術品などのコレクションアイテムをできるだけきれいに次の世代へと引き継ぐ、店舗を持たないプロ個人が出張査定を日本全国のどこにでもサービス提供しているような時代をつくる(どこに住んでいてもすぐに出張査定サービスを受けることができる)

コレクター向けコマース「magi」→誰でも地理的な障壁を超えて希少品にアクセスできる世界を作る、ネットを通じて安全に取引できるサービス・アプリを作る(第三者の鑑定を挟んだ取引、企業によって信用性、魅力度を高められた実物画像の出品を閲覧できる)、効率性の高いエリアにおいて実現されてこなかった高いクオリティのサービスを提供する売買店舗を展開する(商品の魅力×高く売る×安く売る×接客×快適な空間)、物流を伴わずデジタルで現物資産を効率的に売買できる、トレーディングカードというアイテムの社会的認知を広め、自動車、時計、スニーカー、バッグなどと並ぶ市場カテゴリーに押し上げる、コレクションするという趣味をより一般的な趣味として浸透させ、ポジティブな意味で「物欲を持っていい」雰囲気の社会をつくる

これらの中で、どれだけのことが実現できるのかはジラフとしての日々の活動スピード、オペレーション、採用活動、資金調達、組織管理にかかっています。一緒にこのようなスタンダードをつくっていきませんか。大きな方向性として目指していることを言語化、具体化、記録するために執筆致しました。

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