「たいしょー!」
井原 大将(いはら ひろまさ)さんのことを、ヒラソルでは全員がそう呼ぶ。
仕事も趣味もものづくり×DXという彼のモチベーションは、「やってみよう」「試してみよう」から。大手通信会社からヒラソルに転職して5年目を迎えるタイショウ氏の存在は、今では社内外でヒトとヒト、技術と技術をつなぐ架け橋となっている。
「大手企業からヒラソルへの転職の経緯は?」
学生時代、落合研究室の先輩からヒラソルを紹介されました。私たち研究室の技術を使って会社を起こしたヒラソルの事業を面白いと思って、最初はインターン生としてジョインしました。当時のヒラソルの本社はシェアオフィス、席も1つしかない状況。自分の立場とか、働き方とか、細かいことは考えてなかったですね。ヒラソルにそのまま就職するか、大手で違う世界を経験するか悩んだ末、最初の会社を選びました。
でもやっぱりヒラソルと一緒に実現したい世界を諦めきれなかったんですよね。
ヒラソルがNEDOの受託を請けるようになって、人やモノが少しずつ増えて。今このタイミングだ、と思って戻ってきました。
結果として大手での仕事を経験できたからこそ、今の働きやすさや仕事の面白さを実感しています。
「ヒラソルにはどんなやりがいあるの?」
前職では1つのチーム、例えば20人くらいでしょうか。その中である範囲の中で仕事を進め深めていく。でもヒラソルは、自分自身が1人親方というか。自分の範囲を持って、責任を持って仕事を進めつつ、違う分野の職人とも協力して成果をあげていくような感じです。
周りは自分と違うことをやっているので、協力が必要な時は頼みやすいし、違う分野の人と協働することで、周りが何をやっているのか、全体像も見えてきます。だから、ヒラソルで働くと「深める」「広げる」この両方を経験できます。
今のところ他の人と仕事の中身をシェアしていないので、仕事のプロセスや優先順位も自分で決められます。必要あれば出社して打ち合わせもするし、こもって仕事したい時は家で集中する。これはエンジニアにとってはとても働きやすい環境ではないでしょうか。
ヒラソルにはどんな人が向いているでしょうか。
ヒラソルは技術屋ですから。しかもハードとソフトの両方です。
アナログ的なものづくりの面白さだけでなく、日々刻々と変わっていくDXというハイテクを追い、進化していくことが求められます。だから、他の人がやっていることは知らない、ではなく、相手がやっていることにも興味を持って、自分もインスパイアされていく、そんな人が向いていると思います。新しいことに「へー!」「なにそれ!」と興味を持って自分も試したり取り入れたり。実際に、同僚との雑談やSLACKでのやりとりは、仕事はもちろん、時に私生活まで刺激をもたらせてくれます。
DX時代の技術オタクだからこそ、隣のオタクの世界も大事にしたい。
仕事をするうえで大事にしていることは?
面白いことを面白がること。
そして、意味のあることをやっていく、ことでしょうか。
だから、周りに何か頼むときも、分かりやすく説明し、お願いした先の、意義を感じてもらったうえで進めてもらいたいと思っています。
ヒラソルは自由度の高い職場ですが、一方で、一人一人の責任が重い職場です。同僚の時間や世界を大事にすること、私は心がけています。
これからやっていきたいことは?
このまま「やってみよう」「試してみよう」を突き進み、ソフトウェアの面でもっと柔軟な仕組みを実現したいです。
これからの次世代エネルギー分野は、ソフトウェアの力でますます効率化され、可能性が広がっていくものと考えます。だからこそ、我々ヒラソルにとってプレゼンスを上げていくチャンスです。
今年の秋口にスマートメーターの本格活用が始まります。これにより、個人や企業の電力需要がリアルタイムで可視化され、電力事業は包括的な利用や効率化が進んでいくでしょう。ヒラソルでもクライアントの裾野が広がっていくでしょうし、だからこそチームの力がますます大事になってくると考えています。
自分や他人の「この方がもっといい」アイデアを尊重しながら、チームで一緒に、付加価値の高い、新しいサービスや仕組みを実現していきたいです。
<編集後記>
私生活でも家族からの受注を受けて、風呂場の床張り替えから、棚づくり、3Dプリンターによる小物づくりまでこなすたいしょう氏。
「趣味も仕事もやりたいことをやっているという意味で大きな垣根がないんですよね。」
いいね、で終わらず、自分でできないか調べてみよう。やってみよう。
ヒラソルの商品もそんな「やってみよう」なメンバーによって生まれ、育っています。
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