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【ハノイ大学の教授に怒られた話】取締役のベトナム奮闘日記3。「教育ビジネスに立ちはだかる政治の壁」

吉田です。4月からベトナムのハノイに住み始めております。

本日はちょうど2024年の1月くらいのベトナム進出のお話。

1万円の請求書を発行してからの状況をお話します。

弾くポップコーン

やっとこさ1社2社獲得できた後、こんなに大変な思いをして1万円稼ぐのか。と思っていた矢先

10月からの営業活動の種まきが芽生え始めたのか、同じ日にポポポーンって3社4社と興味ありますと連絡をいただけた。年始に連絡いただいたのでベトナムの連休明けはメールの確認とかする週間があるんですかね。

ここからが1万円を稼いだ運用の数をこなす作業が発生した。あいさつ→お互いの紹介→世間話→運用方法→単価→契約→実施をとにかく回した。

忙しいのもあったのかもしれないけど、あんまり記憶がないんですよね。ただぐんぐんのサービスモデルでも売れるんだと根拠のない自信が確信に変わった気もしました。

少しホッとしてました

1と2の日記でもいろんな問題や課題があったように3社4社と話して同じように1社1社それぞれで問題が起きては話し合いを繰り返してました。問題はつきもの。なんでこんなに問題起きるんだろう?って思ってたら、問題が起きるのはゴルフでいうシャンクみたいなもんよ。って言われて腑に落ちた。

最近感じるんですよね。チームっていいなって

ベトナムに住み始めて約1ヶ月が過ぎようとしていて、感じることがあるんです。

ベトナムのお客さんとオフィスで話してると大体オフィスが1ルームとか、従業委員2~3名とかの会社規模が多くて。改めてオフィスに何百人もいるぐんぐんって大きい組織だなと感じさせられました。

日本で管理してくれてる人、フィリピン現地でお客さんの間に立ってオペレーション回してる人、フィリピン人、システムにレッスン登録する人、従業員の勤怠見てる人、お客さんと関係づくりをしてくれてる人、新しいサービス開始しようとしてる人、ベトナムマーケット拡大しようとしてる人

会社には最高のメンバーがいます。組織内にいろんな考えを持ったたくさん人が関わってます。考えが違うからこそ大変だしめんどくさいときもあるけど、そんな人がいるからエナジーが生まれて新しいことができたりするのかなって。そんな会社でありたいですね。

社会主義、一党独裁制の国で勝負してることを忘れるな

1つ1つの顧客について書いていくのはconfidentialなこともあるのでやめときますが、1月から小さい売上ですが、倍々と上がってきてます。それはそれで毎日頑張ってます。

そんな中ちょうど先週ですかね。ハノイ大学の英語科の人とお茶したんですよ。

なんでかというとですね。ベトナムで教育事業しようと思っていたのですが、外資企業介入の教育ビジネスは全て教育庁の許可を取らないといけないと知り、政治家さん知ってそうな人に「政治家さん知ってたら紹介して〜」って言いまくってました。

このハノイ大学教授がもしかすると、教育庁の下の教育訓練庁とかのコネ持ってる人で、学校まで乗り込んでやろうと勢いで会ってきました。

結論、いろんな助言をいただきました。
どんな助言かって「社会主義を舐めないほうが良いよ君。」とこてんぱんに言われました

理由は「政治体制をよく理解しないさい」ということでした。

社会主義なので、ロシア、中国、北朝鮮と同じ一党独裁体制。

日本は民主主義であり、資本主義経済。つまり、物事はみんなで決める。政府や警察は国民の生活をよくするための存在。一般的な土地など、個人の財産を認める。これが現状世界の流れ

社会主義、特に教育においては承認制。しかも外資の場合、首相承認が必要になる事もあって、「君みたいなのがパッと来てできるものではないということを覚えておきたまえ」みたいなことを言われました。

民主主義、自由が当たり前と思っていたのが盲点。その国の政治を勉強くらいしておけよ吉田と思った次第。

面白いことも教えてもらったので共有。日本語で調べたら「国家転覆罪」って書いてあった。

ベトナムの政治の悪口を言ったりするのはダメ。また、フェイスブックや個人のHPなどSNSを介して批判するのはいけません。しかも、「捕まっても注意くらいでしょ?」という考えはあまく、懲役何年、何十年という重い罰が待っているそうです。旅行者といえどもかなり容赦ないです。

ベトナムマーケット熱い!とか言ってた数ヶ月前。。。

飲食とかサクッとできるんですが。教育は特に外資の教育のシャットダウンは厳しいみたい。

あたらめてすごい国ですごいことしようとしてるんだなと認識。。。

そしてこのストーリーも悪口の部類に入らないことを祈ります。ベトナム政治最高大好きです。尊敬

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