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UXデザイナーからプロダクトマネージャーへ。プロダクトグロースに着目し、自ら切り拓いたキャリアとは

今回インタビューをしたのは、プロダクトマネージャーを務める大本理絵。Goodpatchに新たにプロダクトマネージャーというポジションが生まれた背景や、「クライアントワークのプロダクトマネージャー」の魅力について聞きました。

大本 理絵/プロフィール

新卒でデジタル専門の広告代理店に入社。広告営業に従事したのち、新規事業開発のプロダクトマネージャーに。2020年にGoodpatchに入社。UXデザイナーを経て、Goodpatchにおけるプロダクトマネージャーポジションの新設に携わる。プロダクトグロースに特化した専門チームのリード兼プロダクトマネージャーとして活躍中。


Goodpatchに入社した背景と、入社してからのキャリアについて教えてください。

前職の広告代理店では事業の上流工程でアイデアを生み出す仕事をしていて楽しかったものの、なかなか形にして世に出す経験ができず、「このままだと、考えるだけで実現できない人間になってしまう……」という危機感がありました。

そこで、自分の強みは活かしつつ自分自身で手を動かして形にするスキルを強化しようと「UXデザイナー」としてGoodpatchに転職しました。

2年ほどUXデザイナーを務めたのち、2023年9月からプロダクトグロース専門の部署「Growthチーム」を立ち上げ、クライアントワークのプロダクトマネージャーを務めています。


新しくプロダクトグロース専門のチームを立ち上げたのはどうしてですか?

UXデザイナーとしてさまざまなプロジェクトを経験する中で、デザイナーとして実装まで携われなかったり、スポット的にしか関われないこともあり、クライアントの本質的な課題解決という点では消化不良に感じるところもありました。

そういった理由から、入社して1年半経ったタイミングで自分の軸足をリリース済みのプロダクトを伸ばしていくグロース領域に置こうと決めたんです。

そうして自分が考えたものを世に出し、市場の反応を得ながらどんどん変えていく動き方をしていく中で、プロダクトマネージャーという役割があることを知りました。

また、Goodpatchの中にも私と同じように「リリースして終わりではなく事業成長に繋がるデザインをしたい」という想いで動いているメンバーがいました。そこから、UXデザイナーのキャリアパスの一つとしてプロダクトマネージャーという道を作ったらいいのではないかと考えたんです。

そこから有志で集まってプロダクトマネージャーの勉強会をしたり実際に商品開発をしたり、セミナーに登壇して世の中の反応を見るなど、具体的に活動を始めました。その活動内容も会社にレポートし、結果的にプロダクトマネージャーによるプロダクトグロースのチームを立ち上げることが決まったという流れです。

「クライアントワークのプロダクトマネージャー」というポジションは珍しいと感じますがいかがでしょうか?

チーム立ち上げ前に現在プロダクトマネージャーをされている方々に何度もヒアリングしましたが、現状、グロースフェーズのプロダクトの成長をデザインの力でサポートする会社は他にはあまりないと思います。

競合として認識しているデザインファームやコンサルティングファームはありますが、UI/UXデザイン領域に閉じてしまっていたり、戦略を描いて終わってしまう傾向があると聞いています。

そのような市場感において、グロースという正解が誰も分からないフェーズで一緒にスプリントを回しながら伴走する、私たちのような存在はとても貴重だと思っています。

実際、プロダクトオーナーの真横に立ってグロースを導いていく人がいるととても心強いとクライアント企業様から直接言われたこともあり、また自分自身がUXデザイナーをしていた時にもそのような存在の必要性は感じていました。


グロース領域を専門としたプロダクトマネージャーの業務内容について教えてください。

Growthチームのサポート手法は、大きく「コーチング型」「伴走型」の2つに分かれています。

コーチング型
クライアントのプロダクトがうまくいっていない原因を、はじめに多角的な視点から紐解きます。プロダクトマネジメントの4階層(Core, Why, What, How)に則ってクライアントにヒアリングしながら課題を特定し、必要なスキルやナレッジを提供します。クライアントが社内で活用できるところまでコーチングさせていただくサービスです。

伴走型
弊社のプロダクトマネージャーがクライアントのプロダクト開発メンバーの1人として入り、GoodpatchのUIデザイナーと連携しながらプロダクト改善のプロジェクトを回していくサービスです。

いずれの場合も、Goodpatchだけで考えたものをお渡しするのではなく、クライアントと一緒に創り上げていく過程を重視しています。

というのも、プロダクト自体はクライアントが持っているものですので、納得感を持って創っていただきたいですし、プロジェクト終了後もクライアントが自走できる仕組みづくりに繋げたいと考えているからです。

私たちが入っていって、クライアントの事業リーダーと一緒にプロダクトビジョンを考えたりプロダクトを設計したりと、クライアントが自走できるようになるまで伴走しています。

他社でプロダクトマネージャーをしている人が、Goodpatchのプロダクトマネージャーとして働く魅力はなんでしょうか? 

事業会社のプロダクトマネージャーとして働いている人が多いと思いますが、事業会社で働きながらプロダクトマネージャーのスキルを磨いたり自分の得意を見つけたりするのは実は難しいと思っています。

Goodpatchのような外部パートナーという立ち位置だからこそ、クライアントが気づいていない課題に気づけますし、さまざまな企業のプロダクト開発チームを経験してナレッジを貯めることができます。

その結果、自分がどんな環境に合っているのか、どんなプロダクトをやりたいのかが見えてきますので、事業会社でプロダクトマネージャーをやっているけど自分のドメインを決めかねている方にとってはとても魅力的だと思います。

また、Goodpatchはクライアントの「パートナー」として伴走しているので、意思決定レイヤーの方ともフラットに話せるのが魅力です。


現在、Growthチームにはどんなメンバーがいますか?

