~オタメシワークスで不幸なミスマッチをゼロにする~
今の会社を辞めずに転職候補企業のお試し転職・社会人インターンができる“OTAMESHI works(オタメシワークス)” を運営している株式会社ジーゼ代表の鈴木と申します。弊社は大阪・東京・ミャンマー・カンボジアにてゲーム開発事業・教育事業・海外、国内人材事業を展開する会社で創業10年目となります。
https://www.otameshi-works.com/
オタメシワークスでは大手企業だけでなく、企業の投資評価や経営経験のあるメンバーが優良中堅企業や成長ベンチャー企業を目利きしご紹介しています。ご紹介する企業は私達が“経営ビジョン”に共感し、“ビジネスモデルの将来性”を感じた企業です。
今後の転職市場の流れを鑑みると、企業の外から中まで熟知するメンバーで構成されたオタメシワークスように信頼できる第三者のフィルターを通した企業紹介の重要性は増すと考えています。それは大企業の安定神話が崩れてきており、求職者は”短期視点でもしっかりキャリア形成できる職場”を探さなければならないからです。
~採用は「就社モデル」から「職能モデル」へ~
これまでのキャリアは比較的見通しが立てやすいものでした。有名大学を卒業して、大企業に入社し、ジョブローテーションを通じて教育をうけ、その企業にあったキャリアを培っていくといういわゆる「就社モデル」のキャリアが憧れの王道でした。しかしこの10年のグローバル競争の激化、主要産業のビジネスモデル変化が重なり大企業でも安定とはならずこの「就社モデル」が成り立たなくなっています。これを機に欧米型の仕事に人を割り当てるという考えの「職能モデル」が主流となってくるでしょう。 この流れは多くの大企業で始まってきています。
職能モデルが主流の採用方法になると、長期的に雇用を守る動きよりも、そのポジションを守り、企業の継続的成長を死守する動きになってきます。その転職市場で重要視されるのは職務経歴書・レジメです。これまでは”どこどこの会社で、いくつかの職種を経験されたんですね!”と言われ、面接時のコミュニケーション力があれば組織の一員としての適格性がアリと判断されたかもしれません。職能モデルになると採用要件がより明確化されそのスキルセットにあうキャリアを十分な期間歩み、そして実績を残してきたかという視点で判断されるようになります。職能・スキルセットとキャリアの整合性が問われるようになり、またキャリアの専門性がアドバンテージとなってきます。
~職能モデルへの変化で求職者が考えなければならないこと~
求職者はより明確に求められる職能・スキルセットに対する専門性の証明を行わなければならなくなります。そうなると大企業によくある、「最初は営業⇒バックオフィスの経験⇒人事⇒事業部長」というような会社ニーズにあったジェネラリストを輩出するようなジョブローテーションでは分が悪くなります。一人一人が主体的にキャリアを形成し、専門性を磨いていくことが求められるようになります。この背景こそが冒頭にお伝えした”短期視点でもしっかりキャリア形成できる職場”を探さなければならないことにつながるのです。
では我々の最適なキャリアとはどのように変わっていくのでしょうか。時代のトレンドに合わせて、3年〜5年先を見据えてキャリアを考え、確実に身につけたい職能・スキルセットを勝ち取りにいかなければなりません。そう考えると人事に身をゆだねて、運任せの職場は非常にリスキーです。今後は明確にその仕事を任せてもらえるキャリアかどうかを意識しなければなりません。個々のキャリア選択の柔軟性は大企業が不得意とする部分なので、中堅企業やベンチャー企業で活躍するキャリアも注目されてくることでしょう。
中堅企業やベンチャー企業では職能が明確になりやすいというメリット以外にも、重要な職責を担える可能性も高くなります。適切な責任範囲の中で判断・意思決定をさせてもらえるキャリアは大きな成長を見込めるはずです。日本は中小企業の数の割合が99%もありますので企業規模ではなく、職能・スキルセットを磨ける環境という軸で企業を選べば選択肢は一気に広がります。一方で、中堅企業はこれまで大企業のような大量採用をしてこなかったため採用における広報PRコンテンツが充実していない、場合によってはポジションの募集を見つけるのも困難なケースがあります。大企業への応募に比べて中堅・ベンチャー企業の応募は情報の非対称性がより色濃く出ている状況です。この情報の非対称性を埋めることができれば、求職者にとってキャリア形成のチャンスが広がり、労働市場において適材適所が進むと考えております。
~私たちがお勧めしたい企業とは~
私達は情報の非対称を埋めるのと共に、私達が“経営ビジョン”に共感し、“ビジネスモデルの将来性”を感じた企業様をご紹介したいと考えています。経営ビジョンからはその企業の目指す未来像と社員との向き合い方がわかります。未来のことは誰にもわかりませんが、この想いの指針以上には会社は発展しづらく、そのビジョンを目指す過程が社員のキャリアになります。経営ビジョンは会社のホームページなどに書かれている企業も多いですが、その言葉だけで応募者からの共感を得ている企業は少ないのではないでしょうか。私たちはそのビジョンにかける熱量が共感を呼び、人が集まり、活き活きと活躍し、発展につながるのではないかと考えています。
私達はできる限りこの経営ビジョンの熱量の部分まで企業様に伺い、求職者様にお伝えしたいです。優良中堅企業様や成長ベンチャー企業様であれば社長が熱く語る様子や使命感を感じるような迫力がポイントになるでしょう。大企業であれば経営ビジョンが人事評価に落とし込まれたり、行動指針になっているなどその浸透具合がポイントになるでしょう。
転職活動において仕事内容や雇用条件も大切ですが、私達はビジネスモデルの将来性はもちろんのこと、経営ビジョンへの共感を重視して求職者様にその企業様の良さを伝えていきます。経営ビジョンが理解できれば社風も感じることができるのでカルチャーフィットしているか判断できます。中長期的にみればカルチャーフィットしてその会社で活躍し実績を出すことが市場価値をあげることにつながるので、エントリー段階の条件よりも、経営ビジョンの理解と得られるキャリアに納得して入社したほうがキャリアアップにつながるのではないでしょうか。
私達はコアメンバーに全員経営経験があります。経営者視点で企業様の良い部分を求職者様に伝えることもできると思いますし、また第三者ということから求職者様が聞きづらいような根底の部分にも触れさせていただくこともできるかと思います。情報の非対称をなくすことが、経営ビジョンの共感、カルチャーフィットの確認につながり、不幸なミスマッチを減らせると信じています。皆様にとって信頼できる第三者のフィルターになれれば幸いです。
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