1
/
5

「見たことのないクリエイティブを」入社1年半のビジネスプロデューサーが語るGravityの魅力

2022年に誕生した博報堂Gravityは、ファッション・ラグジュアリー・ライフスタイル領域のブランディングを得意とする広告会社です。博報堂グループ内にあった博報堂マグネットとコスモ・コミュニケーションズの2社が統合し、ノウハウ、スキルを融合することで、ブランド起点の統合マーケティングをワンストップかつ、高クオリティで提供しています。

そんな博報堂Gravityを支える社員へインタビューを実施。初回はビジネスプロデューサー、小林史弥です。新卒でデジタルマーケティング企業に入社した小林は、2023年1月にGravityへ入社しました。働きはじめてからの1年半を、小林は“チャレンジングだった”と振り返ります。

▼プロフィール

小林史弥(こばやし・ふみや) / 職種:ビジネスプロデューサー / 2023年1月 入社

大手広告会社と通信キャリア合弁のデジタルマーケティング企業に新卒入社。グループ会社のクリエイティブブティックにてクライアントのサイトプロデュース、国際スポーツイベントのエンターテインメントドローンのプロデュースなどを手がける。入社後はビジネスプロデューサーとして活躍。

広告業界内でデジタルからファッションへ

───まずは小林さんの経歴を教えてください。

小林史弥(以下、小林):新卒ではデジタルマーケティング企業へ入社し、約6年間勤めました。入社1年目からグループ会社のクリエイティブブティックへ出向したのですが、その会社はデジタル領域をメインとしていて、ウェブサイトの制作やSNS運用はもちろんのこと、プロジェクションマッピングや、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)といった最先端のテクノロジーを使った企画を行っていました。

───世界一有名な国際スポーツイベントの開会式で、エンターテインメントドローンをプロデュースされたと聞きました。とても順調なキャリアに思えるのですが、転職を考えるようになったのはなぜですか?

小林:そのスポーツイベントが終わってひと区切りついたタイミングで、自分の興味のあるファッションジャンルの仕事に就きたいと思ったのがきっかけです。広告業界の中でもGravityはファッション領域を得意としているので、入社を決めました。

───入社前に抱いていたイメージは、実際に働いてみて変わりましたか?

小林:僕が以前勤めていた会社は、広告会社の中でも特に専門的な分野だったので、そもそも「総合」と言われる広告会社の業務がどれだけ多岐にわたるのか、きちんと理解できていませんでした。もちろん事前にGravityのワークスを見て、「こんな業務をしているのかな」というイメージはしていたのですが、自分たちの担当する領域の広さは想像以上でした。

例えばテレビや雑誌などのマス広告や、デジタルアートと呼ばれる領域には、この会社で初めて触れましたね。

───小林さんはビジネスプロデューサーとして働いていますが、この職種について小林さんの言葉で説明していただいてもいいでしょうか。

小林:はい。ひと言で言うと「最初から最後まで実行する」仕事です。ビジネスプロデューサーはいわゆる営業職ですが、「営業」と聞くと、見積もりの管理や、クライアントとやりとりする仕事だとイメージされる方もいるかもしれません。

小林:でも、Gravityではビジネスプロデューサーもアイデアを出して提案資料を作りますし、実行に移す際には委託先とやりとりしながらディレクションします。イベント案件だったら、実際に現場に立って運営にも携わります。

───本当に「最初から最後まで」ですね。もともと転職を考えたきっかけはファッションの仕事をしたかったから、とのことでしたが、自分の好きなジャンルやブランドなどを担当できていますか?

小林:Gravityのクライアントにはファッションだけでなくライフスタイル領域のブランドも多数存在するのですが、僕に関してはシューズやラグジュアリーブランドなどを担当しているので、やりたかったことは叶っているかなと思います。

───「こういうブランドがやりたい」といった希望があったとき、汲み取ってくれる会社ですか?

小林:特に希望をとっているわけではないので、全員が全員、希望するブランドを担当しているわけではないと思うのですが、新規の案件に手を挙げるかどうかは自分で決められます。クライアントはチームで担当するのでどのチームに配属されるかにもよりますし、チーム内を横断して仕事をすることもあります。

ハードな案件ほどチームの結束力が上がる

───Gravityで一緒に働いている人はどんなタイプが多いですか?

小林:お祭りごとや、チームで動くことが好きなタイプが多いんじゃないかな。社内の人間関係でストレスを感じたことがないのは、ありがたい環境です。広告会社の営業って、一定の負荷がかかる仕事ではあると思うんですよ。お客さんと対面するのは緊張しますし、委託先も多いので、間に入り調整をしないといけないケースは多々あります。そんななか、Gravityでは、助け合っていく文化が根底にあるから、社内の人間関係でのストレスがないんです。

そもそも、服が好きだったり、自分と趣味が似ていたりする人が多いので、プライベートでもご飯を食べに行くような機会も多いですね。

───服装や場所など、働く環境は、これまでと大きく変わりましたか?