現在は3人のチームで、うち2人がUXデザイナー出身、1人はセールスやマーケティング領域に強いメンバーです。私以外の2人は「勤務地選択制度」を使ってフルリモートで勤務をしています。メンバーはみんな、冷静でありながら事業をこうしたい、自分はこうありたいという熱い想いを持っています。

社員のライフスタイルにあわせた働き方の実現へ 勤務地選択制度を正式導入|News|Goodpatch グッドパッチ
デザインの力でビジネスを前進させるグローバルデザインカンパニーの株式会社グッドパッチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:土屋 尚史、証券コード:7351、以下、グッドパッチ)は、社員のライフスタイルにあわせた多様な働き方の実現と、日...
https://goodpatch.com/news/goforward-with-diverse-workstyles

そのため議論が白熱することもあるのですが、「正解は世に出してみてデータを取らないと分からない」という基本的な思考は共通しているので、議論が煮詰まっても「1回出してみよう」とうまく収束することが多いです。

これだけメンバーが熱いのは、クライアントワークのプロダクトマネージャーというポジションも、自分自身のキャリアも、まさに今自分が創っているという手触り感があるからだと思います。


そのようなGrowthチームのリーダーとして意識していることや、チームの課題を教えてください。

チームが正式に動き始めてまだ3ヶ月ほどですが、Growthチーム単体でプロジェクトを獲得するために、営業活動や発信活動・採用活動に力を入れているところです。

ニーズはあるものの市場認知がまだないことが課題です。プロダクトマネージャーを外部に委託することが想起されにくく、企業はまず人を採用しようとするんです。でも採用には時間がかかりますし、必ずしも望んだスキルの人材が見つかるとは限りません。そんなときに、一時的にでも外部のプロダクトマネージャーと一緒に活動することで、その間に自走できるように社内体制を整えることができます。

そういった世界観も含めてGrowthチームの有用性を伝えられるよう、ブログを書いたり外部メディアに寄稿したり、商材をどのように訴求していくかというマーケティングについて日々試行錯誤しています。

リーダーとしては、今の状況がメンバーにとって楽しい状態になってるのかを意識してコミュニケーションをとっています。メンバーの表情や言動を見ながら「今の落としどころに納得してる?」「やりたい方向に行ってる?」といった声かけはよくしています。


大本さんが描いている今後のGoodpatchでのキャリアパスをお聞かせください。 

事業責任者や経営ボードなど、事業を動かす側になっていきたいと思っています。

「Goodpatchは人材育成カンパニーになる」というのは、代表の土屋がずっとブレずに言っていることです。実際に、UXデザイナーだったメンバーがグループ会社の執行役員に任命された実績もありますので、どこまでも挑戦できる環境だと思っています。

世の中にはプロダクトマネージャー不足で困っている企業がたくさんあって、人間だけで応戦していては間に合いません。個人的な目標としては、未経験の方でもプロダクトを軌道に乗せられるように、私たちが蓄積してきたプロダクトマネージャーのナレッジをソフトウェアなどに落とし込んだサービスを作りたいです。


どのような方にGoodpatchのプロダクトマネージャーポジションをおすすめしますか?

不確実な物事が多い状況を楽しめるマインドがある方におすすめです。

スキル面に関しては、プロダクト開発の一連を経験された方におすすめします。企画からユーザーリサーチ・体験設計をしてエンジニアと会話をしながらリリースまで持っていった経験や、プロダクトの改善を起案した経験など、そのようなプロダクト開発のスキルセットは求めたいところです。

また、個人的にはUXデザイナーの方にもおすすめしたいです。スペシャリストというより、ジェネラリストとしてのキャリア形成に興味のある方、事業が伸びるために必要なことはやるというマインドセットの方であれば、やりがいを持って働いていただけますし、キャリアが大きく広がると思います!


ありがとうございました!

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Goodpatchはビジネス課題をデザインの力で解決するデザインカンパニーです。 「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」というビジョンのもと、デザインの力を証明するためにUI/UXデザインを強みとした新規事業の立ち上げや、企業のデザイン戦略立案、デザイン組織構築支援などを行い、 デザインの価値向上を目指しています。 主な事業は、企業のデザインパートナーとしてビジネス課題を解決するデザインパートナー事業と、クライアントワークのノウハウを活かした自社プロダクト開発を行うデザインプラットフォーム事業の2つです。 ▼デザインパートナー事業 日本を代表する大企業からスタートアップまで、様々な企業のデジタル領域での新規事業立ち上げ、リニューアルを支援しています。主な事例にSUNTORY+、SPEEDA、出前館、Unipos、モチベーションクラウドなどがあります。 実績:https://goodpatch.com/work デザインパートナー事業:https://design-partnership.goodpatch.com/ ▼デザインプラットフォーム事業 クライアントワークで得たノウハウを活かし、デザインを必要とするすべての方に向けてプロダクトを開発しています。 ・オンラインホワイトボード「Strap」https://product.strap.app/ ・デザイナー特化型キャリア支援サービス「ReDesigner」 https://redesigner.jp/ ・デザイナー学生の就活プラットフォーム「ReDesigner for Student」https://student.redesigner.jp/ ・プロトタイピングツール「Prott」 http://prottapp.com ▼Goodpatchヒストリー 2021年9月に創業10周年を迎え、約200名のデザインの力を信じる仲間が集まっています。今までのヒストリーについてはこちらをご覧ください。 https://goodpatch.com/design/story ▼情報発信 デザインをより身近に感じてもらうために、日々情報発信を行っています。 Goodpatch Blog http://goodpatch.com/blog/
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