グルーウェブ代表でディレクターの西です。
弊社に興味をもっていただき、ありがとうございます。
弊社はWEB制作会社なのですが、残業がとても少ないです。
標準的な忙しさの月はほぼ残業ゼロ。3月、9月の繁忙期でも月30時間以下です。
とはいえ決して仕事が少ない訳ではなく、少人数で多くの業務をこなしています。
なぜそれが実現できているのか。2つの取り組みをお伝えします。
加えて「残業のない会社にしたい」という思いに至った、私の過去の経験もお話しします。
弊社へのエントリーをご検討中のかたに、何かを感じ取っていただけると嬉しいです。
エンジニアたちによる日々の改善
「グルーウェブのエンジニアは仕事が早いので残業をする必要がない」のです。
とてもシンプルな話ですよね。
弊社の主力サービスは「HTML,CSS,JSコーディング」と「WordPressでのCMS開発」です。
これらの「品質の維持」と「効率化」を、エンジニアは常に意識し改善しています。
その結果、着手から検収までのスピードが早いのです。
心がけている事の一部をご紹介します。
・精度が高いHTML,CSSコーディングで、依頼元からの戻し(修正指示)を減らしている。
・Backlogを活用し、要求仕様の不明点をすぐに依頼元に確認できる環境を作っている。
・社内のナレッジベースを活用し、各自が「悩む時間」「考える時間」を削減している。
・開発環境「Gulp」を、使いやすいように常にアップデートしている。
未経験で入社したエンジニアも弊社には在籍しています。
そんな彼らの日々のスキルアップに加えて、上記の心がけも進化しています。
結果的に開発スピードが上がり、残業の必要がなくなっているのです。
適切なリソース管理
ひとりのエンジニアに業務が集中しないように「平準化」を常に心がけています。
平準化のために、毎日朝礼で全案件の進捗状況を確認しており、担当人員(リソース)を臨機応変に調整します。
その調整を担うのがディレクターである私です。
私は十数年コーダーとして、多種多様なWEB制作案件に従事してきました。
その経験を通して、適切なリソース管理に必要な「勘」が備わったと感じています。
ここでいう「勘」とは、具体的に以下のようなことです。
・取り組んでいる案件や課題の難易度の、的確な把握
・依頼元のリテラシー(要件・仕様を理解しているのか)の読み
・社内でどのエンジニアをアサインすべきかという判断
・担当変更によってエンジニアに掛かるストレスはないかという配慮
弊社は受託案件が多いこともあり、複数の案件が同時並行することが常です。
だからこそ、適切なリソース管理を行い、残業を減らす取り組みを行っています。
過去の経験が今に活きている
「残業のない会社にしたい」というのが私の思いです。
不必要な残業は「百害あって一利なし」と考えています。
この思いの背景にあるのが、私自身がコーダーとして会社に勤めていた経験です。
まさに「残業にまみれた生活」を送った時期が、私にもあります。
勤めていた数年の間、仕事を終えて会社を出るのが22時過ぎになることは当たり前でした。
残業代をもらえたことはなく、地下鉄に乗り遅れた場合のタクシー代を請求する風習はありません。
無報酬の休日出勤も度々。
40時間ぶっ続けコーディングを強いられて、メンタルがおかしくなった経験もあります。
「まだ『仕事』のことがよく分かっていなかったので、無茶してたな~」
と、今となっては武勇伝のように笑って話せる経験です。
そんな当時の経験は、現在の私の信念の礎になっています。
経営者でディレクターとなった今、
「自社のエンジニアに、あの頃の自分のような働き方は絶対にさせない」という信念です。
無駄な残業は なぜ生まれるのか?を考える
そんな【サー残コーダー時代】の経験を今、私がどのような行動に繋げて、活かしているのかをお伝えします。
「あの時、あれだけ残業をしなければならなかった根本理由はなにか?」
「あの時、上流工程ではどういう開発計画が組まれていたのか?」
「あの時、営業担当はクライアントに何を約束していたのか?」
「あの時、そもそも見積は適切だったのか?」
「あの時、仮に社員が残業代をフルで貰っていたら会社は成り立っていたのか?」
を思い出しては、「自分が同じ轍を踏まないためには、どうディレクションすべきか」を熟考し、業務に取組んでいるのです。
そうして育った「無駄な残業をしない」社風
私自身の過去の経験からの思い、エンジニアたちの改善、適切なリソース管理。
これらにより「無駄な残業をしない」社風が確かに育っています。
一緒に働いてくれる優秀なエンジニアが、テキパキと仕事を終えて「ちょっと早いですが上がります!」と、Slackにコメントを残してサクっと17時に居なくなる。
・・そんな様子を見ると、とても爽快な気持ちになります。(弊社はフレックスタイム制です)
とはいえ、まだまだ改善の余地はあります。課題が山積みです!
いま私が興味を持っているのは、トヨタ生産管理の「自工程完結」です。
自分の創意工夫で業務効率化を加速したいディレクターやエンジニアの方々。
エントリーをお待ちしています!