こんにちは!ジーピーオンライン採用チームの藤原です。
2025年11月、私たちは2026年度内定者向けイベント(インターンシップ)を実施しました。この記事では、当日の様子だけでなく、企画に込めた想いや、つくるまでの試行錯誤も含めてお伝えします。
2026年度新卒採用を振り返って
2026年4月入社予定の内定者は4名。
全員がWebディレクター職として入社予定です。
合同説明会や大規模なインターンシップは実施せず、一対一のカジュアル面談を中心に、学生さん一人ひとりと丁寧に向き合いながら選考を進めてきました。
結果として、176名の方にエントリーいただきました。
本当にありがとうございました!
今年の採用を振り返る中で、私たちが改めて強く感じたのは、「選考」だけでなく、「内定後の時間」も含めて大事だということでした。
東京・大阪合同で、内定者イベントを実施
内定が決まってから、入社までの時間。期待と同時に、不安もきっとあると思います。
「Webディレクターって、実際どんな仕事をするんだろう」
「入社後、ちゃんとやっていけるのかな」
「どんな人たちと働くんだろう」
そんな気持ちを抱える内定者のために、2025年11月27日〜12月3日(※土日除く)の5日間、東京・大阪合同で内定者イベント(インターンシップ)を実施しました。
短い期間ではありますが、この5日間をどう設計するかは、採用チームにとってとても重要なテーマでした。
なぜ「5日間」のイベントにしたのか
今回の企画は、「内定者イベント、今年はどうしようか」という何気ない会話から始まりました。すぐに共通認識となったのが「例年通りではいけない」というはっきりとした問題意識でした。きっかけは、25卒スタッフの長期アルバイトを振り返ったことです。実務経験としては貴重だった一方で、「アルバイトと正社員の境目があいまいで気持ちの切り替えがしづらかった」といった声もあり、「本当に内定者のためになっていたか?」と、立ち止まらざるを得ませんでした。
本音を言えば、これまで続けてきた内定者向けの取り組みを、ここまで大きく見直す必要があるのか、迷いもありました。例年通りに進めていれば、大きな失敗もなく、無難に終わらせることができたと思います。それでも私たちは、同じやり方を続ける選択はしませんでした。内定者にとって、本当に意味のある時間をつくりたい。そのためには、一度立ち止まり、これまでのやり方を「捨てる覚悟」が必要だと考えたからです。
もう一つ、強く意識したのが、内定者の「残りの学生生活」を尊重することでした。内定者行事だけで時間を埋めてしまうのではなく、友人との時間や学業、アルバイトなど、学生として過ごせる最後の時間も大切にしてほしい。だからこそ、長く関わることよりも、短期間で、濃く、質の高い体験を届けることを選びました。こうして私たちは、「例年通り」を捨て、5日間という期間に本気で向き合うことを決めました。
内定者にとって「意味のある時間」にしたかった
企画を考える中で、採用チームが何度も立ち返った問いがあります。
「内定者にとって、意味のある時間とは何か?」
スキルを教えるだけでは足りない。
会社説明を聞くだけでも足りない。
私たちが一番届けたかったのは、「ひと」を通じて仕事や会社を知る体験でした。
先輩社員との関わり。
同じ立場の内定者同士のやり取り。
人とのコミュニケーションを通じて、
- 「この人たちと働きたい」
- 「ここでなら、自分も頑張れそう」
そう感じてもらいたい。そして、仲間と一緒に何かをつくる中で、「自分にもできる」「自分のワクワクを形にできる」そんな実感を持ち帰ってほしいと考えていました。
今回の内定者イベントのコンセプトは、「つながるワクワク、ひろがるジブン」と設定しました。人とのつながりから生まれるワクワクが、自分自身の可能性を広げていく。そんな時間をつくりにいきました。
何度も立ち止まり、それでも“削らなかったもの”
正直に言うと、この企画は簡単には決まりませんでした。
「短期間で、Webディレクターの仕事をできるだけ体験してほしい」
「せっかくなら、あれもこれも伝えたい」
想いが強すぎるあまりに、企画はどんどん膨らんでいきました。結果として、内容が中途半端になり、企画案は何度もボツに。採用チーム内でも、重視すべき点について何度も議論を重ねました。その中で、最終的に削らなかったものは、Webディレクターの仕事の醍醐味と、人とのコミュニケーションです。仕事の面白さを少しでも感じてもらえれば、ワクワクする気持ちが芽生えるはず。そして、Webディレクターにはコミュニケーションが不可欠であり、それがあるからこそ仕事の醍醐味を実感できるとも考えました。現役のWebディレクターにも相談し、採用チームだけで完結させるのではなく、入社後もっとも関わることになる先輩社員にも協力を仰ぎました。レビューやヒアリングの時間を丁寧に設計し、「これならきっと、意味のある時間になる」そう確信できるまで、妥協せずにつくり上げました。
ワーク内容|採用サイトのスペシャルコンテンツの画面設計に挑戦!
