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第一回社員インタビュー

自己紹介をお願いします

藤﨑です。2016年から東馬場農園に勤務しています。前職は食品分析会社で分析業務を行っていました。システム担当も行っていたのでそれらのノウハウもあります。現在は栽培マネージャーとして栽培管理はもちろんのこと、労務管理や人材育成なども含め、農場運営の全体をみています。



入社の理由を教えてください

中学校のころから農業がやりたいという思いがあり、大学も農学部を選びました。しかし、実際に就職先を決めるとき、農業という選択肢は難しく感じ、少しでも近い分野で食に携われるものを選択しました。農業に対する夢をあきらめきれずにいたところ、たまたまJAの広報誌で東馬場農園の記事を目にしました。社長が大学の先輩ということを知っていたため、興味を持って見学に行きました。実際にハウスを見て、また経営や農業に対する思いを聞いて、これならやっていける!と覚悟が決まりました。農業研修を希望するつもしでしたが、正社員として入社することになりました。


これならやっていける!と思った理由は?

農産物は市場通しで販売される。そうすると自分で値段を決められないので経営が不安定になるのではというイメージがありました。一方で農園を見学する中で、しっかり商品をブランディングし、スーパーと直接契約を行っているのを目の当たりにし、世の中の流れに左右されにくく経営も安定し、安心できる。これからの将来性も感じました。


今の仕事内容とやりがいを教えてください

生産部のマネージャーとして、農園全体のマネジメントを行っています。ハウスの管理は勿論、社員やパートさんの労務管理、人材育成なども行います。昔から農業がやりたかったので、まず毎日植物の状況をみられる、触れられるが一番の魅力です。ただ、これはどこの農園でも実現できることです。東馬場農園では1年1作(例えばトマトの場合、8月に定植して翌年の7月まで収穫を継続するので、1年に1回しか定植~収穫の流れを経験できない)しかない中で、毎年ステップアップできる試験を考え、実行し、クリアしていきます。これは大きなやりがいです。また、小さい会社なので多岐に渡る仕事に取組めることも魅力です。忙しいですが、たくさん経験できる分、知識が増えて楽しいです。


今の仕事で困難なことは?

当初は従業員が少なかったのですが、現在は25名程度の規模になっています。人数が少なければ目が行き届いていましたが、今は一人ですべてに目を行き届かせることは難しくなっています。個々の個性や思いが沢山ある中で、自分の中で進めていきたい方針をどのようにチームで進めていけるか。という課題に直面しています。


仕事をしていく上で大切にしていることは?

人と接するときは忙しくても手を止めて相手の目を見てを心がけています。また、相手の意見やそう考える理由を聞くようにしています。



どんな人が向いていると思いますか?

作業をこなすのが上手、手先が器用ということよりも、それぞれの仕事の原理を理解しようとしたり、目的意識をもてることが重要だと思います。次の仕事を考えて段取りができること、協調性も大切です。


将来の夢を教えてください

農業がすごく好きで楽しいです。なので、その魅力をたくさんの人に知ってほしいと思っています。例えば、「収穫体験してもらう」だけではなく、もっと深く農業に触れあえる場所を作っていきたい。ただ、自分でできることは限られているので、他の生産者たちとも協力し合いながら進めていきたいです。

また、現在の職場のある道場町が好きになりました。そんな道場町も、全国の農村地域と同様、農地所有者の高齢化が進んでいます。それを見過ごすのではなく、盛り上げられる一人になりたいと思っています。

もっともっと消費者の方に選んでいただける野菜作りをしていきたいですし、同業者の中でも頼られる存在になっていきたいです。


最後に興味をもってくれている皆さまに、メッセージをお願いします

農園設立から12年が経過し、観光農園を皮切りに新しい挑戦が始まっています。忙しさはありますが、新しいものを作り上げていくことは楽しいし、そんな経験ができる場所です。是非ここで働きましょう!



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