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What we do

2017年のワインブドウの収穫。登醸造で仕込みも手伝いました。
2018年第1回エコカレッジでは「SDGs」「パーマカルチャー」などキーとなる考え方を学ぶワークショップを行いました
1)通年プログラム 「持続可能な暮らしと地域」をテーマに、作物栽培、ワイン醸造、養鶏、食品加工、森林管理、太陽光パネル設置などの自給スキルのほか地域の自立やグループワークを学ぶ通年講座を開講しています。講師や実習指導はエコビレッジのスタッフ、地域生産者をはじめ各分野の専門家たちです。 2)単発プログラム 特定テーマについて、短期集中型、週末日帰りの講座を開催します。 旬を楽しむごはんの会、動物のいる暮らし方、森の動植物観察会など。 3)研修プログラム・スタディツアー 大学、市民団体などのグループ研修の企画、運営、コーディネートを行います。 北海道大学、酪農学園大学、北海道科学大学、日本工業大学、北海道庁、JICA、地域起こし協力隊、まちづくりNPOなど 4)地域貢献活動 都市と農村の交流を促し、持続可能な地域づくりを実践するための各種スタディツアー、スイーツ交流キャンプ、子ども農業体験、森林管理などを地域の生産者や行政と連携して行っています。事業主体は地元の協議会で、当法人は事務局として協力しています。

Why we do

近隣の新規就農農家の方と連携したプログラム運営、地域づくりを行っています。子どもたちや外国人ボランティア、道内外からのゲスト、いろいろな人たちが集う場所や交流の機会を提供します。
エコビレッジの敷地は全体で6ha。ワインぶどう畑、菜園、森林、居住エリア、フリーエリアがあります。スタッフと共にインターンシップや、外国人ボランティアが滞在したり、学生プログラム時には多くの学生が宿泊します。自然環境を活かした社会実験やコミュニティ活動に利用しています。
私は、行政およびNPOの現場を通して、テーマやセクターごとに分断された世界での問題解決は限界だと感じてきました。地球レベルで起きている環境やエネルギーの問題、地域レベルで抱えている経済や高齢化の問題、そして一見個人レベルと捉えられる引きこもる若者の問題も、根っこはつながっています。解決のためには分断された人やコトをつなぎ、小さく自立すること、つまり自分でできることは自分でという精神と隣人同士が助け合う仕掛けを創ることにあると考えています。 私はエコビレッジの「暮らしをベースにした地域共助」の仕組みが日本の農山村を活性するヒントになると考え、その考え方やスキルを広めたいと思い、そのための人材育成と実践研究の場として「エコカレッジ」を立ち上げました。 私たちは環境的にも社会的にも豊かな次世代のライフスタイルやコミュニティモデルの創造を目標に活動してきました。これまで食糧やエネルギーなど自分たちの暮らしに必要なものをできるだけ自ら作りだし地域で共有するシステムや人材育成の機会を広く提供することに力を入れてきました。これまで築いた学びや交流の成果をベースに、今後は生産者と消費者、都市と農山村をつなげ小さな仕事を作り出し、地域全体がエコアップしていく未来を目指しています。

How we do

エコビレッジのグランドデザイン会議。造園、建築、森林など多様な専門家が関わっています
アンバサダーには年3~5回、ワインやスイーツなど加工品の詰め合わせをお届けします。
当NPOは基本的に代表とスタッフが合わせて2名と小さな団体ですが、会員や地域住民、大学生ボランティア、外国人ウーフ、各分野のプロボノなどたくさんの方々が協力参加して下さることで成り立っています。 ■近隣の新規就農パートナー農家:近隣仲間の新規就農者には多芸多才な方が多く、講座の講師となっていただいたり、共にイベントを企画したり、協力しって地域を盛り上げています。ここに集う都市の人びとにとっては、脱サラ農家のストーリーが魅力的であり、若者にとっては、将来の選択において多様な生き方・働き方を知る、という点でプラスになっている様です。 ■ボランティア(学生・外国人など):道内外の大学生が継続的にボランティアとして参加しています(ここの活動を題材に卒論や修論を書いた学生もいます)。外国人ボランティアは年間5~10名ほど受け入れており、1〜3ヶ月の滞在で私たちの活動をサポートしてくれています。 ■インターンシップ生:学生や社会人経験者など、様々な人が過去、インターンシップ生として活動に関わりました。主に農作業、ゲストハウスの管理、プログラム運営のサポートや、広報・PR系の活動を担っています。 ■プロフェッショルたち: ・パーマカルチャーセンタージャパン理事の建築家山田貴弘さん(ビオフォルム環境デザイン室):当初からエコビレッジのグランドデザインのリーダー、学び舎のマスターアーキテクトとして設計をしていただきました。 ・宮本英樹さん(大沼流山牧場・どさんこミュゼ代表) エコツーリズムやソーシャルビジネスの講師。馬搬や馬車企画など、様々な企画の提案、技術協力をしていただいています。 ・深江園子さん(フードライター、オフィスYT) 「共生産者」という考え方をベースに、余市・仁木の名産果物を使用したスイーツの開発やスタディツアーの企画を指導していただいています。 ・施設の生活排水の浄化、敷地内の森林を利用したバイオマスエネルギーの研究、ラーニングツーリズムに関わる人びとの交流など、大学や研究機関の専門家の方が関わっています。 ■講座参加者:学生からリタイア世代まで、道内外の様々な方。 ■NPO会員:法人は会員の会費、寄付に支えられています。会員は総会に参加して団体の運営に関わったり、作業やイベントの運営でサポートをいただいています。中にはエコビレッジの敷地打ちにセルフビルドでお家を建てた方もいます! ■アンバサダー:団体の運営や活動には参加しないけれど、経済面、広報面で支えてくれる方々を公募し、オリジナルギフトをお送りしています。