確定した5日間のワークテーマは、「ジーピーオンラインの採用サイト・スペシャルコンテンツの画面設計」。内定者にとってなじみのある「採用サイト」を題材にすることで、とっかかりやすく、同時に会社理解も深まる内容です。内定者3名で1チームとなり、実際のWebディレクターの仕事に近い流れを体験してもらいました。
1日目|会社と仕事を知る
まずは、オリエンテーションからスタート。
講義形式で、会社理解やWebサイト制作の一連の流れについて学びつつ、「画面設計とは何か?」をインプット。Webディレクターの仕事内容をおさらいする時間にもなりました。併せて、スペシャルコンテンツの調査もおこないました。
2日目|人を知る・情報を集める
オフィス見学を通して、「どんな人が、どんな雰囲気で働いているのか」を体感。さらに、Webディレクターの先輩社員へWebディレクターの仕事内容などをヒアリングしました。画面設計を進めるために必要な情報を集め、リアルなアドバイスをもらいました。
3日目|つくる・悩む・レビューを受ける
内定者チームで一つの画面設計に取り組むワークを本格開始。アイディアが思い浮かばず四苦八苦していたところ、ワーク途中で、先輩社員による中間レビューを実施しました。先輩から直接フィードバックをもらい、新たな案も出てきたりとワークがスムーズに進むようになりました。
4日目|仕上げと発表準備
前日のフィードバックを反映しながら、さらにブラッシュアップ。最終日の発表会に向けて、発表の練習をおこなったり、準備を進めました。
5日目|発表会・全体振り返り
最終日は成果物発表会。ワークの出来栄えを社長や先輩社員に発表し、フィードバックをもらいました。また、5日間の取り組み全体を振り返り、最後は記念撮影で締めくくりました。
短い時間で難度も高く、ワーク中は不安もあったと思います。それでも内定者同士でしっかり協力し合い、完成度の高いアウトプットが仕上がっていました。発表会では、工夫した点や苦労した点を自分たちの言葉で説明しており、その姿は、すでに「社員の表情」そのものでした。
コンセプトに立ち返り続けたから、5日間が一つにつながった
5日間を振り返って強く感じたのは、このイベントは「たまたまうまくいったわけではない」ということです。企画段階でも、当日の進行中でも、私たちは何度も判断に迷う場面がありました。
「ここまでやる必要があるだろうか」
「少し詰め込みすぎていないだろうか」そんな声が上がることもありました。
そのたびに立ち返っていたのが、「つながるワクワク、ひろがるジブン」というコンセプトです。たとえば、ワーク内容をさらに増やす案が出たとき、スキル体験としては魅力的でしたが、内定者同士や先輩社員との対話の時間が削られてしまう可能性がありました。
「この時間は、ワクワクにつながるだろうか」
「人との関わりを通じて、自分の可能性が広がるだろうか」
そう考えた結果、あえて“やらない”選択をすることにしました。Webディレクターの仕事を5日間ですべて伝えることはできません。それでも、人と話し、考え、意見を交わしながら形にしていく。そのプロセスこそが、この仕事の楽しさであり、醍醐味と考えました。
最終日の発表会で、内定者が自分たちの言葉で工夫や苦労を語り、達成感に満ちた表情を見せてくれたとき、「企画した通りの体験が、ちゃんと起きていた」と感じました。
「ひととのコミュニケーションがあるからこそ、楽しいし、いいものが作れる。」
それは、伝えたかったメッセージであり、この5日間で実際に起きていたことでもありました。この内定者イベントは、その価値観を説明する場ではなく、体感してもらう場になったのだと思います。
内定者のみなさんからの感想
ご参加いただいた内定者のみなさんからの感想をご紹介します。
スズキさん/Webディレクター
先輩社員の温かい受け入れや、採用チームの皆さんをはじめとするご指導のおかげで、安心して取り組むことができました。本当に感謝しています。小さな発言からアイデアが広がっていく面白さに気づき、内定者チームでの作業分担の難しさや、イメージを共有することの大変さも経験しました。それでも、自分の考えが少しずつ形になっていく過程がとても楽しく、Webディレクターという仕事を選んで良かったと感じることができました。
ヒロセさん/Webディレクター
初めての画面設計で不安もありましたが、先輩社員からのフィードバックのおかげで、最後までやり切ることができました。先輩社員へのヒアリングでは、漠然と質問するのではなく、自分たちのアイデアから逆算して質問することの大切さに気づきました。また、イメージを言葉で共有することの難しさを通して、チーム全員が同じイメージを持つことの重要性も学びました。実際に仕事の一部を体験できたことで、ジーピーオンラインで働くイメージがより具体的になり、入社するのが楽しみになりました!
ヤマモトさん/Webディレクター
インターンシップの経験がなく、最初は緊張していましたが、毎日楽しく過ごすことができました。Webディレクターは、想像以上に「考え抜く力」が求められる仕事だと実感しました。アイデアを生み出す「0から1」の過程は特に大変でしたが、チームで意見を出し合いながら、少しずつ形になっていく過程がとても楽しかったです!
内定者イベントは「仲間を迎える準備」
今回、内定者イベントを企画・運営してあらためて感じたのは、企画する側自身がワクワクできているかどうかが、体験の質を左右するということでした。
ワクワクする仕事をしたいから、どんな仕事にも楽しみながら挑む。その姿勢は自然と周囲に伝わり、
関わる人のワクワクを引き出し、結果として自分自身の成長にもつながっていくと考えています。
今回のイベントコンセプト「つながるワクワク、ひろがるジブン」。この5日間は、そのはじまりでした。内定者イベントは、単なる行事ではなく、これから一緒に働く仲間を迎えるための、大切な準備の時間になりました。ジーピーオンラインで働くワクワクを、これから出会うみなさんとも、分かち合っていけたら嬉しいです。