自己紹介
2017~2020年 大手不動産会社に新卒入社、営業として働く
- 土地の有効活用として駐車場の開設を地主に提案する日々
2020~2022年 ベンチャー企業にWebエンジニアとして転職
- 自社プロダクトのアプリ開発を通し、フルスタックなエンジニアを目指して奮闘
2023年 株式会社gecogeco 入社
大学時代は天文学を専攻
スポーツ(する派)、漫画、自然の絶景を見るのが好き
▼前職の同僚とスノボ
なぜ海外転職しようと思ったのか
不動産会社の営業職でキャリアをスタートさせ、社会人4年目でWebエンジニアにキャリアチェンジしました。
エンジニアに転職した理由はいろいろありますが、Webシステムを作るの面白そうだなという純粋な興味と、営業職と比較して、ライフイベントの影響を受けずにキャリアを築くことができる職業だと考えたことが主な理由です。
こうしてエンジニアに転職したことで、日本国内に特化された環境から海外の情報に触れる機会が多い環境に変わりました。
それまであまり気に留めていなかった英語力に課題を感じ、英語を勉強してみたのですが、これがまあ続かず...海外に住んで否が応でも学ばないといけない環境に身を投じた方が自分に合っているのでは?という考えに至ったころ、人生で一度は日本以外の国に住む経験がしたいという気持ちになっていたこともあり、本格的に海外移住を検討し始めました。
最初はワーホリを中心に情報を集めていたのですが、現地での就職先はレストランやカフェなどが多く、英語力は伸びるかもしれないけれど、エンジニアとしてのキャリアが停滞してしまう懸念がありました。
そこで、海外に住み、英語力を伸ばしながら、エンジニアとしてキャリアアップできる環境を探すという一石三鳥作戦で転職活動をスタートさせました。
▼海外転職の後押しとなった書籍
なぜgecoに入社を決めたのか
Wantedlyで「海外拠点×エンジニア」で求人を探していたところ、gecoを見つけました。
入社を決めた主な理由は5つです。
1.日本と往来しやすい
実はgocoを見つける前から、移住先としてフィリピンは目を付けていました。
フィリピンではほとんどの人が英語が堪能だと聞いていましたし、日本から近く時差がほとんどないのも魅力でした。(成田-セブ間のフライトは5時間ほど)
私の場合、結婚3年目になるパートナーがいるので、海外に転職する場合は一緒に移住するか、別々で暮らすかを考える必要がありました。パートナーと一緒にセブに移住している同僚もいますが、私の場合は、パートナーと話し合った結果「これからの2~3年を、ライフイベントに左右されないで、キャリアに集中する期間にしてもいいよね」となり、パートナーは日本に残ることになっていたので、頻繁に帰国しやすいこの近さはありがたいです。
2.英語力をアップさせたいという意欲があれば働くことができる
私の場合、転職活動時点での英語力はというと、TOEIC L&Rテストのスコアが640点で、特にスピーキング力は自信がない状態でした。
そんな中、gecoでは英語力は働く中である程度自然と伸ばすことができるという考えのもと、英語を伸ばしたいという意欲があればOKでした。
また、社内のコミュニケーションはほぼ英語であり、セブ市内でも英語を使うという環境が、私の英語力アップという目的にマッチしていると思いました。
3.エンジニアとしてスキルアップできる環境
前職は自社開発会社だったのですが、未経験で入社したにもかかわらず、幅広い開発工程(要件定義からリリースまで)と技術領域(フロントエンド、バックエンド、インフラ)に携わらせてもらえた、いわば恵まれた環境でした。そのため、必然的に「汎用性の高い技術が身につくか」や「様々な領域の業務に携われるか」を気にしながら求人をチェックしていました。
gecoではAWS領域に強みがあり、インフラの環境構築を一から経験することができそうだったことや、オフショア開発のブリッジという経験のない業務にもチャレンジできそうだったことが魅力でした。
4.経験年数ではなく経験内容とスキルで判断してくれた
実は、「海外拠点×エンジニア」の求人は、多くはないもののいくつかありました。
ただ、海外移住を伴う求人だと、「実務経験5年以上、オフショア開発の現場責任者募集!」のような3年以上の経験年数を求められるものが多く、また、前職で使っていた技術を活かしにくい求人がほとんどでした。
