氏名: アシフ・ムハンマド・アマド
所属・役職: 国際事業本部 オペレーションズアナリスト
担当業務・専門分野: フィリピンにおける複数のAWD(間断かんがい)プロジェクトの運営管理
出身大学: パキスタン国立ファイサラバード農業大学
専攻: 農業科学修士(MPhil in Agriculture Sciences)
Green Carbonに入社した理由: 農業科学とデータ分析の知識を、実際の気候変動対策に活かしたいと考えたためです。Green Carbonでは、水田のメタン排出削減と農家支援を両立するAWDプロジェクトに携わることができ、自身の専門性を社会課題の解決に結び付けられると感じました。
経歴: パキスタンでキャリアをスタートし、FMC CorporationおよびManucharにて作物栄養管理計画の策定、農薬使用のモニタリング、AIやPythonを活用した作物生育および土壌健全性の最適化に従事しました。
その後、日本へ渡り、K&S Farm Services LTDにてAgriculture Project & Data Specialistとして勤務。現在はGreen Carbonにて、国際的なAWDプロジェクトの推進に携わっています。
趣味・休日の過ごし方: 自然散策、サッカー、データ可視化の研究
学生時代の活動: 修士課程では分子生物学および総合的病害虫管理(IPM)に関する研究に従事しました。また、ピンクボルワームやトウモロコシ茎穿孔虫に関するフィールド調査も行いました。
SNS: https://www.linkedin.com/in/ammad-asif-a2942a164

Q.簡単な自己紹介とこれまでの経歴を教えてください。
私はアシフ・アマドです。パキスタン国立ファイサラバード農業大学で農業昆虫学の修士号(MPhil)を取得しました。
私のキャリアは、農業大国であるパキスタンの農地から始まりました。FMC CorporationやManucharといったグローバル企業で勤務し、農家の皆さまが作物の健全性を向上させながら、環境への負荷を軽減できるよう支援してきました。
農業とテクノロジーを融合させたいという強い思いから、Python、データ分析、AIモデリングを独学で学びました。日本のK&S Farm Servicesでは、それらのスキルを活用し、作物の養分需要予測や土壌状態のモニタリング、生育環境の最適化に取り組みました。
現在はGreen Carbonにおいて、フィリピンで実施されるAWDプロジェクトの運営に携わっています。水田由来のメタン排出削減に貢献できることは、私にとって単なる仕事ではなく、地球環境への恩返しだと考えています。
Q. 現在どのような業務に携わっていますか?
私は国際事業本部のオペレーションズアナリストとして、フィリピンにおける複数のAWD(間断かんがい)プロジェクトの運営管理を担当しています。
AWDは、水田の水管理を最適化することで、水使用量を削減しながらメタン排出を抑制し、収量維持にも貢献する農法です。
私の業務では、プロジェクトスケジュールの管理、現地チームとの連携、圃場データの分析、そして各部署間の円滑なコミュニケーションの推進などを行っています。多様な関係者と協力しながら、プロジェクトが円滑に進行するよう支援しています。
Q. Green Carbonで働く中で、最もやりがいを感じることは何ですか?
私が最もやりがいを感じるのは、データ分析と現場での実践が一つにつながる瞬間です。
例えば、フィリピンのAWDプロジェクトにおいて、水利用や排出量のデータを分析し、その結果として実際にメタン削減効果が確認できたとき、大きな達成感を感じます。
また、自分の農業分野での知識や経験が、直接的に気候変動対策へ貢献できていることにも大きな意義を感じています。
Q. これまでに直面した課題を教えてください。
これまでの課題の一つは、異なるタイムゾーンや言語、そして現地の農業環境の違いを越えてプロジェクトを進めることです。
特に遠隔地の農村地域では、収集されるデータが不完全であったり、一貫性に欠けたりすることもあります。そのため、限られた情報の中で正確な分析と意思決定を行うことが求められます。
しかし、そのような課題こそが、自身の問題解決能力やコミュニケーション能力を成長させる機会になっていると感じています。
Q. 今後挑戦したいことは何ですか?
農業研究者として、単にメタン排出量を測定するだけではなく、農業技術と微生物レベルでのメタン削減を結び付ける研究に取り組みたいと考えています。
現在、多くのプロジェクトではメタンという温室効果ガスそのものに焦点が当てられていますが、実際にメタンを生成している「メタン生成菌(Methanogens)」への理解は十分ではありません。
今後は、AWDの実施間隔、有機物管理、土壌改良材の活用などがメタン生成菌の活動をどのように抑制し、収量維持と両立できるのかを探究したいと考えています。
農業科学と土壌生物学の知識を活かし、農学とカーボンサイエンスをつなぐ新たなアプローチを確立したいと思っています。そして、その変革をGreen Carbonがリードする存在になれるよう貢献したいです。
Q. 10年後の自分はどのようになっていたいですか?
10年後には、低排出型の稲作システムを専門とするサステナビリティリーダーとして活躍していたいと考えています。
AWDをはじめとする持続可能な農業技術を東南アジア全域へ展開し、農家の皆さまと協力しながら社会実装を進めていきたいです。
また、気候変動分野に挑戦したい若い農業研究者や技術者を育成することも目標の一つです。
現場を理解し、科学的知見も持ち合わせた人材がこれからますます必要になると考えています。そのような次世代人材の成長を支援できる存在になりたいです。
Q. 最後に、Green Carbonで働きたい方へメッセージをお願いします。
Green Carbonは、単なるインターンシップや仕事の場ではありません。あなたのスキルや経験、そして情熱が本当に価値として活かされる場所です。
農業、データサイエンス、ビジネス、環境分野など、どのようなバックグラウンドを持っていても、地球環境に貢献できる意義のある仕事に挑戦することができます。
私が特に魅力を感じているのは、多様性に富んだ環境です。世界各国のメンバーと協力しながら、さまざまな国や生態系にまたがるプロジェクトに携わることができます。
また、インターンや新しく入社したメンバーであっても、実際の業務や責任ある仕事を任せてもらえる文化があります。
もしあなたが好奇心を持ち、自ら行動し、気候変動問題の解決に貢献したいと考えているなら、ぜひGreen Carbonに挑戦してください。
一緒に成長し、より良い未来を創っていきましょう。