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hachidoriが独自の産休・育休制度を取り入れた理由とプレ産休で気をつけたこと



先日、弊社フロントエンジニアの妹尾が産休に入りました。

今回、産休に入る前の妹尾と弊社社長伴とのインタビュー記事を書かせていただきました。

スタートアップ企業のhachidoriが産休・育休を取り入れた理由、どんな人がhachidoriに合っているのか詳しく書きましたので、男女問わず様々な方に読んでいただきたいと思っております!

ペットが好き、ノリとあとは社長を信頼して入社した??

まず初めに、hachidoriにジョインした理由を教えて下さい。

妹尾:最初はペットの事業をやるって話だった。私は犬が好きで、いずれはそんな仕事をしたいなと思っていたところで、伴から話が来て、学生時代から付き合いのあった人からの誘いだったし信用していたし「まぁいいっか」って感じで最後はノリで決めました(笑)

どうして妹尾さんと一緒に事業をやろうと思ったのですか?

伴:大学時代、学生団体で僕が代表をしていて、妹尾と組んでいたことがあって、大人と話したり、メンバーをまとめて、目標に向かって仕事をしていかなければいけない中で、妹尾はしっかりと仕事をしてくれた。様々な人に合わせられるし。

妹尾:適当なの


伴:そう!適当なの(笑)すごい適当なんだけど、場がまとまる。あと、頭の回転が速いし、何をさせても人並み以上にできるから、最初はマーケター・広報・デザイナー・ライター全部やってもらっていた(笑)



妹尾さんがhachidoriにマッチしていたっていうことですね?

伴:僕も初期はスタートアップに関して詳しく知らないし、よくわからなかった。だからこそ、自分の知り合いの中で、自分が一緒に仕事がしたい人に声をかけた。それが、妹尾でした。会社を設立して最初はとにかく酷かった。オフィスは狭いし、ネットは繋がらないし。

妹尾:しかも寒いし(笑)

伴:ネットが繋がらないスタートアップってね(笑)会社を立ち上げて、2番目に入ってきたのが妹尾だった。しかも、男女2人でやっている企業は少なかった。

妹尾:そもそもいなかったよね。

伴:スタートアップには、女性がまだまだ少ない気がする。

妹尾:まず、スタートアップに触れる機会がない気はする。スタートアップ初期に必要なのはエンジニアだから、必然的に女性が少なくなってしまう。



エンジニアになった理由は、エンジニアをやらざるをえなかったから??

ところで、どうしてエンジニアになったんですか?

妹尾:エンジニアをやらざるをえなかった。当時社長は資金集めなどの経営部分、坂口(弊社のサーバーサイドエンジニア)はサーバー側がメインで、フロントエンドがいない。必然的に、フロントエンドエンジニアをやることになった。以前からHTML・CSSは触っていたので、特にプログラミング言語への抵抗はなかった。

フロントエンジニアの未経験にも関わらず、短期間でどうやってスキルを身につけたんですか?

妹尾:スキルがあるってわけではないけど、実は自分の性格が外向きではなくて、黙々と何かをやるのが好き。勉強してやるより、とにかくやらないといけなかったんだよね。坂口とは上下関係なく「わかんない、これなーに?」って気軽に聞けたのが大きかった。

ところで、妹尾さんの働きぶりはどうですか?

伴:何をやらせても、人以上にできるし、後は結構引きこもりで意外にオタク肌。集中力がすごくて、大変だろうなと思うけど、そんなに大変とは周りに思わせないところもある。あと要領もいいよね。



産休育休に関して

まず、内容に入る前に産休・育休制度に関して、簡単に説明をさせていただきます。

産休とは?→【産前休暇+産後休暇】を足した休暇の総称です。産前は、出産予定日・出産日を含めた6週間前から開始することが可能となります。

産後休暇は、出産日翌日から8週間休暇を取ることが可能となります。これらは労働基準法で決まっており、産後休暇に関しては違反してしまうと処罰されてしまいます。

育休とは?→【産休終了翌日から、子供が1歳になるまで】の休暇のことを言います。また、保育園に入園できなかった場合など特別な事例のみ、1歳6ヶ月まで育休をとることが可能です。育休に関しては、男女ともに取得することが可能となっております。男性の育休取得率も、以前と比べて増えてきているとの事です。

妊娠初期は辛いって聞きますが、どうでしたか?

妹尾:「つわりが厳しい時は出社できません」と伴には伝えていた 。

伴:つわりが厳しい5-6月にかけては来なくていいって言っていた。昨年姉が出産したので、どれくらいの時期で辛いってことが分かっていたし、無理して出社するよりも辛いときは自宅で安静にしていた方がよくて。

会社側としては何か言いました?

伴:当然、妊娠した時は安静が一番だと思っている。だから、何もしなくていいよって言っていた。「仕事より、まずはお腹の子供を第一優先にしてね。」と。

社長の理解があったからですか?

