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ビジネスと技術を繋ぐ架け橋となるのが私たちの仕事。データやAIを用いた事業成長を実現していくために

グリーが提供する全サービスのユーザーログの集積・解析を行うシステムの開発や運用、またマンガアプリ『DADAN』やメタバース『REALITY』などにおけるレコメンドシステム含め、様々なAI応用システムの開発・運用を担うデータテクノロジー部。

「プロダクトマネジメントチームはビジネスと技術を繋ぐ存在。より事業成長を加速させられるようなチームを目指していきたい」

そう語るのは、データテクノロジー部 プロダクトマネジメントチームにてマネージャーを務める松富さんです。

データテクノロジー部ではエンジニアチームやアナリシスチームの他、プロダクトマネジメントチームが存在し、プロダクトマネジメントチームはデータテクノロジー部が手掛けるプロダクトそのものの責任を担っています。

そこで今回は松富さんに、データテクノロジー部やプロダクトマネジメントチームで働くやりがいや面白さ、また現在注力しているという機械学習領域で求めているポジションなどについてお話いただきました。


データ分析システムやAI応用システムのプロダクト責任を担い、データの力で事業をより良くしていくことが仕事

―― まずは松富さんのこれまでのキャリア遍歴、そしてグリーに転職された経緯を教えて下さい。

私はグリーが3社目で、2019年7月に入社しました。キャリアとしては新卒で大手通信会社に入社しまして、法人ネットワークサービスの提供に携わってきました。2社目は事業会社に転職。IT部署で社内SEとして、社内システムの構築や運用といった情シスに近い仕事を担当してきました。

そしてBtoB事業にしか携わったことがなかったため、BtoC事業に関わりたいと思い、普段の生活の中で利用している面白いサービスを手掛けている会社に入りたいと思ったことが、グリーに転職したキッカケです。

またこれまでのキャリアを通じて、自分はどちらかと言うと縁の下の力持ちのようなポジションで、技術で事業に貢献する働き方が向いているだろうと思っていました。そんな中、グリーのデータテクノロジー部は技術で事業に貢献するという部門であったため、自分の理想とする働き方に近いのではと感じました。

実際に面接を受けて、グリーに入社したらどう働くのかということがイメージでき、とても面白そうだと思えたことが入社の決め手でした。業務としてはこれまでやってきたことに近いものの、データの知見を身に付けないといけないと思い、内定をもらう前からSQLの勉強を始めていました。

―― データテクノロジー部がどういった部門なのか、またプロダクトマネジメントチームはどういったことを担っているのか教えて下さい。

データテクノロジー部はデータ分析や機械学習を専門分野とし、「誰もが必要なデータを手に入れられるように」「データを元にした仮説検証をもっと簡単に」「全社員、全ユーザーがAIの恩恵を受けるように」という3つのミッションを掲げ、グリーグループの全事業に向き合い、データの力で事業をより良くしていくための部署です。

特にグリーではデータドリブンで意思決定をしていく文化が根付いており、そうした文化の中で、よりデータにアクセスしやすく、分析しやすい環境を整え、データを用いた素早い意思決定を可能にしていくというのを支えるのがデータテクノロジー部です。

その中でプロダクトマネジメントチームは、自部署で開発しているデータ分析システムやAI応用システムといったプロダクトそのものの責任を担うチームで、プロダクトマネージャーやプランナーというポジションに立ち、新たなプロダクトの開発から既存プロダクトの改善・運用を担当しています。

―― データ分析システム、およびAI応用システムについて教えて下さい。

データ分析システムは、グリーが手掛ける様々なサービスのユーザーログを蓄積する基盤システムで、ユーザーデータを用いた分析が行えるようになっています。

現在、データ分析システムは運用フェーズに入っていますが、適宜事業側のニーズに合わせて機能開発を行ったり、システム改善を行っていまして、プロダクトマネージャーは実装前の要求定義や要件定義、またロードマップの策定などを担当します。

そしてAI応用システムは、サービスに組み込まれるプロダクトと社内向けプロダクトと複数あり、たとえばサービスに組み込まれるプロダクトで言うと、マンガアプリに組み込まれているレコメンドエンジンがあります。こちらはアプリの中でユーザーの嗜好にあった最適なコンテンツを表示するために用いられています。また社内向けで言うと、機械学習を用いた売上予測システムなどがあります。

そのためプロダクトマネジメントチームは、同じデータテクノロジー部のエンジニアチームやアナリシスチームとの連携はもちろん、サービスに組み込まれるAI応用システムであれば、事業側のプランナーやプロデューサーと一緒にサービスを良くしていくということに携わるポジションになります。


機械学習を用いた新しい挑戦に取り組める環境がある。事業側と一緒にサービスづくりに携われることが面白い

―― 松富さんは、どういった点にデータテクノロジー部で働くことの面白さを感じていますか?

