「職人の世界は厳しそう」
「未経験から大工なんて、本当にできるのだろうか」
そんな不安を抱く方も多いかもしれません。
グッドルームが手がけるリノベーション賃貸ブランド「TOMOS(トモス)」では、実は活躍している大工メンバー全員が未経験スタート。前職も営業や引越し業、広告代理店などさまざまです。
今回は、元不動産営業から大工へ転身し、現在は5名のメンバーを率いるリーダーとして活躍するM.Dさんにインタビュー!未経験から半年で独り立ちできる育成体制や、職人のイメージを覆す温かいチーム文化、そして自分のアイデアを活かせる仕事の魅力について伺いました。
今回お話を伺った人
M.Dさん
2022年、グッドルームに中途入社。前職では不動産営業を担当し、施工トラブルの修繕対応をきっかけに現場仕事や大工の世界に興味を持つ。未経験からスタートし、現在は大工部門のリーダーを担当。5名の部下を率いながら、現場と組織の成長を支えている。
未経験から挑戦した大工の世界。イメージが覆った体験入社
ーまずは、大工を目指したきっかけと、グッドルームに入社した理由を教えてください。
前職では不動産営業として働いていました。業務の一環で、施工トラブルの修繕対応などで現場に立ち会う機会も多く、その中で「自分の手で空間をつくり上げる仕事は面白そうだな」と感じるようになったんです。
転職活動では、家族との時間を大切にしたかったこともあり、「土日休み」が絶対条件でした。そんな中で出会ったのがグッドルームです。
オリジナルリノベーションブランド「TOMOS」の施工事例を見た瞬間、「こんな空間を自分もつくってみたい」と感じました。調べるうちに大工職の募集を知り、迷わず応募しました。
▲ホームページに掲載されている施工事例。TOMOSの施工事例が写真付きで300件ほど紹介されています。
ー未経験からの挑戦という点で、不安はありませんでしたか?
正直、最初は「職人さんの世界は厳しそう」というステレオタイプな思い込みがありました。ですが、選考過程で体験入社をさせていただいた際、そのイメージはガラリと変わりましたね。
現場の皆さんが本当に気さくで優しくて、「人に恵まれている会社だな」と感じました。また、教育体制がしっかり整っていたことも安心材料でした。「見て覚える」という世界ではなく、「何を、どの順番で覚えればいいのか」が整理されていたんです。ここなら未経験の自分でも成長できそうだと思い、入社を決めました。
▲日頃M.Dさんと共に働く大工のメンバーたち。
1日の流れと具体的な業務内容
ー大工職の具体的な業務内容を教えてください。
私たちが手掛けるのは、主に「TOMOS」のリノベーション工事です。業務は大きく「木工事」と「器具付け」の2つに分かれます。
- 木工事(メイン作業): 図面の内容に沿って壁を立てたり、TOMOSの代名詞でもある無垢床の下地をつくったりする作業です。物件の規模にもよりますが、おおよそ6日〜3週間ほどかけて行われます。
- 器具付け(仕上げ工事): 仕上げ段階で、棚や各種器具を取り付ける作業。こちらは1日ほどで完了することが多いです。
既存の壁などを取り払う「解体作業」も発生しますが、これは基本的に外注しており、必要に応じて一部対応する程度ですので、純粋な「ものづくり」に集中できる環境です。
ー1日のスケジュールはどのような流れでしょうか?
基本的には以下のようなタイムスケジュールで動いています。
- 08:00 現場入り
- 08:15 オンライン朝礼(アイスブレイク、作業内容、進捗確認、共有事項)
- 09:00 作業開始
- 10:00〜10:15 小休憩
- 12:00〜13:00 ランチ休憩
- 13:00〜15:00 作業
- 15:00〜15:15 小休憩
- 15:15〜17:30 作業
- 17:30 作業終了・片づけ
案件の大きさに応じて1〜2名で1現場を担当し、常時1〜2件のプロジェクトを平行して受け持ちます。現場管理のメンバーと「仕様をどうするか」を日常的に相談しながら進めますし、時には営業さんと直接話をして現場の状況を伝えることもあります。
早ければ半年で「独り立ち」できる理由
ー未経験からスタートして、どのくらいで一人前になれるのでしょうか?
実は、グッドルームで現在活躍している大工メンバーは全員が未経験でスタートしていますが、皆さん半年~1年ほどで独り立ちをしています。前職は施工管理、広告代理店、設計、引越し業など実に様々ですね。
未経験でも早く育つ理由は、環境と仕組みが整っているからです。
まず入社後は、先輩とのOJTを実施して、難易度の低い作業から徐々に任せていきます。さらに「仕様マニュアル」によって作業内容が標準化されているため、感覚だけに頼らずしっかり知識を習得できます。
▲実際の仕様マニュアルの画面。webサイト形式なので、いつでもどこでも閲覧可能です。
ー独り立ちしてからのエピソードで、印象に残っていることはありますか?