伴:妹尾がちゃんとどうしたいか、言ってくれたのが良かった。

妹尾:伴は、妊娠の時に限らず、常に社員の話を聞くようにしていたから言いやすいっていうのもあった。今後女性が入った時は、自分の意見が言いやすいか言いにくいかで変わる気がする。

伴:気を使いすぎると言い辛くなるから、ある程度、本人に任せてしまった方がいいと思う。

妹尾:軽く言えるくらいにして、重く受け止めない方がいいよね。中には言えない人もいると思うけど、そうではなくきちんと”言える環境”を作るべきだと思う。hachidoriはそういう環境づくりに力を入れている。






産休・育休取り入れた理由は何ですか? スタートアップやベンチャー企業って産休の制度が少ないイメージですので。

妹尾:もともとそこら辺の制度はしっかりしていた。

伴:取り入れた理由には2つあって、

1つ目は、スタートアップとはいえ1つの会社だから、会社としての制度は作らないといけないとは思っていた。

2つ目は、妹尾は優秀で、hachidoriに必要な人間だからある意味、妊娠という女性の大きなライフイベントで完全に離れてしまうのはもったいないと思う。それだったら、産休育休の仕組みを作って戻ってきてもらえる仕組みを作った方が、判断として正しいと思って制度化した。

伴:前々から妊娠・出産はあると思っていた。会社に入って、少ししたら結婚したし。いつ報告が来てもいいように柔軟に考えていた。

産休制度に関してどう思いますか?

伴:報告に来てくれる前に妊娠と感づいていた。体調不良があった時に「そろそろそんな時期かな」とも思った。後はもともと、最初から産休を制度化すること自体は決めていた。産休・育休を設けること自体、まったくハードルが高いわけでもなければ、何かを特別に用意したわけではない。逆に、プレ産休をどうしていくか、が肝心だった。会社でも、リモート勤務を取り入れるのが初めてだったので、実際に業務が回るのかが心配だった。

会社には、男女問わず入ってくるので、内包して進んでいかなければいけない。そんな制度を作っていかないと、会社としてダイバーシティを受け入れた幅広い成長ができない。採用に関しては、老若男女採用していきたい。そんな状況下では、産休・育休制度はあって然るべきだと思っている。

育休終わったら戻りますか?

妹尾:戻りたいと思っている。やっぱり、せっかく身につけたスキルを、活かしていきたいと思う。

伴:女性にとって、子育てに卒業がなくて、どのタイミングで働けばいいか不安。復職という入口があることで、理解もあるしフレキシブルな仕事ができると思う。職種としても、フロントエンジニアなので営業と違って外に出ないといけないわけでもない。

プレ産休や出産についての男女の認識差はありますか?

妹尾:ある程度女性側からアクションしないといけないと思う。気を使ってほしいという女性目線もわかるけど、男性は実際に妊娠の経験したことはないし、出産することもないから、どう対応したらいいのか分からないことも多い。実際に妊娠・出産に関しても個人差があるからね。妊婦だからって全員に同じ扱いをしていると、上手くいかないことも多い。女性自身が「何が大変で、何が大変ではないか」を、自分でしっかり判断をしないといけないと思う。男性に全ての判断を仰ぐのは良くない。

どんな雰囲気なら働きやすいと思いますか?

妹尾:男女問わず意見を言い合える雰囲気が大切。もし、女性を採用するのであれば女性がいるといいと思う。後、妊娠や身体の話を相談するなら同性がいい。そこくらいかな。

最後にお二人は、どんな人と働きたいですか?

妹尾:自分の意見が取り入れやすい、良くも悪くも未熟なところが多いのでそういったところを作っていけるのは楽しいと思います。

伴:自分の意見が言える人。実は、 自分の意見が言えるって難しいこと。前提が変われば、できることも変わる。その中でも自分のできること、やりたいことをきちんと言える人と一緒に働きたいですね。良い意味で、個性を持って働いてもらいたいし、人生の大半を占める仕事をやりきってもらいたいと思う。後は、社内からの意見は積極的に取り入れる様にしています。今後は、産休以外にも社員のために、様々な制度を導入しようと考えています。

妹尾・伴:後は、自分のやりたい仕事だけではなく、俯瞰的に会社のやっていることを見られるひと。スタートアップだと特に、そういう目線を持つべきだと思います。





妹尾さん・伴さんありがとうございました。スタートアップで働くことに関して、敬遠されがちですが、hachidori社では、女性も働きやすい環境を作ろうとしています。また、今後は産休・育休制度だけではなく、次に妊娠・出産する女性社員が安心して会社に復職できる制度も作っていこうと考えております。

最後に、弊社のミッションでもある「すべての人に、価値ある仕事を。」そんな世界を作るサービスを作っていきませんか?興味を持たれた方、老若男女問わずエントリーお待ちしております!!

ぜひ、hachidoriにジョインして一緒に会社を成長させていきましょう!

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