What we do
御用聞きは「会話で世の中を豊かにする」をビジョンとし、
板橋区高島平にある超巨大団地群を拠点に、板橋区全域に広がるサービスです。
福祉、商業、行政など、様々な分野と生活者を繋ぐハブとなりながら
日々、地域のちょっとした困りごと=「御用」を承っています。
超高齢社会を迎える日本において、地域包括ケアの必要性が叫ばれています。
御用聞きは、ちょっとした困りごと解決というシゴト以外にも、
地域の方の居場所となるようなプログラム作り(ちぃちゃん体操)や
お祭りのプロデュースも行い、「地域づくり」に挑戦しています。
Why we do
2025年、日本の高齢化がピークに達すると言われています。
最後まで自宅で暮らしたい、自分らしく生きていたい。
そう願う方の想いを、本人やその家族、
周辺地域の住民が協力し合いながら実現できる社会を作りたい。
御用聞きは地域で助け合う関係を作る一助となり、
アナログな地域プラットフォームを作りたいと思っています。
また、御用聞きはお年寄りだけのサービスではありません。
助けるだけ、助けられるだけの関係ではなく、
「時に助け、時に助けられる」ような関係を作りたいと考えています。
少々長くなってしまうのですが、以下は御用聞きの創業ストーリーです。
このストーリーに共感してくれる方、ぜひ仲間になって頂けますと嬉しいです!
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御用聞きの創業ストーリー
(代表取締役社長 古市盛久)
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そのお客様のご自宅に初めて訪問した時、インターホンが鳴らず、
爆音でテレビ番組が放送される中、
お客様の名前を叫びながらお部屋の中に入りました。
おひとりで暮らす、高齢者の女性でした。
ご注文は電球交換で、5分100円で無事終了。
精算時、インターホンが故障していることを何気なく告げると、
その女性は思いもがけない心の内を話してくれました。
「インターホンが壊れていることは、ずっと前から知っているんだよ。
でも、誰も直してくれないし、誰に相談したらいいかもわからないしねぇ…。
インターホンが鳴らないから、友達が訪ねて来ても分からないと困ると思って
それで友達に嫌われるのが怖くて、ずっと鍵を開けっ放しにしているの」
それが不安で、夜も眠れないと打ち明けてくれました。
インターホンのカバーを開けると、それは電池式。
電池を交換することで、簡単に直す事ができました。
インターホンが鳴った瞬間、お客様は私のほうを向いて大粒の涙を流されました。
手をあわせ拝むようにしながら、私に何度も何度も頭を下げ、お礼を言われました。
「ありがとう。ありがとう。これで安心してゆっくり眠れる。
人様に迷惑かけないで暮らせる……」
電球交換がきっかけで生まれた会話から見えてきた、本当の困りごと。
それは他人から見れば何でもないような、ちょっとしたことかも知れません。
しかしご本人にとっては、とても大きな生活の困りごとになっていたのです。
これが、「御用聞き」としての活動を本格化する、始まりのストーリーでした。
How we do
コアメンバーは3名の、まだまだ小さな組織です。
しかし、手伝ってくれる地域の方は7名、学生メンバーは20名。
様々な企業や団体、大学との繋がりも増え、
少しずつ御用聞きの輪も広がってきました。
コアメンバーはヘンな人ばかり笑
自分たちでシゴトを作っていきながら、わいわいやっています。