グラフメンバー紹介 第2弾では、インターン生である河出奈都美さんに、グラフにジョインしたきっかけや、これからの目標などを聞きました。
河出奈都美(かわで なつみ)PROFILE
青山学院大学3年。2010年に地球に帰還した「はやぶさ」プロジェクトリーダーのドキュメンタリーを見て心を動かされたこと、自身のスピーチコンテストでの体験を経て、誰かの心を動かす仕事がしたいとアナウンサーを志す。2017年9月より縁あってグラフにインターン生として参画。
グラフでインターンを始めた理由
――グラフとの出会いを教えてください。
青山学院大学の映画祭「青山フィルメイト」に司会として参加したときに、ゲストスピーカーとしてお越しになっていた原田さんから、AI(人工知能)のお話を伺ったことがきっかけです。
――インターン先にグラフを選んだ理由はなんだったのでしょうか。
今まで触れたことのない、新しい知識や考え方を身に付けたいと思ったからです。
これまでビッグデータやAIといったジャンルに対して関心を持って来なかったので、グラフの業務内容を聞いた最初の印象は、「難しすぎる」「文系の私には向いてない」「私の目指している場所とは関係がない」というものでした。
しかし、原田さんから「データは次世代の貨幣である」というお話を聞いて、データサイエンスという概念は、決して一部の業界だけで活用されるものではなく、むしろどの業界にいても通用する技術や考え方を持っていると思いました。
マスコミ関係の仕事に就きたいと思っている私にとって、データを利用してさらなる価値を産み出すことと、情報を伝えて人々の生活を豊かにすることは本質的に同じことだと思い、インターンを通して自分のやりたいことに生かせるのではないかと考えました。
――データ活用と情報伝達には共通点がある?
私が大学で主に学んでいるのは「コミュニケーション学」というものなのですが、それは必ずしも言語を使ったものや、人間同士の意思疎通だけがコミュニケーションとは限らない、という広義の概念を持っています。
データサイエンスにも似たようなものを感じていて、例えば、手で触れたときの質感など感覚的なものでも、今ではデータに置き換えることができます。これまでは数値で現すのが難しかったことを、データ分析を通せば、情報として活用することができるようになると思うのです。
非言語的な要素もコミュニケーションの一部として捉えるコミュニケ―ション学と、数値というデータを生かすデータサイエンスには、人々に新しい価値を生み出すという意味で共通している点があると思います。
最初は難しいと思って避けていた分野でも、自分の興味のあるフィールドまで次元を合わせてみると、意外と共通点があるということは、グラフに出会って気づけたことのひとつです。
私がグラフでやっていること
――担当している業務について教えてください。
サービスの普及啓蒙を担当する「エバンジェリスト(伝道師)」という役職を頂き、4月にローンチする分析サービス「CYPHER(サイファ)」について、ユーザーテストの実施やクライアント往訪、SNS更新やイベントの運営に携わっています。私は知らなかったのですが、エバンジェリストという役職は海外では一般的だそうです。
また、代表の原田さんが主催する分析勉強会「丸の内アナリティクス」では、司会進行を務めさせていただいています。「丸の内アナリティクス」のイベントでは、毎回テーマに合わせてゲストスピーカーをお招きし、様々なお話をしていただいています。今後はもっと積極的にイベントの内容にまで関われたら、と思っています。
――インターン経験のなかで印象的だったことはありますか。
2017年9月に、TECH IN ASIA というイベントのスタートアップコンペティションに登壇者として参加させていただいたことです。
各社の代表が英語でプレゼンをする中、私だけインターン生、しかも日本語でプレゼンをすることになっていたので、正直とても不安でした。プレゼンの内容は暗記をする必要があったのですが、なにしろ準備期間が短かったので、前日の夜まで原稿作りをしていた状態でした。
それでも、社員の皆さんと資料を作りあげながら、話しやすい言葉選びや、制限時間の5分内に収まるかなど、様々なシミュレーションを重ねたのは、主体的に関わっているという実感を得られましたし、とても楽しかったです。
――プレゼンを終えていかがでしたか。
周りの方々に支えられながら、無事にプレゼンを終えることができた時はほっとしました。
賞を取ることはできませんでしたが、終わった後たくさんの方から声をかけていただき、自分のプレゼンを見てグラフに興味を持っていただけたことに、喜びと、達成感を感じました。
アジア各国から様々な企業の方が集まるイベントで、大舞台に立たせていただいた経験は、私にとって貴重な財産になりました。このように、誰もができない経験や活躍のチャンスが多くあるのは、グラフのインターンの特徴であり、魅力だと思います。社員のみなさんのサポートに感謝しています。
グラフに関わる私のこれから
――これからインターンの中でどのような経験を積んでいきたいですか。
グラフでは何事も自分から知ろうという姿勢を持って、時間の許す限り様々なことに挑戦してみたいと思っています。グラフでインターンをすることで興味分野を広げることができたので、私自身も情報を発信して、誰かが新しい発見をするきっかけを作れる人になりたいと思います。
特に、現在は自分が就職活動中なこともあって、新卒市場ではベンチャー企業の認知度がまだ低いということを日々実感するようになりました。グラフはまだ名の知れた会社ではないかもしれませんが、これから大きく成長していく会社だと思っています。
ぜひエバンジェリストとして、私の感じたグラフの魅力を伝えていけたらと思っています。
河出さん、ありがとうございました!
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(Text/ナガタハルカ)