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Director

株式会社GEN-TEN ENTERPRISEに入る前

15歳で単身オーストラリアに留学しました。 そこでゴルフ日本と海外のコーチングの差を感じ、帰国後21歳でティーチングライセンスを取得して25歳でGEN-TENを設立し現在に至ります。 起業してからもゴルフへの情熱は高まるばかりで、ゴルフの本場スコットランドや、アメリカにもひとり旅に出かけています。

GEN-TENのコンセプトは「Discovery & Happiness」です。これは従来のゴルフレッスンの目的である上達という機能の枠を超えて、ゴルフの楽しさの発見、そしてゴルフを通じての感動体験を提供したいという想いから由来しています。

現在

現在はディレクターという役割で組織運営を主な仕事にしています。主にサービスの標準化やコンテンツの開発、そしてコーチが働きやすい環境を作るのが仕事です。一緒に働くのはみんなゴルフコーチですから、ゴルフを通じた共通の認識も多く、好きなことを仕事にしているので仕組みを作るのはいつも楽しいです。

なかでもコンテンツの開発は新しい会場(契約ゴルフコース)を探したり、新しいプログラムを作ったり、ウェブ上の新しいサービスを開発したりする仕事で、どうやったらゴルフを楽しく魅力的に提供できるか常に考えています。 契約コースは国内の常設コースだけで23コース。北海道や沖縄などシーズナルなコースと海外も合わせると40以上になります。 土地が変われば環境や文化も変わります。仕事を通じて素晴らしい景色が見れたり、美味しい食事が食べれたり、友人が増えたり、そういう体験ができることも魅力の一つです。

株式会社GEN-TEN ENTERPRISEについて

GEN-TENはコーチが全国に散らばっています。ですから普段は顔を合わせて仕事をする機会が少なくリモートワークというそれぞれが別々の場所で働くワークスタイルを実践しています。監督や指示はありませんから、自らすべきことを考えて主体的に仕事に取り組みます。働く日も、働く時間も、働く場所も自由です。

そんな仕事を効率よくサポートしてくれるのがITです。ミーティングは基本的にオンラインのビデオ会議システムを使います。メールやSNSも積極的に使いますし、社内専用のポータルサイトまであります。情報をできる限り共有して、個人が必要な情報や支援をいつでも受け取れるようにしています。当初はPCやタブレットをほとんど使ったことがなかった人も、いまではバッチリ使いこなしていますよ(笑)

こんな働き方なので個人の自由を重んじる社風ですが、怠けたり、手を抜いたりする人はいないし、みんな明るく一生懸命に働いています。 新しく入ってきた人が最初に必ず言う一言は「みんなすごく良い人ですね!」です。これは私にとっての最大の褒め言葉ですが、たぶんみんなが自分の好きなことを好きなようにやっているので自然と性格や表情もよくなるのだと思います。

今後どういうことをしていきたいか

これから成し遂げたいことはいくつかあります。 一つはゴルフを時代に合わせて変化させ成熟させていくことです。600年以上の長い歴史があるゴルフですが、今は世界中でプレーされプレイヤーの性別、年齢、人種も様々です。ですから楽しみ方にも多様性があっていいと思います。時代にあった新しいゴルフの楽しみ方を提案していきたいと思っています。

もう一つはゴルフコーチの社会的地位の向上です。 日本には数千人のゴルフコーチがいます。そしてゴルフ人口の減少に反してその数は増え続けています。需要の減少に対して供給の増加が続いていますから、一人当たりの労働生産性は低下します。それでは十分な報酬ややりがいを得ることができません。 私たちはお客様に「ゴルフの楽しさ」という体験を提供することで需要を増やし続けています。コーチ一人一人がアイディアを考え、実行し、改善することで、お客様から対価を受け取り、それを雇用、税、消費という分配行為を通じて社会に還元できると思っています。そういうサイクルを作り出すことがコーチの社会的地位の向上に繋がり、仕事のやりがいや意義を作り出すと思っています。 そのためにはまずコーチ自身が変わらなくてはいけません。ゴルフを追求すると同時にサービスやビジネスの追求をすることです。これらの教育や仕組みを作っていくことが私のミッションだと思っています。

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