一番大変だったのは、段取りですね。先輩と一緒に現場へ入っていた時は気づかなかったのですが、独り立ちすると作業計画を全て自分で考えなければなりません。
「このペースで間に合うかな」「次の工程に影響が出ないかな」など、毎日かなり頭を使いました。ただ、その大変ささえも楽しかったです。帰宅後や寝る前に翌日の段取りを考えて、自分なりに試行錯誤する。思い通りに現場が進んだ時には大きな達成感がありました。
また、独り立ちしたからといって放置されるわけではありません。毎朝のオンライン朝礼がありますし、困った時は先輩に現場の写真を送って、電話で相談したりもできます。周囲のサポートがあったからこそ、スピード感を持って成長できたと思います。
仕組みづくりにも関われる面白さ
ー「グッドルームの大工職」ならではの面白さは、どんな点でしょうか?
大きく2つありますが、1つ目は、案件の背景にあるストーリーまで理解しながら仕事ができることです。
一気通貫で事業を行っているグッドルームでは、営業・設計・施工管理・大工がすべて社内にいるため、部署を越えて連携しながら一つのプロジェクトを進めています。そのため、営業がどのように案件を受注したのか、設計がどんな想いで空間を設計したのか、施工管理がどのように工事全体を進めているのかまで知ることができます。
ただ目の前の施工を行うだけではなく、背景まで理解した上で仕事ができるので、自然と視野も広がります。営業や設計の考え方に触れられることは、大工としての成長にもつながっています。
2つ目はトップダウンではなく、自分たちで仕事をより良くするために考えて行動できることです。
グッドルームでは安定した品質のサービスを提供するために、多くの業務が標準化されており、「もっと効率よくできるのではないか」「このやり方のほうがミスを減らせるのではないか」といった現場からの改善提案も歓迎されています。
実際に、図面から必要資材を算出する作業を効率化するツールが現場メンバーの発案で導入されたこともありました。
求められるのは特別な職人技や芸術的なセンスではなく、「どうすればチーム全体が高いクオリティを保ったまま、全員が同じ品質で仕事ができるようになるのか」、すなわち標準化を推進し、効率の良い働き方を考えられること。そういった業務改善意識を持つ人にとっては、とてもやりがいのある環境だと思います。
手を挙げれば評価される風土。リーダーへの昇格とチームの未来
ーM.Dさんは入社4年半でリーダーに昇格されたそうですね。どんな点が評価されたと感じますか?
はい。2025年にリーダーへ昇格し、現在は5名のメンバーをまとめています。
振り返ってみると、自分の担当現場を完遂するだけでなく、チーム全体や事業全体のことを考えながら行動していた点を評価していただけたのかなと思います。
例えば、施工管理との連携を強化して現場の進行をスムーズにしたり、1案件ごとの収益性や工期にも目を向け、チーム全体としてより良い成果を出せるよう意識していました。
グッドルームでは、腕の良い職人であることだけではなく、「チームとして成果を出せる人」が評価されます。私自身も、現場だけでなく事業全体の生産性や収益性を意識して行動していたことが、リーダー昇格につながったのではないかと思います。
ー今後の展望や目指している姿を教えてください。
事業としては、施工領域の内製化をさらに進めていきたいと考えています。内製化が進むことでノウハウが社内に蓄積され、対応スピードやサービス品質の向上につながります。結果として、オーナー様や入居者様へより良い価値を提供できると思っています。
また個人的には、施工グループをもっと大きく、もっと強い組織にしていきたいですね。その理由は、メンバー一人ひとりの挑戦や成長が、これまで以上に組織の成果につながるチームをつくりたいからです。
自社施工率が高まり、チームとして成果を出せるようになれば、その分メンバーへ還元できることも増えていきます。これまで多くの先輩に支えてもらったので、今度は自分がメンバーを支える側として、強くて温かいチームをつくっていきたいと思っています。
未経験から大工を目指す方へメッセージ
ー最後に、未経験から大工を目指す読者へメッセージをお願いします!
グッドルームの大工チームは、全員が未経験からスタートしています。だからこそ、未経験者がどこでつまずくのかを理解しているメンバーばかりです。マニュアルやOJT、相談しやすい文化も整っているので、安心して挑戦してほしいですね。
向いているのは、ものづくりが好きな人。そして「気になることを放っておけない人」です。私自身、独り立ちした後も先輩へたくさん質問していました(笑)。サポート体制は十分にはあるとはいえ、やはり主体的に学ぶ姿勢がある人が成長できる環境です。
少しでも「自分の手で空間をつくる仕事をしてみたい」と思ったなら、ぜひ飛び込んできてください!
最後に
M.Dさんのお話から見えてきたのは、「経験者だけが活躍できる職人の世界」ではなく、未経験からでも着実に成長できる環境でした。
グッドルームの大工職は、チームで協力しながら改善を積み重ねられる人が活躍できる仕事です。営業や販売、接客、サービス業など、これまで会社員として培ってきた経験も十分に活かすことができます。
グッドルームでは、単に技術を身につけたい方やキャリアチェンジを目指す方だけでなく、私たちの企業理念(MVV)であるMission「どこにもない、ふつう」やVision「あってよかった毎日を」に共感し、ともに社会へ価値を提供していける仲間を求めています。
この記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひグッドルームで新たな一歩を踏み出してみませんか?沢山のご応募、お待ちしています!
\一緒に働く仲間を募集しています!/