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【Tech Team Blog】la belle vieのプロダクトマネージャに期待する2つのこと

Photo by Surface on Unsplash

こんにちは。TS&I部のディレクターの野口です。

2022年4月に入社し、プロダクトチームの主幹をしています。

TS&I部はla belle vieが運営する一般顧客様向けサービスGILT/GLADD、各ベンダー様(ブランド様)向けバックオフィスシステム、社内ロジスティクスシステムなどの各システム運用・開発、その他社内ITサポートなど社内のITに関することほぼすべてを担当しています。いわゆる、開発部門+社内情報システム部門のような非常に守備範囲の広い部署となります。

その中でも、GILT/GLADDに関連するサービスを中心に様々なニーズをサービスに反映させていくプロダクトマネージャの仕事を何度かにわけてご紹介します。

la belle vieのプロダクトマネージャへの期待値

ここ2年ほどでsijou プロダクトマネージャ(PdM)のポジション採用の求人をよく目にするようになりました。一方で、各社の募集に関する記事やJob Discriptionを見ると同じロール名でも期待されてることは大きく異なるようです。今回は、弊社でのPdMに対する期待値についてご紹介します。

プロダクトを成功させるためのアクションをとる

最初からものすごく抽象的な話になってしまいました。「そもそもプロダクトの成功とは?」「成功させるためのアクションとは?」の話になってしまいます。

弊社は全社のミッションとして「Design Next Shopping Experience(次世代のショッピング体験をデザインする)」ビジョンとして「No.1 Brand Inventories Solutions (No.1ブランド在庫ソリューション)」を掲げています。これらを社会に浸透させることができれば成功といえるでしょう。でも、これは最終的達成されるものであり、内容としても抽象的です。

日々の仕事を進めるうえではもっと具体的なものが必要になります。より現状に近いところに目線を向けたものであると会社として収益を上げるための事業の成功が一つの柱になります。具体的に言うとKGIとしてのGMV(Gross Merchandise Value)増加やそれらを生み出すためのアクティブユーザー数の増加や購入者数増加・再訪率増加などを達成できると成功といえます。

ただこれも、誰しもが経験したことではありますが、「開発コストを大きくかけて、ほんの少しGMVがリフトした」や「キャンペーンサイトをつくったら一時的に数値が改善した」というだけでは成功したとは言えません。あくまでも事業としてプラスになっている状態を継続することができて初めて成功といえます。

このようにサービスにとって良い状態が継続して発生していることを成功とし、担当しているサービスを通して、会社に(もっと広く言うと社会に)メリットをもたらすためのアクションを取ることを期待しています。

ステークホルダーとの対話により最適解を導く

弊社のビジネスはBtoBtoCモデルとなっており、会社を取り巻くステークホルダーとしても、セールを開催するベンダー様(ブランド様)と商品を購入する一般ユーザー様がいます。社外に目を向けると、それぞれ違う立場のステークホルダーがいます。

社内にもベンダー様・一般ユーザー様に向き合う部署としてマーチャンダイジング(MD)部門とマーケティング(MK)部門があります。

MD部門は主にベンダー様とのカウンターを担当し、各サイト上で開催するセールの企画や運用を担当します。主にセール管理や商品管理などのバックオフィス機能を利用します。一方でMK部門は一般ユーザー様とのカウンターを担当し、サイト上での接客、メルマガ運用、SNS運用をはじめとする顧客コミュニケーションを担当します。これ以外にも、弊社には大きな商品倉庫の管理や商品配送を行うロジスティクス部門、顧客問い合わせに対応するカスタマーエクスペリエンス(CX)部門があります。

このように、各サービスを取り巻くステークホルダーはさまざまなポジションの人々がいます。加えて、それらの人たちが目的としていることがことなるため、システムに求めるニーズも異なります。場合によっては相反する内容になることもあります。

プロダクトマネージャはそれらのステークホルダーとコミュニケーションをとり、それぞれのニーズの中からシステムに反映させるべき最適解を導くことが求められます。

今回のまとめ

今回はla belle vieのプロダクトマネージャへの期待値について書いていきました。この記事にするまえに色々考えてみたものの、最終的にはこの2つに集約されると思いこの2点について書いてみました。次回は、派手な仕事にみえるけど、実際は地味で積み上げが必要なプロダクトマネージャの仕事についてご紹介します。

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