小林:服装に関しては、前職でも私服だったのですが、ファッションが好きなお客様に対面する機会が増えたので、ふさわしい服装を意識するようになりましたね。自分は良い機会だったので時計や革靴、ジャケットなどを新調しました。

場所については、以前はリモートワーク中心でしたが、今は出社するようにしています。出社は基本的に各自の判断なのでリモートワーク中心のメンバーもいるんですが、僕の場合は出社するほうがチームとのコミュニケーションが図りやすくて、ストレスを溜め込みづらいんです。

───1日の動きとしてはどんな感じですか。

小林:基本的に午前中はリモートワークにしていて、その日のスケジュールをまず取りまとめつつ、メールを打ち返します。お昼ご飯を食べて13時くらいに出社したら、ミーティングに何本か参加し、落ち着いたら提案資料を作るなどの作業に移っていく感じですね。結局そのまま終電になってしまうこともありますね(笑)。

───小林さんが転職されて1年半くらい経ちますが、これまでで一番大変だった案件は?

小林:ダントツで忙しかったのは、ラグジュアリーブランドのプロモーションイベントでした。かなり大きなプロジェクトで、クオリティもスピード感も求められました。

本来イベントって、 どんなにスケジュールが押しても3週間くらい制作期間があるものなんですけど、この案件は規模感も大きいので、2か月くらいは制作期間に当てたかったんです。ところが、1か月前まで企画自体がまとまっていなくて。

最後の5日間は会場づくりのために24時間ぶっ通しで施工を続けたのですが、6人ほどのメンバーでシフトを組んで、3交代制で現場を管理しました。そのときは大変でしたね。

───それはシビレますね。でも、成長を実感することもあったのではないですか?

小林:そうですね。例えばイベントだと明日までに何かの機材を用意しないとすべて台無しになる……というような局面もあるのですが、妥協せずにできる方法を考え、社内の仲間や協力先などのツテを辿ることで、どうにかできたときには自信に繋がりました。もちろんできないときもあるとは思うんですけど、やってみて、できないこともないなと。

あと、“忙しさの上限”を体感できたので、自分のパフォーマンスをコントロールしていくための基準ができた気がします。

───大変な経験をしながら、どうやってモチベーションを保っていますか?

小林:ハードな案件であればあるほど、モチベーション維持のためには息抜きが大事ですね。チームメンバーと一緒にご飯を食べに行って、コミュニケーションを取って、仕事以外の話をする。だからこそ、チームの結束力も上がると思います。

それに、ハードな仕事って終わってみるとすごく充足感があるんですよね。イベントが終わってクライアントさんと写真を撮ったとき、「ああ、やってよかったな」って実感します。もちろん、あのハードな日々に戻りたいかと言われたらそうじゃないんですけど(笑)。自然とそのループに入って、働いている気がします。

チャレンジングな1年半を過ごして

 ───今後、どんなふうにキャリアを積んでいきたいですか?

小林:今年で30歳になるので、これからの10年くらいが勝負だなと思っています。自分のチームを持つなど、会社の中で着実にステップアップできるように頑張っていきたいと思います。

───そのために努力していることはありますか?

小林:全力で取り組むことが前提ですが、そのうえで、お客様への早いレスポンスを心がけたり、そのレスポンスの精度を上げたり。「後ほど回答します」みたいなことではなくて、「どういう内容をまとめた資料か」「いつまでに返答してほしい」といった、精度の高いコミュニケーションを意識していますね。

───細かいことですが、とても大事ですね……。それでは、小林さんはこの仕事や会社に向いているのはどんな人だと思いますか?

小林:前提として、ファッションやライフスタイル領域のブランディングに関心がある人。そうじゃないと、一定以上の関心が持てないでしょうし、それはクリエイティブに直結する気がするので。あとは向上心のある人ですかね。結構ハードな仕事も多いので、もっとこうなりたいとか、成し遂げたいこと、なりたいものがある人の方が向いているのかなって気がします。

───最後に、転職を考えている方へ一言いただけますか。

小林:僕のこの1年半を表現するとしたら、「チャレンジング」です。あっという間だったんですが、それだけ仕事にのめり込むことができたと思うんです。

 どこかで見た企画の焼き増しのような仕事はひとつもなく、自分たちオリジナルのクリエイティビティが発揮されるような案件ばかり。そういう、刺激的な仕事をしたい人にぜひ挑戦してほしいです。

 

Invitation from 株式会社博報堂Gravity
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社博報堂Gravity's job postings
4 Likes
4 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 博報堂Gravity 採用担当's Story
Let 博報堂Gravity 採用担当's company know you're interested in their content