まずデータにまつわる専門性を武器にして事業貢献していくことの面白さはあります。

AI応用については事業ないしはサービスへの組み込みを増やしていくべく部としてもより注力している分野ですが、事業部から依頼があり開発するケースもあれば、私たちが持つ技術や知見をベースにデータテクノロジー部から事業部に提案していくケースもあります。

実際に売上予測システムは、データテクノロジー部内でアイデアを出して開発されたプロダクトのひとつでした。

このように組織としてオーナーシップを持ってプロダクトを生み出していきたいですし、新たな技術を取り入れた新しい挑戦に常に取り組む環境があることがデータテクノロジー部で働く面白さだと感じています。

―― 日々の業務の中で、松富さんがやりがいを感じたエピソードを教えて下さい。

これまではデータ分析システムの業務がメインでしたが、最近はAI関連のプロジェクトを担当する機会が増えてきました。具体的にはマンガアプリのレコメンドシステムに携わっているのですが、やはり事業側と一緒になり、直接的にサービスを良くしていくということに関われることに大きなやりがいを感じています。

マンガアプリのレコメンドシステムはリリースしたばかりで、事業インパクトという観点からはこれからというフェーズ。そしてマンガ事業をより大きくしていくためには、より良いプラットフォームにしていくことが大切で、そのためにもレコメンドシステムは重要な役割を担っていると思っていますし、事業側からも期待されています。

また、データテクノロジー部は全事業部を見ているので、ゲーム事業だけといったことではなく、マンガ事業やメタバース事業、またコマース事業など、様々な事業のサービスに携われることもやりがいを感じられるポイントです。

―― 前職などと比較して、グリーだからこその面白さを感じることは何かありますか?

グリーに転職して一番驚いたのは、経営層との距離が非常に近いということです。これまでであれば講演会などでしかお話を聞く機会が得られないようなポジションの人たちと、日々の業務の中で話す機会があることに驚きましたし、グリーだからこその環境だと感じています。

また、経験が豊富にあるかどうかに関係なく、個々のチャレンジを応援する文化があります。実際に私もグリーに入社して、データ関連の知見が浅かったにも関わらず、最初からプロジェクトにアサインしてもらいました。

そのおかげですぐにキャッチアップし、早い段階から要件定義なども任せてもらえました。もちろん、エンジニア含めまわりのメンバーは気軽に相談に乗ってくれますし、むしろサポートしてくれるメンバーばかりですから、業務を通じてどんどん知見が溜まり、成長していける環境があると感じています。


グリーにおける機械学習の新たな可能性を見つけ出すために。事業成長を加速させるプロ集団を目指していく

―― マネージャーとして、松富さんはプロダクトマネジメントチームを今後どのようなチームにしていきたいとお考えですか?

データ分析システムの方は業務も安定していますが、機械学習はデータテクノロジー部としても投資領域で、これからどんどん事例を増やしていこうというフェーズです。

そのため、プロダクトマネジメントチームとしても機械学習はチャレンジ領域で、着実に成果を出していき、そこから新たなプロダクトを生み出していったりと、可能性を広げていきたいと考えています。

また、ビジネスと技術を繋ぐ架け橋となる存在であるために、事業理解と技術の両面で現状よりも高いレベルでの知見を持ったチームになっていきたいです。

そして、事業課題に対して機械学習を用いてどういったことができるかをプランニングしていき、関係者を取りまとめながら事業成長を加速させられるようなチームを目指していきたいと考えています。

―― どういったことに興味ある方、どういったマインドセットの方がマッチするとお考えですか?

事業に寄り添うことを大切にしているチームだからこそ、グリーが展開するビジネスに興味がある方にとっては非常に面白い環境だと思います。

また、もともとデータサイエンティストであったり、AIプランニングをやっていたという方も、プランナーを経てゆくゆくはプロジェクトマネジメントをやっていただき、様々な視点を持ってプロジェクトを進めていってほしいと思っています。

そのため、リーダシップを発揮して、事業側と一緒になってプロジェクトを進めていくということをやってみたい方は向いていると思います。

―― 最後に松富さん自身の今後の展望、そして求職者の方へメッセージをお願いいたします。

私自身、まだまだプロダクトマネージャーとしては未熟で、手探りで進めていることも少なくありません。そのため、私含めてメンバー個々が成長していける環境をつくっていきたいと思っていますし、チームとしてもプロダクトマネジメントのプロ集団として成長していきたいと考えています。

そして私たちのチームは、機械学習の可能性を探っているフェーズだからこそ、新しく入っていただく方には自ら考えて主体的に動いていただきたいと思っています。データ活用や機械学習の領域でのプロダクトマネジメントに興味がある方、そしてグリーにおける機械学習の新たな可能性を見つけていくという挑戦に参画してくださる方のご応募をお待ちしております。

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