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百貨店から転職し9ヶ月目。挑戦する若手が語るENGAWAの魅力とは?

「もっと生産者側の課題や状況に寄り添ったソリューションが提案したい」

そんな思いを抱き、異業種への転職という大きな決断を経てENGAWAへやってきた寺西は、入社9ヶ月目。持ち前の笑顔と明るさで周囲とコミュニケーションを取りながら、未経験の仕事に取り組む彼女は、まさに急成長中の若手である。現在、彼女はどのような仕事を担当し、その成長の先にどんな夢を持つのか話を聞いた。

▼ 寺西 優夏奈/Teranishi Yukana                          

Japan Brand Produce Dept.

2021年3月ENGAWA入社。学生時代は商学部に所属し、オーストラリアに半年間留学。2018年に新卒として大手百貨店に就職。菓子担当として、販売やテナントマネジメント業務、商品の仕入れや新規開拓を2年間行った後にENGAWA株式会社へ入社。現在は、OMOTENASHI Selection事業で営業やイベントなどの運営業務を担当。

ファーストキャリアは、日本全国から質の高い商品が集まる百貨店

ーー前職のお仕事について教えてください

大学卒業後、都内の大手百貨店に就職しました。

学生時代のアルバイトとして高校生から大学生の7年間、結婚式場のスタッフ、雑貨屋、飲食店など幅広く接客業に関わっていました。その経験を通じて、お客様の思いや考えを捉えながら、臨機応変に対応する接客の奥深さに魅力を感じ、将来のキャリアにおいても「接客のプロフェッショナル」を目指したいと思ったことが接客業を選択した理由です。

また、大学では商学部に所属し、商品レイアウトや導線など店舗販売のマーケティング戦略を学んだこともあり、全国から集められた質の高い商品を扱う百貨店をファーストキャリアとして選択しました。

ーーどんな業務をご担当されていたのでしょうか

百貨店では、和菓子・洋菓子を担当し、テナントとして入っているブランドのマネジメントと自社ブランドの運営をおこなっていました。

ブランドのマネジメントは、季節イベントの開催のディレクション業務やお客様対応、集客コンサルティング業務を行っていました。また自社ブランド運営業務は、自社ブランドの売場で販売する菓子の新規取引先の開拓、仕入れ、販売、在庫管理を行っていました。

「もっと生産者側に寄り添う提案をしたい」という思いが芽生え、ENGAWAへの入社を決意

ーー入社されたきっかけは?

自社ブランドで取り扱う商品の仕入れ先を新規開拓する中で、地方の菓子店様と商談する機会が多くありました。都内の有名店に匹敵するような魅力や優れた技術を持ちながらも、知名度や売り上げに課題をもつ菓子店様の現状を目の当たりにしました。そういった菓子店様に対して、「百貨店」の制限に捕らわれない、そのお店の状況・課題に寄り添ったソリューションを提案したいという思いが私の中で生まれたのがきっかけです。

私が所属しているJapan Brand Produce Dept.では、OMOTENASHI Selection(以下、おもてなしセレクション)というアワードプロジェクトが事業の主軸になっているのですが、私が目指していた「もっと生産者側の課題や状況に寄り添ったソリューションを提案したい」という思いとマッチしていたため、入社を決めました。

おもてなしセレクションは、日本の隠れた“おもてなし”心あふれる商品・サービスを発掘し、日本在住の外国人の審査により認定、世界に向けて発信することで、販路支援を行うアワードプロジェクトです。

前職では、百貨店という枠組みの中で菓子店様への販路支援の提案に制限がありましたが、おもてなしセレクションでは私たちで販路を開拓し、商品や状況に応じたソリューションをご紹介できる点や地方の隠れた素晴らしい商品にスポットライトを当てることができる点に魅力的に感じました。

お仕事を通して、幅広い問題解決をできるスキルを身に着けるための成長できるフィールドがあると確信できたのが入社を決めた理由です。

ENGAWAには、挑戦できる環境と挑戦を受け入れてくれるメンバーがいる

ーー入社されてからどんな業務を担当されましたか?

