［ITコンサル］情報やデータを武器に、クライアントの課題解決に向き合う｜畑山葵

Gizumoの小松です。
みなさまにGizumoのことをさらに知っていただきたいと思い、メンバーのインタビューを行っています。

今回は、ITコンサルタントの『畑山』にお話をお聞きしました！

畑山さんは、企業のDX支援を行う『クラウドSE』事業部にて、お客様のお悩みのヒアリングやサービス提案を担当しています。”『クラウドSE』の強み”や”働くうえで心がけていること”などをお話していただきました。

▍入社の経緯と『クラウドSE』サービスについて

Gizumoへの入社の経緯を教えてください。

Gizumoに入社する前は大手SIerに4年ほど常駐していて、ネットワークの保守・運用、クライアントとの調整業務、要件定義などに携わっていました。クライアントとやりとりする中で、ITという側面からもっと企業の課題解決ができればと思い、ITコンサルタントに興味を持ちました。

ただ、ITコンサルタントとしてお客様に寄り添った提案をするために、自分にはエンジニアリングスキルが足りていないと感じていました。Gizumoはエンジニアの育成に力を入れていることを知り、そういった環境で自分の知識の幅をより広げたいと思って応募しました。結果として、ITコンサルタントとして働きつつ開発の知識も身につけていくという形でGizumoへの入社を決めました。

『クラウドSE』事業では、どのようなサービスを展開しているのですか？

一言でいうと、”情シス業務を必要な分だけアウトソースできるBPOサービス”です。”情シス業務”と呼ばれている業務は何でもお引き受けしています。

お問い合わせいただく企業様のお悩みとしては、「社内の情シス担当者様が退職されて困っている」、「情シス担当者様の業務量が多く負担になっている」、「小売業で店舗からのお問い合わせが増えてきた」、といったケースが多いです。そういった場合に、情シス担当者様が抱えていた業務をそのまま引き継いでご対応させていただくことも可能ですし、ヘルプデスクなど一部だけをお引き受けすることも可能です。『クラウドSE』は時間単位で切り分けてサービス提供しているので、業務のボリュームをヒアリングしたうえで、「じゃあ月40時間くらい確保しましょう」とか「まずは月10時間からスタートしてみましょう」など調整させていただいています。

『クラウドSE』ならではの強みはなんですか？

Gizumoはエンジニアが多く在籍しているので、ITに関する専門的なお問い合わせにも対応できる点が強みです。業務システム周りやECサイトの保守・運用、Web広告の集客に関するお問い合わせも多くいただいているのですが、その中で使用するAWSやAzureなど、エンジニアと直接連携を取って対応しています。

また、お引き受けした業務は外部委託などをしていないので、全てGizumoの社員が一貫して対応している安心感も強みです。クライアントの環境に寄り添って連絡ツールなども幅広く対応しているので、クライアントの負担にならないようなご支援ができていると思います。

『クラウドSE』の今後の展望を教えてください！

よりスムーズに分かりやすくサービスをご利用いただけるような仕組みを準備しています。また、多様なご要望にお応えができるようサービス提供幅もさらに拡大させていきます。

現状多くのお客様からお問い合わせいただいていますが、その分競合のサービスも増えてきていることを実感しています。利用のしやすさと幅広いソリューションで、サービスにさらなる付加価値をつけていきたいです。

▍ITコンサルタントの業務内容

畑山さんはどのような業務を担当しているのですか？

セールスからコンサルティングまで一貫してクライアント対応を行っています。

セールスは、主にフィールドセールスと呼ばれる部分を担当しています。実際にお客様との商談をセッティングさせていただき、サービスの提案や契約締結などを行うイメージです。

コンサルティング業務としては、クライアントの状況をヒアリングして業務改善が必要な部分を洗い出したり、実際にツールを導入したり、社内でのスケジュールを調整したりといった業務を行っています。チームの中のヘルプデスク部隊やエンジニアと連携を取りながら、クライアントの要望を実現できるよう取り組んでいます。

どんなときにやりがいを感じますか？

成約が決まるともちろん嬉しいですが、私としてはその後のサポート面でやりがいを感じることが多いです。クライアントと一緒に課題をどう解決できるか考えたり、実際に課題解決をサポートさせていただくことが自分のモチベーションになっています。クライアントとの信頼関係を築くことが大切なので、「畑山さんにずっと担当してほしい」というお声をいただけると嬉しいです。

働く中で大変だと思う瞬間はありますか？

自分の知識にない情報を要求されるケースもあるので、情報収集や新しい知識のインプットは大変な部分でもあると思います。ITツールって無限にあるので、メジャーじゃないツールや新しくアップデートされたサービスのお話をされることもあるんです。そういった場合にもなるべく的確な回答ができるように、SaaSやアプリケーションについては常にインプットできるようアンテナを張っています。

新しい知識はどのようにインプットしているのですか？

知らない情報が出てきた際は、すでにリリースされているサービスがまとめてあるマップを見たり、ChatGPTを活用して調べています。比較記事やNEWS記事、SNSを確認して、サービスのローンチ情報をキャッチすることもあります。情報やデータはクライアントに提案する際に武器になると思っているので、自分の話に説得力を持たせられるよう日々欠かさずに情報収集しています。

新しいサービスを見つけた時は、「こんなサービスあるんだ」で止まってしまうのではなく、「これってこのお客様に使えそうかも」というところまで考えるようにしています。

働く中で心がけていることはありますか？

エンジニアの仕事って答えが明確で、なぜここにエラーが出たのか、どこが間違っているのかを把握しやすいと思うんです。でもクライアントのお悩みには明確な正解がないパターンが多いので、たくさんの情報を提供して方向性を定めることが重要です。顧客満足度向上のためにも、聞かれたことだけでなくクライアントが知りたそうな情報を提示したり、補足情報を丁寧に伝えることを心がけています。

チームはどのような雰囲気ですか？

互いにコミュニケーションを取ったり話し合いながら働ける環境だと思います。ただ、ずっと和気あいあいと話しながら働くというよりは個々の業務も尊重する雰囲気です。

有り難いことにメンバーみんな忙しくさせていただいていますが、出社して顔を合わせたときは特に意識的にコミュニケーションを取るようにしています。チームの規模も大きくなってきていますし、相談しやすい環境づくりはこれからも大切にしていきたいです。

今後どのような人と一緒に働きたいですか？

新卒の方だと、仕事に対する意欲や物事を前向きに捉えられるマインドを持っている方と一緒に働きたいです。スキルはこれから磨けるのでご安心ください。

中途の方に関してはこれまでの経験も大切だと思いますが、”新しい環境でどのようにパフォーマンスを発揮できるか”が重要だと思っています。自分が何を求められているのか考えながら課題解決する力を持っている方が、今のチームに必要だと思います。

特にヒアリングが重要な業務なので、新卒/中途問わずお客様とコミュニケーションをとって情報収集できる方は活躍しやすいです。社内にはそれぞれの専門に特化した有識者がたくさんいるので、個々の強みを活かしながらチームで補っていけたらと思います。

▍今後の展望とGizumoに対する思い

畑山さん自身のキャリアの展望を教えてください。

ゆくゆくは経営コンサルタントとして、会社の戦略に関わっていけるような働きがしたいと思っています。企業の経営者様と関わる機会も多く、業務についてのお困りごとだけではなく経営戦略の部分にも踏み込んだご提案ができると信頼関係もより築きやすくなると感じていますし、今後『クラウドSE』事業の拡大にも繋がるはずです。これまで以上に他部署との連携を強化して、マーケティングや経営に関する知見も磨いていきたいです。