gecoはというと、前職でも使っていたAWSやJavaScriptの技術を活かしつつ、さらに向上させていくことができるというところが大きな魅力でした。AWSやJavaScripは採用している企業が多く、汎用的なスキルとして今後のキャリアにプラスになると感じたからです。
また、経験年数に応じたポジションというより、スキルテストや面接といった採用プロセスの中で、私が今できること、できないことをさらけ出され、現在のスキルに合ったポジションでオファーをもらったと感じています。
5.社員を大切にしている会社だと感じた
海外移住を伴う転職なので、会社やgecoで働いている方々とマッチするかは重要なポイントでした。
代表の御手洗さんをはじめ、採用プロセスでお話しした方々の人柄に惹かれましたし、社員を大切にしていそうな会社だと感じたことが、入社の決め手になりました。
また、採用プロセスが丁寧で、入社後の業務のイメージのすり合わせをしてくてくれたり、セブで生活する日本人メンバーとの面談の機会を設けてくれたりと、こちらの不安を払拭しようと働きかけてくれました。
gecoに入社してみて感じたこと
まず、皆さん本当に優しいです。
私がまだ英語で上手く伝えられないことも多いのですが、嫌な顔をせず、説明をし直してくれたり、話を汲み取ろうとしてくれたりします。また、フィリピン人のメンバーはコンピューターサイエンスを専攻した人がほとんどで、また私よりもエンジニアとしてのキャリアが長く優秀な人も多いので、たくさん刺激をもらっています。
この人たちともっとうまくコミュニケーションを取りたい!というのが私の今の英語学習のモチベーションです。
また、いい意味で落ち着いている会社だなと。
中でも入社して一番驚いたことは、ドキュメントや社内Wikiがとても整備されていることです。
少人数の会社だと暗黙知みたいなものが蓄積して、属人性が生まれがちだと思いますが、後から入社した人が困らないように言語化されているのがありがたいと感じました。
▼月1の全社会
今gecoで何をしてるの?
現在私は中小企業のM&Aの仲介事業を行っているクライアントの2つのプロジェクトに携わっています。それらのプロジェクトの中で、開発業務とBSE業務の両方の業務を行っており、現在は開発業務を通じてプロジェクトやクライアントへの理解を深めつつ、少しずつ先輩社員から引き継ぎを行いBSE業務の範囲を広げています。
1つ目は、クライアントのお客様向けに、M&Aのマッチングを推進するアプリケーションの初期リリースに向け、AWSレイヤーの構築のみを担当しているプロジェクトです。アプリケーションはクライアントが開発をしています。
BSE2人と開発リードとメンバーの計4人のチームで、私も主に開発メンバーとしてプロジェクトに携わっています。
このプロジェクトでは、立ち上げから参画できたので、AWSで一からインフラ構築していく経験ができました。現在は初期リリースに向け、クライアントからの要求に対して、最適なAWSの設定を検討し、適用していくのが主な仕事です。
2つ目は、クライアントの社内向けデータ検索アプリケーションの運用・保守を行っているプロジェクトです。AWSレイヤーはもちろん、フロントエンドやバックエンドの開発に携わる機会もあるので、幅広く知識を吸収しているところです。
こちらも1つ目のプロジェクトと同じようなメンバー構成で、主に開発業務に携わっていましたが、クライアントとのミーティングのファシリテートを先輩から引き継ぐなど、BSE業務の比重が徐々に増えていっています。
クライアントの要望を正確に把握し、それをメンバーに伝えるというのは想像以上に難しく、日々苦戦しながらではありますが、BSEとしてプロジェクトを進行できるようになるよう、全力で取り組んでいるところです。
最後に今後の目標を!
喫緊の目標は、会話に困らないくらいの英語力を身に着け、BSEとしてプロジェクトを円滑にまわせるようになることです。
また、技術領域のスキルアップを行い、プロジェクトを引っ張っていけるようなテックリードになりたいです。
あとは、セブで友達を作ることですね!フィリピン人に限らず様々な国籍の人がセブで働いているので、このチャンスを活かしたいです。
グローバルに活躍できるエンジニアになれるよう、まずはその土台をgecoで築いていきたいと考えています。
▼社内のハイキングクラブ