IT社長の声Vol.2|残業をしない会社を目指すグロース、その理由とは? | 株式会社グロース
こんにちは。広報担当の成瀬です。グロースでは【残業ゼロの企業】を目指し、社内でも積極的に残業をしないよう取り組んでおります。今回は、残業をしない会社を目指したきっかけや考えについて、代表にその経...
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こんにちは。
広報担当の成瀬です。
グロースは【残業ゼロの企業】を目指しています。
前回は残業ゼロを目指す代表の想いについて、ご紹介させていただきました。
今回は、前回に引き続き代表インタビューを掲載し、実際に残業をゼロにするためにグロースで取り組んでいることについて、ご紹介いたします。
残業をゼロにするには、いち社員だけが頑張るのではなく、それを統括している管理者がしっかりマネジメントを行い、時間配分を行っていくことが大切だと考えております。
SESの業務はエンドユーザーさんの元で働くことが多いので、それを弊社でコントロールするのは難しいことも事実です。しかしながらできるだけ残業をしないよう、こちらからクライアント様に呼びかけを行い、全体として認識の統一を日々行っております。
グロース内部の業務であれば、管理者も技術者も弊社社員ですので、残業ゼロの方向性をより一層浸透させることができております。
実際に2021年度は残業7時間以下、2022年度は5.5時間以下と、徐々に数字として成果が表れており、近い将来ゼロになるよう更なる取り組みを行っているところです。
業務を開始する際は、まずスケジュールを組むとこから始まりますが、弊社はスケジュールを組む時の基本的な考え方があります。
「この仕事をするためには何時間かかる」という生産性の細かい指針を持っており、作業を時間で分割していくのです。
例えば、「500ページの設計資料を作るためには、ベテランなら1日4ページ、新人なら1日1ページ」という指針があるとします。
それを照らし合わせ、もしみんなで1日10ページ作れるならば、500ページだと50日かかる・・・という形で、日ベースで全部落とし込んでいくんです。
定期的に進捗状況を確認し、朝会で「今日は10ページ作ります」という目標提示、夕会の時に「実際は8ページでした」などと結果報告を行います。
そうすると、「生産性は10ページではなく8ページなので、今後のスケジュールは8ページで組み直そう」
という風に生産性を統計から出していくことができ、それに合わせてスケジュールを調節ができるのです。
このように日々進捗状況を確認しながら管理を行っていけば、突拍子のない残業がおこることはありません。
万が一、計画より進捗が遅すぎる場合は、人員を増やさなければならないこともありますが、「残業を使って今の人数で頑張ってやろうよ」となると、残業が発生するのです。
そうではなく、それを早めにキャッチして管理者が増員するなどの決断をしておくことが大切だと考えております。
もちろん増員すれば、人員コストはかかります。
そのため、最初の見積もりの段階で、余裕をもたせておくことも大切です。
キツキツで予算や納期を組むのは、誰もが休まない、風邪もひかない状態であり、従業員も人間ですから具合が悪くなって休むこともありますし、生産性が落ちる可能性もあります。
想定外のことが起こった時に増員ができるように、しっかり見積もりの段階から組み込んでいく、これがすごく重要なんです。
この見積もりがしっかりできていないと、何かイレギュラーなことが起こった際に、人員を増やせないから、残業で頑張ろうとなってしまうため、そうならないための環境を作っておくということを、日々意識しております。