入社して1~2か月間はおもてなしセレクションの選定会運営に関するオペレーション業務を少しずつ任せていただきました。各商品の郵送や管理、商品の使用方法や特徴を確認しながら、アワードの運営の全体像を少しづつ理解していくことができました。

入社して3か月目以降は、おもてなしセレクションの受賞商品やサービスに対する販路支援に関わる機会が増えました。百貨店で50社ほどが出展する催事やカフェでの長期的な商品販売の企画の進行のオペレーション業務を担当するようになりました。

ーー今のお仕事内容を教えてください。

現在は、受賞商品の写真撮影のディレクションに挑戦しています。

おもてなしセレクション受賞商品に対し、オプションとして提供している撮影プランのサービスで、現在は20品ほどの撮影ディレクションを担当しています。商品のコンセプトが正しく伝わる写真になるよう、クライアント・社内・社外の制作担当の方など多方面の調整をし、スケジュール通りに撮影を進めています。

撮影は私にとって未知の業務でした。

最初は「何から手をつけてよいのか全くわからない状態」でしたが、カメラマンさんや関係者の方々とのコミュニケーションを増やし、フィードバックも自分から積極的にとりにいきながら、1つ1つ確実にタスクをこなすことを心がけています。

経験のない業務でも挑戦させてもらえること、そしてそんな難しいチャレンジを受け止めてくれる先輩メンバーがいることがENGAWAの素晴らしい点だと思います。

ーーお仕事の中で、印象に残っていることはありますか。

先輩社員の「最初はすぐにできるわけないから、できることを1つずつ増やしていこう。」という言葉は私の中にずっと残っています。

ENGAWAの先輩方を見ていると、大きい案件を動かすディレクションスキルに長けていたり、中国語や英語などの語学を活かして働いていたり、自分にないスキルや魅力を持っている方が非常に多いです。また、撮影業務など未経験の業務も幅広く任せてもらえることができる分、難易度の高さを感じることもあります。

そんな環境で自分の至らなさに悩むこともあった時期に、この言葉をかけていただき、焦らず自分の成長と向き合うきっかけになりました。

まずは、着実にできることを増やすのが、成長への1歩だと考えています。

TokyoWeekenderをはじめとする独自のリソースを活用し、おもてなしセレクションを世界に発信したい

ーーENGAWAに入って感じることはありますか?

私より半年早く入社された先輩が新企画の提案をしたら、チームリーダーは「この要素を足せば大丈夫なんじゃない?」とフィードバックをして、2~3週間で企画がまとまり、実行が決定しました。

前職では企画を担当できるメンバーは限られており、自身のアイディアを実現させることが難しかったので、ENGAWAに入社し、初めて1メンバーの案がスピーディに企画となっていく過程を真近で見ることができました。Willをもてばポジションに関係なく、企画立案を成し遂げられることを実感しました。

そういったスピード感や柔軟性もENGAWAの特徴の1つではないかと思います。

ーー今後、やってみたいことはありますか。

おもてなしセレクションをより多くの人に認知してもらえるように、「新企画を打ち出すこと」が目標です。今は自分ができることを着実に少しずつ増やし、視野を広げています。ENGAWAは、在住外国人向けのTokyoWeekenderという独自のメディアを運営する事業部や外国人向けのデジタルマーケティングのナレッジを持つ事業部があるので、そういった社内のリソースをうまく活用できれば、おもてなしセレクションを認知してもらうインパクトは非常に大きいと思います。

おもてなしセレクションの運営では、百貨店や商業施設でのイベントなどでクライアントの方と直接接する機会が多くあります。その際に「自分達では催事出店も叶えることができなかったが、ENGAWAのお陰で非常によい経験になりました」という言葉をダイレクトにいただくことができ、心が温かくなったこともありました。大切な商品にスポットライトを当てるきっかけを作ることができたのは非常に嬉しかったんです。

ENGAWAの会社全体でおもてなしセレクションの魅力的な受賞商品やサービスを世界に発信できたらと思います。


▼ 映画の舞台となった地元の古民家を訪れた寺西さん

<寺西さんはこんな人!>

▼ Mgrより

部署の中で一番の若手ですが、天真爛漫を地で行くキャラで部署を明るくしてくれています。業務的には、今まで経験のない業務でも積極的にチャレンジする姿勢や最後までやり切ろうとする姿勢がとても頼もしいなと思います。

▼ 同僚より

どんな作業でも率先して取り組み、担当企画では責任感を持っていつも一生懸命な姿勢が印象的です。誰に対しても優しく、思いやりがあり、ポジティブなエネルギーをチームに与えてくれています。

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