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アジアNo.1に向けて、エンジニアに求められるコミュニケーションスキル

こんにちは、人事の高橋です。
今回は、CTOの篠塚に、ジーニーのものづくりやキャリアについてインタビューしました。

R&D本部 CTO 篠塚英伸

世の中にインパクトを与える仕事がしたい

-ジーニーへ入社した経緯を教えてください。

大学院に在籍しているときから、”日本のモノづくりってすごいな”と思っていました。世界で戦っている産業ですし、かつて日本の製造業は「世界No.1」と称されていましたから。
私自身、“世の中にインパクトを与える仕事をしたい”と思っていたこともあって、前職では、製造業向けのコンサルティング会社に勤めていました。そこで、設計から製造までの開発プロセスを効率化するパッケージシステムを開発していました。

しかし、製造業はまだまだ重厚長大で、ITエンジニアの力でダイレクトに影響を与えるのは難しいと感じるようになりました。
そして、IT(Web)業界ならエンジニアの発想で多くの人に使ってもらえる、インパクトを与える仕事ができると思ったんです。ちょうどインターネット広告に着目し始めた頃、ジーニーを知りました。

当時から、工藤さん(代表取締役社長)は「世界No.1」になるという明確なビジョンを持っていて、それを聞いたとき、「自分の志向と合っている、これは入るしかない」と思ったんです。
ジーニーの場合、エンジニアが事業にダイレクトに影響を与えることができる上、アドテクノロジーはWeb業界を支える花形ですから、世の中にインパクトを与えることもできます。そんな経緯で、2012年8月にジーニーへジョインしました。

-入社後は、どのような仕事をされてきたんでしょうか。

ジーニーでやってきた仕事は、大きく2つあります。

まず1つ目は、SSPをちゃんと立ち上げる、という仕事です。
初期バージョンは不安定で制約も多く、今後の事業拡大が難しい状況でした。このため、完全に作り替える決断をし、現在の「GenieeSSP」を作りました。独自システムに作り替えたことで、OEM提供も可能になり事業の幅が広がりましたね。

2つ目は、業務改善です。営業やオペレーションなど、各担当者がどのような業務をどのようなプロセスで行っているのか、全て洗い出しました。業務を標準化した上で、「GenieeSSP」の開発と連携させていきました。


エンジニアに求められるコミュニケーションスキル

-最近はどのような仕事をしていますか?

現在、ジーニーは「アジアNo.1」を目指しています。R&D本部としては、その実現に向けて世界的なプロダクトにも負けないようなシステム基盤の整備が必要となります。

例えば、海外の大企業にシステムを入れてもらうためには、プロダクトそのものを‟本物”、つまり国内だけで通用するものではなく、世界に通用するレベルにしなければなりません。
そのためにDSP、DMP、SSPの基盤整備をしたり、実際に海外のクライアント様の本社に行って、先方のエンジニアさんたちと、どうすれば上手く連携できるか直接ディスカッションしたりしています。

-アジアNo.1に向けて、今、篠塚さんは何が課題だと考えていますか?

まずは、単純にコミュニケーション能力に課題があるなと思っています。海外の人とどうやって上手くプロジェクトを回すのかですね。
言葉の壁もありますし、文化や時間軸、優先順位の付け方など、全てが違う。それらを踏まえた上で、ジーニーのエンジニアたちがいかに上手くプロジェクトを進められるかが課題です。

大きな納品になってくると、クライアント先も関係者が他部署にまたがります。関係者たちの合意を1つひとつ取っていくことがスムーズにプロジェクトを進めるコツだと思うんですが、それをやり遂げるコミュニケーション能力やプロジェクト推進力が必要です。

それは私自身もそうですし、海外チームもそうだと思います。
単純に英語が話せたらいいというわけではなく、総合力が求められるんですね。

例えば、GenieeSSPを提供することで、現地クライアントのビジネスをどう発展させていくのか、ビジネスプランを一緒に考えたり。
先方のエンジニアと、どのようなステップでシステム連携していけばスムーズか、一緒に描いたり。

これまで以上に、コミュニケーションスキルが重要になってきます。総合的なコミュニケーション課題を乗り越えることができれば、「アジアNo.1」の実現がもっともっと近づくだろうと思います。


世界No.1といえるプロダクトを作る

-最後に、今後の篠塚さんの目標を教えてください!

「世界No.1といえるプロダクトを作る」ことです。
そのために、今さまざまな課題に取り組んでいるという感じですね。
事業面では、現在、ジーニーの主軸事業はSSPですが、次の柱となるような事業をしっかりと立ち上げていく必要があります。

社内体制面では、エンジニアにもっと楽しく、自ら価値を創造できるような働き方をしてほしいなと思っています。そのための環境づくりをもっとしていきたいですね。

会社が大きくなると、営業とエンジニア、海外と国内で、距離ができてしまいます。私がハブとなって現場感を伝えることも必要ですし、エンジニア発のアイデアを形にしていけるようなプロジェクトの立ち上げをサポートする制度を作るのも手だと思っています。

ただ単純に働きやすい、というだけではなく、エンジニアがエンジニアとして価値を創造していける環境を作っていきたいですね。そうすれば、世界No.1のプロダクトも作っていけると思います。

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