はじめてのリモートワーク
新型コロナウイルスの影響で、Hameeでも2月25日から在宅勤務が推奨になりました。
今までHameeデザイン部では全体でのリモートワークを実施したことはありませんでした。
今回の在宅勤務を機に、今後出社ができなくなった際なども想定して、全員でリモートワークをはじめてみました。
ゴールは、部の月次で行なっている締め会をメンバー16人全員集まってやること。
Goodpatch流を参考に
今までHameeでもHameeデザイン部でもリモートワークを行ったことがなかったので、はじめるにあたってGoodpatch Anywhereさんの下記記事を参考にしました。
ここに載ってる「Zoom」や「Miro」など今まで使ったことのなかったツールもこの機会に一斉にみんなで使ってみました。
まずはデザイン部のリーダーたちと
まずはZoomを小規模で使ってみた
いきなり全員でのリモートMTGやコミュニケーションは難しいと思い、まずは自分と近くで日頃働いているリーダーたちとビデオツールのZoomを使って1on1やMTGなど小規模なところからはじめました。
会社としてはビデオツールとしてGoogleのハングアウトもあったのですが、断然Zoomの方がいいなと感じました。
画質や音質も良いし、二人が話しても会話が打ち消しちゃうなどもなく、画面の共有も一瞬なのでとても使いやすかったです。
その中でも一番よかったのは、メンバー全員の顔が見れること。
(ハングアウトでも試したのですが僕はできませんでした。。本当はできるのならすみません。。)
みんながどんなリアクションを取ってるか見れるので、心理的安全性が少し高まる気がしました。
Zoomと一緒にMiroも使ってみた
Zoomを使いながらデジタルホワイトボードのMiroを使ってワークショップもやってみました。
デジタル上でいくらでもポストイットを使えるので便利だし、普段と変わりないワークショップができました。
写真を取らずにデータでいつまでも残るのと、参加してなかったメンバーへの共有などもリンクを送るだけなのでとても管理が楽でした。
いよいよデザイン部の月次締め会
リーダーたちとの二週間ほどの実験やメンバーとの日頃の1on1で普段と変わらないコミュニケーションが取れてきたので、いよいよデザイン部16人全員が集まる月次締め会を開催することにしました。
各リーダーたちにはそれぞれのチーム内でもZoomやビデオチャット上でのルールを共有して実行してもらっていたので、当日はみんな事前準備ができていました。
ちなみに、デザイン部で決めた3つのルールは以下です。
3つのルール
1. 必ずイヤホンマイクを使用すること
これがあるとないとじゃコミュニケーションの質が全然違います。周囲のノイズがすごいと話すのがイヤになってきてコミュニケーションがうまく取れません。
2. なるべくバラバラになること
ハウリングが起きてしまうことが多いので、あまり近くに座らないようにしましょう。
3. 誰に発言しているのか明瞭にする&ミュートを使う
大人数のMTGの場合、発言のタイミングが他の人と重なることが多々あります。その場合は誰に話しかけているのか最初に名前を呼ぶとスムーズです。また、イヤホンマイクは飲食の音やくしゃみの音を拾ってしまうのでミュート機能を使用し、他のメンバーに配慮をしましょう。
※当日のスクショをうっかり撮り忘れたので後日に撮影。。優しいメンバーのおかげで再撮できました。
やってみた感想
結果的に、部の締め会も問題なく終了しました。
(全員は仕事の都合もあり集まれませんでしたが、13人集まりました。)
むしろ、今まで離れていた時には声が小さくて聞き取れなかったメンバーの声もちゃんと聞けたりと、普段よりよかったんじゃないかという意見も。
最近では、なんで逆にリモートでの働き方考えなかったんだろうと疑問に思う時もあります。。
それも、今回の状況を前向きに、実験の場として捉えられたメリットかなと思います。
最近(※2020年3月23日現在)は、色々な企業さんでも在宅推奨になってきていますが、今後、リモートワークをはじめる企業さんの参考になれば嬉しいです。
コツとしては、まずは1on1や小規模なチームMTGなどからちょっとずつ大きくしていくのがみんなやりやすいのではないかなと思います。
あとは、マイクイヤホンは全員必須!
今後の課題としては、デジタルな業務は問題なかったですが、POP制作や撮影などのアナログな業務に関してどうしていくかが課題かなと感じました。
ただ、今回みんながスピード感を持って取り組めた対応力があれば、今後の課題も大丈夫じゃないかなとも。
これからも実験的に色々と挑戦できるHameeデザイン部になっていきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!