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越境するエンジニア。文系・理系・国境を超えて挑む新たなキャリア – クラウドエンジニア 砂江 宇津木

株式会社ヘプタゴンで働く社員に焦点を当てる社員インタビュー企画。

第10回となる今回は、2024年7月に入社したインフラエンジニアの砂江 宇津木 (すなえ うづき) を紹介します。

砂江さんは出身地・台湾の大学を卒業した後、東北大学大学院に進学し、ヘプタゴンへ入社。

日本語や日本文化に興味を持ち文系学部を専攻しながらも、独学で Python や機械学習を学び、研究に活かした異色の経験の持ち主。

そんな砂江さんがどうしてヘプタゴンへ入社したのかや、将来何にチャレンジしたいのかをインタビューを通じて迫りました。

最後まで是非お読みください。

※ 内容は2024年9月に行ったインタビュー時点のものです。

プロフィール

砂江 宇津木 (すなえ うづき)

  • 台湾・台中出身。2024年に株式会社ヘプタゴンへ入社。
  • 現在はクラウドエンジニアとして、主にフルマネージドサービスへ従事。
  • 好きな言葉は「末長く幸あれ」
  • 趣味はカフェ巡りと散歩。バリスタやバーテンダーなど、飲食系の資格取得に興味あり。

── 所属部署、業務内容を教えてください。

ヘプタゴンのクラウドオペレーショングループに所属しています。

社内ではインフラチームと呼ばれるこの部署で、AWS を使った IT インフラ構築と保守・監視を行っています。働き始めてからまだ一か月なので、先輩方の指導を受けながら、少しずつ実務に携わっている段階です。

── 大学ではどんなことをしていましたか?

私の経歴は、他の方と比べてちょっと変わってると思います。

台湾の大学を出た後、最初は筑波大学で文学の研究をしていました。その後、自分自身のやりたいことを突き詰めるために、東北大学大学院 国際文化研究科に転校したんです。

私は文系の専攻なんですが機械学習にも興味があり、研究の担当教員に「機械学習を使った研究がやりたいです。専攻と直接の関係はないですが、意義があると思うのでやっていいですか?」と聞いたら許可が下りて。

そこから卒業するまでの2年ほど、独学で Python などプログラミングを勉強しながら修士の研究を進めていました。

── ヘプタゴンに応募された経緯を教えてください。

実は大学院の卒業後、就職先がなかなか決まらなかったんです。

そんなある時、筑波大学時代の知り合いと話をしていたら、その知り合いが以前、ヘプタゴンに応募したのが分かって。そこからヘプタゴンのことを調べてみたら、仙台にオフィスがあるのが分かり、応募しました。

私は台湾出身ですが、東北は第二のふるさとのような場所です。学生時代の時間を通じて、この地に愛着が生まれました。東北が好きで離れたくなかったんです。方言の調査で気仙沼へ行った際に出会ったおじいちゃん、おばあちゃんたちの優しさは今でも忘れられません。

ヘプタゴンなら東北のお客様との協力関係を築きながら、地域の発展に貢献できると思いましたし、大好きな東北を離れずに自分自身のキャリアを追求できると考えています。

AWS は全くの初心者でゼロからの勉強ですし、企業理念などは就職活動の際にウェブサイトを少し見て知っただけですが、立花さんとのカジュアル面談を受けて、ここだと直感したのが決め手でした。

── 働き始めて約一ヶ月ですが、ヘプタゴンの印象はいかがですか?

仕事環境として結構自由だなと感じています。

これはメリットがある一方、デメリットもあって。自身のペースで仕事を進められるのは良いのですが、先輩方が忙しそうな時に声をかけるのをためらったり、質問する時にどこから聞けば良いのか分からず迷ったりすることもありました。

ただ先日、入社してから初めて一人で行う仕事を任され、最後まで行えたのにはびっくりしました。WAF (Web Application Firewall) を使って、お客様のシステムメンテナンス中に異常なアクセスを見つけてブロックする作業だったんですが、自分ひとりで問題を発見して対応できたんです

プログラミングなど開発寄りの経験しかなかったので、IT インフラ周りの作業は正直不安でしたが、この経験を通じて未経験であっても新しく学べることが多いのに気付きました。

ただ、一緒にチームで働く同僚は経験者が多いので、まだ追いつくのは大変だと感じています。

── ヘプタゴンの文化で特に魅力的だと感じる点は何ですか?

お客様と直接やり取りして、課題解決までやれるという点です。

私はまだ経験が浅いのでそこまでには至らないですが、先輩方を見ているとそこにヘプタゴンのやりがいがあると感じますね。

加えて、そのスタイルが他の企業から見ても魅力的なのも、立花さんがお客様先で登壇したセミナーへ同席した際に感じました。小さい会社なのに強い存在感があるのは、すごく格好良いなと思います。

あと、職場の雰囲気がすごく良いのも魅力的です。立花さんは社長なのに、高圧的なところがなくて、同じ目線で接してくれます。チームリーダーも同じで、上から目線を感じさせない接し方をしてくれて、すごくありがたいですね。

── 今後、ヘプタゴンでどのようなことをしたいですか?

まずは IT インフラの知識と技術を深めていきたいと考えてますが、ゆくゆくは Pytyon や機械学習を使ったシステム開発にも挑戦したいですね。研究での経験をヘプタゴンの仕事でも活かせるようになりたいです。特に Amazon Bedrock のような AWS から提供される新しいサービスには強い興味があり、挑戦してみたいと思っています。

自分自身の目標としては、人工知能 (AI) を使って生活を便利にするような実用的なツールを作りたいですね。単に機械学習を組み込んだツールというより、日常生活が少しでも進歩するようなものを作りたいと考えています。

ヘプタゴンは IT インフラだけでなく開発にも力を入れているので、自由に色々なことへ挑戦できる環境があり、それが魅力的です。私は開発にも興味があるので、将来は開発方面にも挑戦できそうだと感じています。

── 仕事以外の時間はどんな風に過ごしていますか?

趣味は多岐に渡ります。休みの日はカフェに行ったり、散歩をしたりするのが好きです。以前はフィルムカメラで写真を撮るのにもハマってました。絵を描くこともあります。

それから剣道もやっていましたし、バリスタやバーテンダーなど飲食系の資格取得にも興味がありますが、今はまず AWS 認定の取得を優先しようと考えています。



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